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2024-05-05 13:09:00

甲斐市で2015年製 日立縦型洗濯機ビートウォッシュBW-10WVを分解クリーニングしました。9年間の使用で汚れが強く付着していました。

 

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↑動作確認後 止水し電源プラグ、アース、給水管を外します。

 

 

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↑型式 2015年製 BW-10WV 洗濯容量10kg

 

 

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↑本体後方左右の隠しボルトを7㍉6角ソケットドライバーで外します(穴の下の方にボルトの頭があります。ミゾが浅くナメる可能性が高くプラスドライバーは極力使用しない方がいいです)

 

 

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↑操作パネルの隠しビスを取り操作パネルを爪から外し内側の固定ビス5箇所外すと上部パネルが後方に立ち上げできます。

 

 

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↑洗剤投入口から繋がるゴムダクトの端部のスチールバンドを緩め外し 後方に立ち上げて閉まらぬよう特注ステーで固定します。

 洗濯槽カバー周囲のビスを外し洗濯槽カバーを外します。

 

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↑パルセーターを外すのに引っ掛かりがないためCフックスクリュービスを軽くねじ込みそこに指をかけてパルセーターを持ち上げます。

 

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↑パルセーター裏の汚れ  裏にワッシャーがあるので無くさないように保管しておきます。

 

 

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↑脱水槽固定金具をハンマーレスフランジナット回しで緩め外します。大きな金属音がするので事前にお客様へ説明しました。脱水槽は固着していて手で引き抜きできなかったのでギアプーラーを使い外しました。

 

 

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↑洗濯槽の汚れ

 

 

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↑脱水槽の汚れ

 

 

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↑脱水槽裏底の汚れ 

 

 

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↑パルセーターのクリーニング後

 

 

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↑脱水槽のクリーニング後

 

 

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 ↑脱水槽裏底のクリーニング後

 

 

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 洗濯槽のクリーニング後

 

 

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 ↑組立・動作確認

 

 

【あとがき】ビートウォッシュでも乾燥機のないタイプなので作業は他メーカーの普通洗濯機と同じようにスムーズで2時間30分でした。 お客様の話では⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎本舗の某店舗に見積り確認したところ「日立製は特殊な構造なので28,600円」と言われたそうで当店の2倍だったと呆れていました。どこが特殊構造なのか? ⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎本舗に騙されないように気をつけましょう。

 

 


2024-05-03 16:24:00

中央市で2014年製 長府温水熱源機付エアコンRAY-4037を分解クリーニングしました。一条工務店の床暖房連動型は室内機、室外機、床暖房の3つが連動しているのでエアコンのそばの電源プラグをすぐ抜いてしまうとシステムエラーがでる場合があります。床暖房を故障させると大変な金額負担を負うことになりますので業者さんは気をつけましょう。

室内にあるヘッダーボックス(不凍液循環ホースが集中しているボックス)の中の不凍液バルブを閉め電源プラグを抜いてからエアコンのそばの電源プラグを抜く必要があります。

 

 

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 ↑動作確認してからまずヘッダーボックスへ行き処理します。 エアコンのそばにあるコンセントに「電源プラグはすぐ抜かない」と注意が貼ってある場合がありますがありませんでした。

 

 

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↑型式 長府製作所 2014年製 RAY-4037  冷房能力4.0kw(14畳用)

 

 

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↑ヘッダーボックス お客様にヘッダーボックスの場所まで案内してもらいます。扉を開けると右端の上下に黒いネジの元栓があり それぞれ下に押しながら右に回すと閉まります。その後、上部の電源プラグを抜きます。

 

 

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 ↑分解  ようやく電源プラグを抜くことができます。フロントパネル、フィルター、上下風向ルーバー、本体パネルを外します。受光部は右端に一時非難させます。左右風向ルーバー一体型ドレンパンの裏に左右風向ルーバーを動かすモーターがあるのでこのまま洗浄するとモーターが濡れ腐食し故障します。そのためドレンパンを外すのですが左サイドのドレンホースとの接続部がとても固く外れなかったので左右風向ルーバー一体型ドレンパンは外さずにモーターを外し一時非難させる方法にしました。

なお、長府製作所のドレンパンは高さがあまりなくキチンと奥まで差し込み水平を保って取り付けないと 冷房を使い始めた時に結露水がドレンパンから漏れることがありますので業者さんは注意しましょう。

 

 

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↑吹き出し口 強くカビが付着しています。

 

 

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↑アルミフィン 隙間にホコリやカビが入り込んでいます。 受光部は外し 養生をして右端に一時非難させました。

 

 

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↑養生  マスカーと養生ポリシートで養生し高圧洗浄します。

 

 

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↑吹き出し口、ファンの高圧洗浄後です。カビは一掃されキレイです。

 

 

 

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↑アルミフィンの高圧洗浄後です。

 

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↑組立・動作確認  動作確認の前にヘッダーボックスに行き電源プラグを差し込み、元栓2箇所を開栓し元に戻します(黒いネジを左に回し上に引き上げると開栓になります)         作業時間は1時間40分でした。 

 

 

