📖店長ブログ
中央市で2017年製 日立白くまくんお掃除機能付きエアコンRAS-X56G2を分解洗浄しました。分解前の動作確認では吹き出す風にカビ臭がありましたが高圧洗浄で気持ちいい風に戻りました
↑リビングのエアコンです
↑型式 日立 RAS-X56G2 2017年製 冷房能力5.6kW(18畳用)
↑分解 フロントパネル、フィルター、ルーバー、サイドパネル、ダストボックス、くらしカメラパネル、お掃除ユニットなどを外していきます。基盤に繋がる配線、コネクターを外す箇所がとても多いです
↑吹き出し口、ファン 送風ファンに強くカビが付着していました
↑養生 電装部やエアコン周囲をマスカーや養生ポリシートで養生し高圧洗浄します
↑吹き出し口、ファンの高圧洗浄後 付着していたカビが除去されキレイに
↑アルミフィン(熱交換器)の高圧洗浄後です
↑フィルターのクリーニング前後 目づまりしていたフィルターもキレイになりました
↑動作確認でお掃除ブラシの稼働を確認しています ↑汚水 高圧洗浄した洗浄水は黒く汚れています
【あとがき】
今日も暑い日となりました。エアコンクリーニング後のリビングは清々しいエアコン風が注がれとても気持ちいい空間となりました
身延町のご家庭で2001年製 コロナの窓用エアコンCW-181NRを分解クリーニングしました。窓用エアコンクリーニングはとても久しぶりです。リモコンは紛失してないとのことでしたが本体に操作ボタンがあるので特に支障はありませんでした
↑窓枠取付フレームに留めてある固定ビスを1箇所外してエアコンを窓から降ろします
↑型式 コロナ 2001年製 CW-181NR 冷房能力1.8kW 冷房専用です
↑フロントパネルを外しました。吹き出し口の下部にあるビス2箇所、両サイド下部にあるビス、裏側上部3箇所のビスを取ると外れます。吹き出し口の横からフィルターの出し入れが出来ます
↑裏パネルを外しました。下部の2箇所、中段の2箇所ビスを取ると外れます。左下に見えるのが電装部です
↑上部の金属板の固定ビス6箇所外して取ります。黒いキャップの下にシロッコファンの軸があります
↑シロッコファンの下部の軸に固定しているビスを緩めると上方に引き抜き出来ます。シロッコファンは2本ありフロント側が短く背面側が長いです
↑外したシロッコファンです。汚れが付着しています。屋外で高圧洗浄しました
↑シロッコファンを包み込む発砲スチロールも抜き出しました。カビが付着しています
↑分解終了しました。下部に電装部があるのでアルミフィンは高圧洗浄できません。手作業でクリーニングします。一番底に結露水が溜まる部分があります
↑クリーニング後、パーツを乾かしてから元のように組立し動作確認してOKでした
【あとがき】
窓用エアコンは基盤が下部にあるので構造上どうしてもアルミフィンは高圧洗浄できず手作業や市販のエアコンスプレーでの洗浄になってしまいます。その他のパーツは屋外で高圧洗浄できます。
壁掛エアコンに比べると少し五月蝿いと感じましたがお客様は慣れてしまい気にならないとのことでした
笛吹市で2008年製 三菱霧ヶ峰のお掃除機能付きエアコンMSZ-ZW638Sの室内機と室外機を分解洗浄しました。注がれる風が弱まったり冷房があまり冷えなくなったとのことでのクリーニングのご依頼でした
↑リビングのエアコンです
↑型式 2008年製 冷房能力6.3kW(20畳用) ↑分解 フロントパネル、ダストボックス、エアフィルター、本体パネル、受光部パネル、ルーバー、お掃除ユニットなどを外します
↑分解したパーツです。お掃除ユニットやその他部品にホコリやカビが付着しています
