📖店長ブログ
中央市で2013年製 日立縦型洗濯機 白い約束NW-7MYを分解クリーニングしました。分解していくとカビ、水垢、洗剤カスなどで強く汚れていました。分解した部品は手作業と高圧洗浄機でキレイになりました。
↑乾燥機能がない普通タイプの白い約束です。本体を洗濯パンから出して作業をします。
↑型式 2013年製 NW-7MY 洗濯容量7kg
↑分解 動作確認して止水し電源プラグ、アース、給水管を取り 本体後方左右の隠しボルトを7㍉6角ソケットドライバーで緩め外します。普通のプラスドライバーや電ドラだとミゾをナメる恐れがあるのでソケットドライバーを使います。つづいて本体手前左右の隠しビスを外すと上部パネルを後方に立ち上げできます。
↑上部パネルを立ち上げ閉まらぬよう特注支持バーで固定します。つづいて洗濯槽カバー周囲の爪を解除して洗濯槽カバーを外します。洗濯槽カバーはビス固定されていません。
↑パルセーター外し 中央のネジを外しCフックスクリュービスを対角に軽くネジ込みそこに指をかけて引き揚げるとスムーズに外せます。パルセーター裏は強く汚れていました。なぜか十字に汚れが付着しています。
ほとんどの縦型洗濯機のパルセーター裏にはワッシャーがあるのですがこの機種にはありません。珍しいです。
↑脱水槽の固定金具(38㍉6角フランジナット)をハンマーレスフランジナット回しで緩め外します。大きな金属音がするので作業前にお客様にその旨ご説明させていただきました。脱水槽底はごらんのようにかなり汚れています。
↑脱水槽が固着していて手で引き抜きできなかったのでギアプーラー(100㍉3本爪)を使い引き揚げ抜き出しました。作業するひとはギアプーラーは大小 サイズの違うものを用意しておかないと溝にギアプーラーの爪が入らないことがありますので注意ましょう(自分は125㍉の2本爪と100㍉の3本爪を持っていますがこの2種類で事足ります)
↑脱水槽ドラムの汚れ。抜き出した時点で脱水槽ドラム、パルセーター、洗濯槽の状況をお客様に声をかけ見ていただきました。
↑脱水槽ドラム裏底の汚れ
↑洗濯槽の汚れ
↑パルセーター、洗濯槽カバーのクリーニング後
↑脱水槽ドラムのクリーニング後。 クリーニング後の状況をお客様に声をかけ確認していただきました。
↑脱水槽ドラム裏底のクリーニング後
↑洗濯槽のクリーニング後
↑組立・動作確認 洗濯パン、排水口をキレイにして元のように組立し戻します。動作確認もOKでした。作業時間は2時間です。
【あとがき】今日は低気圧や前線の影響で雨で洗濯機クリーニングには生憎の日でした。当店は分解したパーツは屋外で洗浄しているので雨でも雨具を着て作業しています。軒下を借りてなんとか無事終了しました。
南アルプス市で2013年製 パナソニックのお掃除機能付きエアコンCS-EX283Cを分解クリーニングしました。3年くらい前にダ・・・にこのエアコンのクリーニングを頼んだことがあるとのことでしたが 分解していくと基盤に繋がる配線などメーカー出荷時のままの状態でしたのでお掃除ロボットは外さずにクリーニングしたことがわかります。お客様を騙していた作業にまた出くわしました。大手といわれるところでも訪問したひとの技量により当たり外れがあります。
↑居間に設置されています。ルーバーの真ん中の軸に留まる丸いプラスチックパーツが欠けていました。前の業者さんが破損させたのでしょうか。お客様は知りませんでした。
↑型式 2013年製 CS-EX283C
↑分解 動作確認後、電源プラグを抜きフロントパネル、フィルター、ルーバー、本体パネル、お掃除ロボットに繋がる配線・コネクターなど外しお掃除ロボットを外しました。
↑分解したパーツ類
↑吹き出し口の汚れ
↑アルミフィンの汚れ
↑高圧洗浄するための養生 当店は現場ごとに養生ポリシートとマスカーで手養生しています。
↑吹き出し口の高圧洗浄後
↑アルミフィンの洗浄後
↑組立・動作確認
【あとがき】室外機もクリーニングして2時間丁度の作業時間でした。お客様は「もうそろそろ買い替えるか検討中」と言っていましたが まだまだ使えますとお伝えしました。2~3年ごとの定期的な分解クリーニングをお勧めします。
先日エアコンクリーニングにお邪魔した別のお客様の話では ・・・・本舗の某店にお掃除機能付きエアコンのクリーニングを頼んだところ「この機種は出来ないです」とのことでノーマルエアコンだけをクリーニングしてもらったということがありました。大手でもそんなレベルのダメ店舗があります。