【あとがき】一条工務店/長府製作所のRAYエアコンはお任せモードに設定すると床暖房が暖まるまで自動でエアコンが部屋を暖めてくれるようになっています。床暖房が暖まるとだんだんエアコンの風力が弱まり最後は停止する仕組みになっています。

ヘッダーボックスでの閉栓と開栓、左右風向ルーバー一体型ドレンパンを外すまたはモーターを外すことがこの長府製作所のRAYエアコンクリーニングのポイントです。特徴のあるエアコンや洗濯機の分解クリーニングはとても楽しいです。

 


2024-05-02 14:33:00

甲斐市で2018年製 パナソニックのお掃除機能付きエアコンXシリーズ CS-X637C2を分解クリーニングしました。とても大きくリビングで堂々とした存在感があります。黒カビがあるのを奥様が発見しご自分で掃除しようとチャレンジしたそうですが 無理だと諦めご依頼いただきました。

 

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↑動作確認後、電源プラグを抜きフロントパネル、フィルター、電装部カバーパネル、ルーバー、底板パネル、サイドパネル、お掃除ロボットを外すのに干渉する配線・コネクターなどを外し最後にお掃除ロボットを外します。

 

 

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↑型式 パナソニック 2018年製 CS-X637C2 冷房能力6.3kw(20畳用)

 

 

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↑左右風向ルーバーの両サイドにあるアームを解除し左端の着脱用爪を解除するとルーバーを外せます。強くカビが付着しているのが見えます。

 

 

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↑左右風向ルーバーに黒カビが厳しく付着しています。

 

 

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↑吹き出し口、シロッコファンに強くカビが付着しています。

 

 

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↑電装部の配線やコネクター、平端子などを外します。

 

 

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↑分解したパーツです。お掃除ロボットはとても大きく重量があります。電装部と一緒にごそっと外せます。

 

 

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 ↑お掃除ロボットを外しました。配線端部を始末しエアコンを養生します。

 

 

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↑養生  マスカーや養生ポリシートで養生し高圧洗浄に入ります。

 

 

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↑アルミフィンの高圧洗浄後です。

 

 

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 ↑吹き出し口の高圧洗浄後です。

 

 

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↑パーツの洗浄後             ↑組立・動作確認して終了

 

 

【あとがき】

パナソニックのXシリーズは左右風向ルーバーを稼働用させるアームを外すのがポイントでしょうか。電装部に繋がる配線は左右からたくさん這っていてコネクターの色がほとんど黒色のものが多く組立の時は少し迷うかもしれません。

明日は一条工務店 床暖房一体型の長府製作所RAYエアコンの分解クリーニングを2台予定しています。大型連休後半の4日間は気温が高くなる予報が出ているので熱中症に注意しましょう。


2024-04-30 13:19:00

南アルプス市で2006年製 ナショナルのコーナー設置エアコンCS-P406A2を分解クリーニングしました。分解前の動作確認でカビ臭が強く感じられました。今は生産されていない機種でクリーニングする機会も少なく楽しく作業させていただきました。

 

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↑リビングに設置されています。外観は扇形で部屋のコーナーにジャストフィットしています。18年前のエアコンですので風向ルーバーの着脱のとき経年劣化で破損する恐れがあり 風向ルーバーは外さないでクリーニングすることにしました。「出来るだけキレイにしたい」という思いから業者さんの多くは外せるパーツは極力外してクリーニングしますが 古いエアコンだとパーツが破損したり動作不良になることがあります。敢えて外さないという選択肢も必要です。

 

 

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↑型式 ナショナル 2006年製 CS-P406A2  冷房能力4.0kW(14畳用)

 

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↑分解  動作確認後、電源プラグを抜き 底にあるグリルを外します。つづいて正面パネル、フィルター、サイドパネル、本体パネルを外します。サイドパネルは爪で嵌っているだけなので簡単に外せます。本体パネルの固定ビスは吹き出し口のところの隠しビスが2箇所、サイドパネルを外した奥に1箇所づつ、電装部の蓋の1箇所あります。これらのビスを取れば簡単に本体パネルは手前に引き抜きできます。

 

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↑外した部品です。

 

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 ↑受光部は濡れないようにビニール袋に入れ右サイドに一時非難させます。三角形の底板はビス2本、両サイドの黒いパネルはビス2本づつで留まっています。

 

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↑アルミフィンもシロッコファンも強く汚れています。これがカビ臭の原因です。電装部やエアコン周囲をマスカーや養生ポリシートで養生したら高圧洗浄に入ります。

 

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↑アルミフィンと吹き出し口の高圧洗浄後です。キレイになりました。

 

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↑汚水  高圧洗浄して回収した洗浄水はご覧のように黒く汚れていました。カビ、雑菌、ほこりなどが含まれています。

 

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↑組立 動作確認   キレイにした各パーツを元のように組立し動作確認もOKです。エアコン下に動かせない固定された棚や大型テレビがあり少し作業しづらい状況でしたが1時間45分の作業でした。

 