↑アルミフィン 全体にカビやホコリが付着しています。顔を近づけると酸っぱい異臭が漂います。アルミフィンに汚れが大量に着くとドレンホースが詰まり結露水がドレンパンから溢れて室内に水漏れすることがありますので注意しましょう。
部分的に汚れが少なく見えるところがありますが お客様が市販のエアコンスプレーを噴霧したのではないかと想像します。市販のエアコンスプレーのご使用はお勧めしません。市販のエアコンスプレーを例え話で説明しますと「頭髪にシャンプー液をつけシャワーで流さずにいるのと同じ状態」です
↑吹き出し口、送風ファン お客様が手の届く所はお手入れなさっていますが奥の送風ファンは厳しくカビが付着しています
↑養生 電装部やエアコン周囲をマスカーや養生ポリシートで養生し高圧洗浄に備えます
↑アルミフィン(熱交換器)の高圧洗浄後です。付着していたカビや汚れは一掃されました
↑吹き出し口、送風ファンの高圧洗浄後です。キレイになり心地いい風が注がれるように戻りました
↑汚水 エアコンを高圧洗浄した洗浄水は真っ黒でした。カビ、雑菌、ホコリなどの汚れです
【あとがき】
わたしたちは普段、自動車のセルを回せば普通に走るので特に意識もせず毎日のように車に乗っています。同じようにエアコンもリモコンのスイッチをいれると普通に稼働するので特段何もせず日々使っています。でも年月が経ち 知らず知らずにカビや汚れがつき 気がつくと大変なことになっているというご家庭が多いです。カビのつかないエアコンは存在しません。2~3年ごとの定期的な分解クリーニングをお勧めします。
明日は身延町でお掃除機能付きエアコン2台と窓用エアコン1台のクリーニングを予定しています
甲府市のご家庭で2020年製の日立ビートウォッシュBW-DX120Eを分解クリーニングしました。まだ3年の使用ですが分解すると 脱水槽や洗濯槽に厳しく汚れが付着していました。時々、市販の洗濯槽クリーナーを使うと黒いカスがたくさん浮いてくるとのお話でしたのでこれらの汚れが原因だと思われます
↑DXシリーズはガラストップのタッチパネル式でスタイリッシュに洗練されたカッコいい洗濯機です。手前に洗剤・柔軟剤自動投入タンクがあります。
↑型式 BW-DX120E 2020年製 洗濯容量12.0kgの縦型洗濯機で最大です
↑まずパルセーター(回転翼)を外します。裏側はカビ、水垢、洗剤カスなどが付着していました
↑上部パネルを外すため フロントパネル下のRパネルのところのビスを3箇所とり サイドボタンを押してフロントパネルを外しました(Rパネルはフロントパネルと一緒に外せます) 手前の洗剤自動投入ケース収納パネルを開け上部パネルを固定しているビス2箇所、洗濯機後方左右のロングボルト2箇所、乾燥フィルターケース奥のビス2箇所も外します
↑外したフロントパネル 下端はR形状になっています。初期の頃はRパネルとフロントパネルを分離し外した内側にフロントパネルの固定ビスが3箇所ありましたがDXシリーズはRパネルをフロントパネルと分離しなくてもフロントパネルとRパネルを外せます
↑上部パネルに繋がる配線のコネクター4箇所を外します。ビニール袋に入っています
↑オレンジ色の洗剤手動投入ケース周囲の爪や白い洗剤自動投入ケース周囲の爪をずらすと上部パネルをようやく外すことができます。奥の乾燥機や電機機器ユニットが現れました
↑奥にある電装機器や乾燥ヒーターなどの配線、コネクター、パイプなど外します。組立てる時に間違えないようにナンバリングや写真を撮っておきます
↑たくさんのコネクターや配線、蛇腹ゴムダクト、パイプなどを外し 黒いユニットを固定しているビス3本と乾燥ヒーター周りの長いボルト6本取って奥のユニットをごっそり外しました
