📖店長ブログ
甲府市のご家庭で2019年製 富士通ノクリアAS-R28Jを分解クリーニングしました。カビの付着は目視では軽度でしたがエアコンを使うとご家族がカビ臭を感じたりくしゃみや咳がでるとのことでクリーニングご依頼をいただきました。
↑2019年製 富士通ノクリア AS-R28J 冷房能力2.8kW(8畳用)
↑分解 動作確認後 電源プラグを外しフロントパネル、ダストボックス&フィルター、受光部カバーパネル、底板パネル、サイドパネル、ルーバーパネル、お掃除ユニットなどを外します。
↑基盤 お掃除ユニットに繋がる配線・コネクターを基盤から外します。
↑分解した部品
↑吹き出し口、送風ファン カビの付着は軽度です。
↑アルミフィン
↑養生 エアコン周囲をマスカーと養生ポリシートで養生し高圧洗浄します。
↑吹き出し口、送風ファンのクリーニング後です
↑アルミフィンの高圧洗浄後です
↑部品のクリーニング後
↑汚水 高圧洗浄した洗浄水はご覧のようでした。
【あとがき】今日のお客様のエアコンの汚れは平均的なご家庭のエアコンに比べかなり軽度でした。エアコン洗剤と高圧洗浄機でクリーニングするとそれなりに洗浄水は汚れていました。分解クリーニングしましたので咳やくしゃみなどが出ないような効果がでると思います。
南アルプス市のご家庭で2019年製 三菱の霧ヶ峰お掃除機能付きエアコンMSZ-ZW7118Sを分解クリーニングしました。吹き出し口を見ると厳しいカビの付着ではありませんでしたが異臭を感じるとのことでのクリーニングご依頼でした。
↑リビングに設置されている大きなエアコンです。
↑型式 2019年製 MSZ-ZW7118S 冷房能力7.1kW(23畳用)
↑分解 動作確認して 電源プラグを抜きフロントパネル、ダストボックス、フィルター、フィルターカセット、ルーバー、基盤カバーパネル、サイドパネル、暮らしカメラ、お掃除ユニットなどを外します。
三菱霧ヶ峰はメンテナンスをよく考慮して作られているエアコンで 上下風向ルーバーパネルはピンロック式で簡単に着脱でき 左右風向ルーバーパネルは観音開きになり 吹き出し口の奥を簡単にお手入れできるようになっています。
↑分解した部品
↑吹き出し口、送風ファン カビの付着が軽く見えます。
↑アルミフィン 軽度の汚れがあります。
↑養生 正面基盤は裏からの水の浸入はない構造なのでウエスとマスカーできちんと養生すれば外さずに済みます。エアコン周囲を養生ポリシートで養生し高圧洗浄に備えます。
↑吹き出し口、送風ファンの高圧洗浄後です。カビは一掃されました。
↑アルミフィンの高圧洗浄後です。熱交換器なのでキレイにしたことでエアコン効率が戻ると思います。
↑汚水 エアコンを高圧洗浄して回収した洗浄水はご覧のような状況でした。カビ、ホコリ、雑菌などが含まれています。
↑組立・動作確認 元のように組立し動作確認もOK。作業は2時間でした。
【あとがき】
各ご家庭で使い方が異なるので一概に言えませんが 2~3年程度の定期的な分解クリーニングをお勧めします。エアコンが止まっている時に吹き出し口を覗いて汚れ具合をたまに確認なさってください。
南アルプス市で東芝の天井埋込型エアコン4方向 AIU-AP561H 2004年製を分解クリーニングしました。他に2001年製 パナソニックの天井埋込型エアコン1方向も2台クリーニングしました。ひとり作業なので少しハードな1日でした。
毎年、ゴールデンウィークからお盆位までエアコンクリーニングのご依頼が多く 今年もお盆までの作業可能日は3日間しか空いていません。
↑事務所の天井に設置されています。大型複写機やパソコン、書類などエアコン下周辺を養生ポリシートでまず養生します。
↑型式 東芝 2004年製 AIU-AP561H 2.3馬力
↑分解 動作確認してからブレーカーを落とし 吸込みグリル・フィルターを外しました。基盤カバーを開け、本体パネルのルーバーに繋がる配線・コネクターを外します。
↑基盤 3芯の主電源やリモコン線、モーターなど外から繋がる配線.コネクターなどを外します。組立のとき間違えないようナンバリングしたり写真を撮っておくと安心です。
↑基盤を外しました。つづいてコーナーパネルを取り本体パネルを外します。
↑ファンカバーとドレンパンを外します。ドレンパンは結露水が溜まっているので慎重に水平を保って降ろしました。
↑ドレンパンを外しました。つづいてシロッコファンを外します。モーターは外さないでマスカーで養生しました。古いエアコンの場合、モーターを着脱すると以前とバランスが微妙に崩れ異音が発生することがあるので敢えて外さずしっかり養生し高圧洗浄しました。