【あとがき】コーナー設置型ですが分解すると普通の壁掛エアコンと同じ直方体形状です。特に難しい点はありません。ただ、経年劣化などで部品の着脱のとき破損させる恐れがありますので風向ルーバーパネルなど無理に外さない方がいいと思います。

 どうして生産中止になってしまったのか知りませんが少しもったいない気がします。

 明日は年に一度の人間ドックで仕事はお休みします。


2024-04-27 14:35:00

南アルプス市で2020年製の日立ビートウォッシュBW-DV120Eを分解クリーニングしました。汚れが浮いてくるようになったとのことでの奥様からのご依頼でした。分解すると日頃のお手入れがいいのでしょう強い汚れではありませんでした。

 

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↑ガラストップのオシャレなデザインです  ↑型式 BW-DV120E 2020年製

 

  

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 ↑乾燥機能付きなので内蓋があります

 

 

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 分解開始 動作確認後、止水し電源プラグ アース 給水管を外します。まず手動の洗剤投入ケース手前の小さなパネルをプラスチックケレンなどでこじ開け外します。パネルに小さなキレ込みがありそこにケレンなどを差し込みパカッと外します。操作パネルを固定するビスを外すと操作パネルを左にスライドでき隠れていた右端のビスが取れます。つづいて左端の穴の底のビスも取ります。

この構造を知らないとスタートからつまずき先に進めません。

 

 

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↑乾燥フィルターケースを外すと隠しビスが2箇所あり外します。乾燥機能は使用したことがないのかもしれません。キレイな状態でした。なお、隠しビスの蓋は2箇所とも無くなっていました。

 

 

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↑本体後方左右の6角7㍉ロングボルトを外します。頭のミゾが浅いのでソケットレンチを使います。プラスドライバーだとミゾをナメてしまう可能性が高いです。

 

 

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↑フロント下部のRパネルの下部中央にあるビスを取り両サイドのボタンを押しRパネルを外します。フロントパネル下部の固定ビス3箇所外し下に引き下げるとフロントパネルが外れます。

 

 

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 ↑フロントパネルを外しました。右ピラーの奥に上部パネルに繋がる配線のコネクターが3つビニール袋に包まれているので3箇所外します。

 

 

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↑オレンジ色の手動洗剤投入ケース周囲の爪を解除するとこのように上部パネルが外せます。鋼板の端部で手や指を切って出血してしまうことがあるので作業をするひとは注意しましょう。

 

 

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↑奥の乾燥機器ユニットのビス、コネクター、水位センサーパイプ、乾燥機、ゴムダクトや手前の手動洗剤投入ケース下のゴムダクト等を外すと全体がごそっと外せます。コネクターは同色・同形状のものがありマーキングや写真に撮っておくことが大事です。組立のとき間違って繋ぐと基盤が壊れて多額の出費になりますので。

 

 

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 ↑乾燥フィルターケースと左奥のゴムダクトを外すといよいよ脱水槽ドラムを外す段階に入ります。機種によってはアースがつながっていることもありますがこの機種はありませんでした。

 

 

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洗濯槽カバー周囲の固定ビス10箇所外すと洗濯槽カバーが外せます。

 

 

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↑パルセーターの固定金具を外します。

 

 

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↑パルセーターのキャップ、6角ナット、ワッシャーです。

 

 

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 ↑パルセーター裏はご覧のような汚れでした。裏にワッシャーが一つあるので無くさないよう一時保管しておきます。

 

 

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↑脱水槽外し   脱水槽固定金具は44㍉のためアダプター(トクナハズシ)を38㍉用のハンマーレスフランジナット回しに取付して外します。取付金具を外したあと脱水槽が手で引き抜きしづらかったのでギアプーラーで引き揚げしました。

 

 

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 ↑パルセーター、脱水槽のクリーニング後です

 

 

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↑洗濯槽カバー、ゴミ取りネットなどのクリーニング後です

 

 

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↑洗濯槽のクリーニング後です

 

 

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組立、動作確認しOKでした。作業時間は3時間30分でした。

 

 

【あとがき】大型連休に入りました。こんな田舎でも道路や店舗は混んでいて人の動きが活発だと感じます。お休みの人がたくさんいる一方で大型連休でも仕事をしているひともいっぱいいます。

今日は組立の終盤、フロントパネルの爪が6箇所ある所定の隙間にうまくフィットせず15分もかかってしまいました。スムーズにいけば2分位で取付出来てしまうのに。薄い鋼板なので少し癖がついて変形していたのかもしれません。

あと、手前左の上部パネルを固定しているビスは少し深い穴の底で固定しますが ステンレス製のため磁石付きプラスドライバーに付かず取付するとき少し苦労します。

奥様の話では 以前使っていた普通タイプの縦型洗濯機をご主人が分解クリーニングしたことがあるとのことでしたが乾燥機能付きビートウォッシュの分解クリーニングは難しいと思います。プロに任せた方がいいです。ただ、ハウスクリーニングのプロでも乾燥機能付きビートウォッシュの分解組立が出来ないひとはたくさんいます。

ビートウォッシュで一番面倒だと思う機種は 乾燥機能付きのXシリーズの12kgタイプでしょうか。⇨BW-DX120・


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