↑乾燥フィルターケースの固定ビス3本外し 左奥のゴムダクト、手前オレンジ色の洗剤手動投入ケースのゴムダクトを取り 内蓋周囲のビス10箇所外すとようやく内蓋を外せます。もう少しです
↑脱水槽ドラムを固定している44㍉の6角ナットを専用工具(ハンマーレスフランジナット回しと44㍉アダプター)で緩め外します。とてもキツく締められているので着脱のときかなり高い金属音がします。この金属音にお客様が驚かないよう事前にご説明しておきました。
組立の時、この締め付けが甘いと 動作確認の際に脱水槽ドラムがブレて大きな異音がしますのでしっかり締めつけます
↑脱水槽ドラムが軸に固着していたので専用工具(ギアプーラー サイズ125)を使い抜き出しました
↑脱水槽ドラムの汚れ カビ、水垢、洗剤カスなどが全体に付着しています
↑脱水槽ドラム裏底 プラスチックの強度を高めるための凹凸に汚れが入り込んでいます。中心部は鉄製です
↑洗濯槽の汚れ 洗剤カスや水垢、カビなどでヌメリがあります
↑パルセーター裏のクリーニング後です
↑脱水槽ドラムのクリーニング後です。 ステンレスの輝きがピカピカです
↑脱水槽ドラム裏底のクリーニング後です。とてもキレイになりました
↑洗濯槽のクリーニング後です。ヌメリもなくなりました
【あとがき】
今日も38.5℃でとても暑かったです。甲府は4日連続35.0℃以上の猛暑日がつづいています。 先月、山梨市でこの機種と全く同じビートウォッシュをクリーニングしました。乾燥機能付きビートウォッシュなので普通の洗濯機より時間はかかりますが最上位機種のDXシリーズは上部パネルがより外しづらいので作業時間は4時間かかりました。各メーカーの開発者にはもっとメンテナンスを考慮した製品仕様にして欲しいと思います。分解クリーニングすることなどあまり考えていないのかもしれません
明日は南アルプス市でお掃除機能付きエアコンを3台クリーニングする予定です。ありがとうございました
山梨市で2018年製 富士通のお掃除機能付きエアコンAS-R28Hの分解洗浄をしました。お客様がご自分でできる範囲でお手入れなさっていたため厳しいカビの付着はなさそうに見えましたが高圧洗浄すると洗浄水は黒い汚水となりました
↑お手入れしているので外観から汚れがあるように見えません
↑型式 富士通 AS-R28H 2018年製 冷房能力2.8kW(8畳用)
↑分解 フロントパネル、ダストボックス&フィルター、受光部パネル、上段のルーバーパネル、底板パネル、サイドパネル、お掃除ユニットを順に外していきます
↑電装部 お掃除ユニットに繋がる配線のコネクターを6箇所外します
↑分解したパーツです。お掃除ユニットの裏側は全体にカビが付着していました
↑パーツを外したときのビスなど
↑アルミフィン お掃除ユニットを外し終えました。カビの付着したアルミフィン(熱交換器)に顔を近づけると湿った異臭が漂います
↑吹き出し口、ファン 送風ファンにカビが付着していますのでカビの胞子が室内に注がれお客様はカビ臭を感じられたと思います
↑養生 エアコン周囲を養生ポリシートで養生し高圧洗浄します
↑高圧洗浄後のアルミフィン スッキリ、キレイになりました
↑高圧洗浄後の吹き出し口、ファンです。付着していたカビが除去されてキレイに
↑汚水 高圧洗浄した洗浄水は黒く汚れています
【あとがき】
富士通のお掃除機能付きエアコンのお掃除ユニットは少し複雑なフレーム形状で手先が自由に入らなくクリーニングしづらいです。各メーカーの中で一番かもしれません。電気機器のため濡らせないので手作業で丁寧に拭き上げました。
明日は2020年製ビートウォッシュDXシリーズの分解クリーニングを予定しています