南部町で壁埋込型エアコン、床置き型エアコン、ノーマルエアコンのクリーニングしました。壁埋込型のクリーニング状況をアップします。
↑動作確認後、ブレーカーを落とし化粧パネルを外します。
↑ルーバーパネルのユニットを外しました。固定ビス4箇所外し ルーバー稼働のモーターに繋がる配線のコネクターを外します。つづいてフィルターを取ります。
↑ルーバーユニット、フィルター、化粧パネル
↑ルーバー全体汚れが付着しています。
↑養生し高圧洗浄します。
↑元のように組立します。
【あとがき】
壁埋込型のポイントは養生です。
南アルプス市で2018年製 富士通ノクリアのお掃除機能付きエアコンAS-D568KS2の室内機と室外機を分解クリーニングしました。キッチンに近く本体パネルに油が付着しそこにホコリも付着している状況で送風ファンは強くカビが付着していました。
↑キッチンが左にあるリビングに設置されています。
↑型式 2018年製 富士通ノクリア AS-D568KS2 冷房能力5.6kW(18畳用)
↑分解 動作確認後、電源プラグを抜きフロントパネル、ダストボックス、フィルター、ルーバー、吹き出し口下パネル、電装部カバーパネル、サイドパネル、お掃除ユニットなどを外します。ルーバーの中央を固定するプラスチック製の矢じりが一部欠損していました。お客様は触れたことがないそうで少し前にエアコンの調子が悪くなったときにメーカー調査を頼んだとのことです。まさかとは思いますがその作業者以外考えられません。普通に使っていて欠損するものではありませんので。メーカーの下請け業者さんなのでしょうか。
なお、基盤に繋がる配線など全く触った形跡がありませんでした。エアコンの動作がおかしいとの依頼で訪問しているのに配線やコネクターを抜き差ししないなんて考えられません。今日、私が分解した際にはメーカーから出荷したときのままの配線状況でした。その作業員は何を確認したのか疑問?です。
↑分解途中です。 お掃除ユニットを外すために邪魔になる配線、コネクターを基盤から外します。
↑外したお掃除ユニット。 天板側はベタベタ汚れです。
↑分解したその他パーツです。
↑吹き出し口、送風ファンのカビ 厳しくカビが付着しています。これではカビ臭い風と弱々しい風量になっていたと思われます。
↑アルミフィン 細部にホコリやカビが入り込んでいますのでエアコン効率は低下していたと思います。
↑吹き出し口、送風ファンのクリーニング後です
↑アルミフィンのクリーニング後です
↑仕上げに除菌、防カビコート処理しました。
↑汚水
【あとがき】少し前の富士通ノクリアは底板パネルを外さないとサイドパネルが外せない構造でしたが最近の機種は底板パネルを外さなくてもいい構造になりました。前基盤も全て外さなくてもきちんと養生すれば高圧洗浄に支障ありません。
お客様がご自分でお手入れできるのはフィルターのお掃除とダストボックスのお掃除です。2~3年毎の定期的な分解クリーニングはエアコンクリーニング業者にご依頼なさることをお勧めします。
甲斐市で2021年製 ヤマダ電機オリジナルの縦型洗濯機YWM-T45H1を分解クリーニングしました。1年半前に分解クリーニングした洗濯機ですがかなり汚れが付着していました。
↑止水し電源プラグ、アース、給水管を外します。
↑型式 ヤマダ電機オリジナル YWM-T45H1 2021年製
↑分解 手前両サイドの隠しビスをとり 背面左右のビスを外すと上部パネルを後方に立ち上げできます。閉まらぬよう特注支持ステーで固定します。振れ防止スティックは普通の洗濯機に比べてかなり長いです。
↑洗濯槽カバーの固定ビスを4箇所取り洗濯槽カバーを外します。
↑パルセーターを外しました。裏側は水垢、洗剤カス、カビなどが付着しています。
↑脱水槽の固定ビス(6角10㍉) 4箇所をTレンチで緩め外します。
↑洗濯槽の汚れ 水位線より上の部分がかなり汚れているのが分かります。
↑脱水槽の汚れ
↑脱水槽裏底の汚れ
↑脱水槽のクリーニング後です。
↑脱水槽裏底のクリーニング後です
↑パルセーター、洗濯槽カバーのクリーニング後です
↑洗濯パン、排水口のクリーニング
【あとがき】作業時間は2時間でした。ご依頼者は地元で人気のある某パン屋さんオーナーです。このエリアの水質はカルキが多く含まれている水系のものなので浴室や台所など水回りは強く水垢が付着していてみなさん困っています。