↑アルミフィンの汚れ
↑養生 マスカーと4方向用洗浄シートで養生し高圧洗浄に備えます。
↑分解したパーツは屋外で洗浄し乾かします。幸い雨も止んで屋外で支障なく作業できました。
↑アルミフィンの高圧洗浄後です。
↑汚水 高圧洗浄した洗浄水はこのように真っ黒でした。洗浄したパーツを元のように組立し動作確認で終了です。作業は2時間30分でした。
【あとがき】古いエアコンのクリーニングは特に気を遣います。破損や不具合があったときに交換部品がメーカーにないからです。一番気を遣うのは基盤です。外した基盤はビニール袋にいれ離れたところに一時保管します。
作業する皆さん、外した基盤は作業場所周辺に置いてはダメです。濡らさぬよう、何か落とさないよう、誤って踏まないよう安全な場所に避難させましょう。
南アルプス市で2010年製 パナソニックお掃除機能付きエアコンCS-560CSX2を分解クリーニングしました。動作確認ではカビ臭が強く感じられる弱々しいエアコン風でした。分解していくと吹き出し口、送風ファン、アルミフィンなどに厳しくカビが付着していました。
↑ルーバーは反転式です。
↑型式 パナソニック 2010年製 CS-560CSX2 冷房能力5.6kW(18畳用)
↑分解 動作確認中に電源プラグを抜き 反転式ルーバーの爪を解除してはずします。フロントパネル、フィルター、サイドパネル、正面配線カバーパネル、ノズルカバー、お掃除ロボットなどを外します。
ルーバーの爪は経年劣化で破損しやすくなっていますので潤滑スプレーを吹き付けて慎重に作業しました。
↑お掃除ロボットを外すのに干渉する左右の基盤に繋がる配線やコネクターを外します。電装部内にも強くホコリが入り込んでいます。
↑お掃除ロボットまで外し終えました。
↑アルミフィン 全体にカビやホコリ、油が付着していてエアコン効率を低下させている原因です。キッチンとリビングが近く油煙もかなりエアコンに付着していました。時々、市販のエアコンスプレーをお客様が使用したことがあるとのことでしたが市販のエアコンスプレーを使うことはお勧めしません。
↑吹き出し口、送風ファン 厳しくカビが付着しています。
↑アルミフィンの高圧洗浄後 汚れが一掃されキレイに。
↑吹き出し口、送風ファンのクリーニング後 高圧洗浄して奥までキレイになりました。清々しいエアコン風が気持ちいいです。
↑汚水 エアコンを高圧洗浄して回収した洗浄水はご覧のように黒く汚れていました。
【あとがき】パナソニックのお掃除機能付きエアコンは配線が入り組んでいて着脱するコネクターもたくさんあり 分解組立を面倒にしています。作業時間は2時間30分でした。
笛吹市で2022年製 東芝の縦型洗濯機AW-10M7を分解クリーニングしました。中古の洗濯機を購入したので一度分解クリーニングをして欲しいとのご依頼でした。東芝洗濯機ですが上部パネルを立ち上げるとき張っている配線ケーブルはこの機種の場合、配線に余裕を持たせる必要なく後方に十分立ち上がりました。
↑洗濯機置き場スペースは10kg容量のものでも十分余裕があります。
↑型式 2022年製 AW-10M7 洗濯容量10kg
↑分解 止水し電源プラグ、アース、給水管を外します。手前の両サイドの隠しビスを外し背面の固定ビス2箇所外すと上部パネルを後方に立ち上げることができます。洗濯槽カバー周囲のビスと爪を解除し外します。
↑パルセーター外し パルセーター(渦を作る回転翼)のビスをとりパルセーターを外します。
↑脱水槽外し 東芝は10㍉6角ボルトの固定が多いのですがこの機種は38㍉6角フランジナットでした。専用工具(ハンマーレスフランジナット回し)で緩め外します。この金具は過去1番にキツく締まっていて外すのに苦労しました。
↑洗濯槽のクリーニング前
↑パルセーター裏のクリーニング前
↑脱水槽裏底のクリーニング前
↑脱水槽側面のクリーニング前
↑脱水槽のクリーニング前
↑パルセーター、洗濯槽カバーのクリーニング後
↑脱水槽のクリーニング後
↑洗濯槽のクリーニング後
【あとがき】
2年ほど使用された中古洗濯機を購入したのでやはり汚れ、カビ、洗剤カス、水垢など付着していました。 分解クリーニングしましたので新品に近い状況になったと思います。
連日の酷暑で屋外で洗浄中に立ち眩みがするほどでした。給水や木陰で休むなどしてもかなり辛い作業でした。熱中症になってもおかしくない陽気でした。