📖店長ブログ
笛吹市内の某温泉ホテルの客室にある2006年製 三菱の天カセ4方向エアコンMPLZ-RP40BAを2台分解クリーニングしました。客室でしたがとても広い部屋で4方向2台と1方向1台設置されていました。かなり古いエアコンで分解していくと厳しい汚れだと確信しました。
↑動作確認後、ブレーカーを落とし分解開始。吸込みグリル、フィルターを外します。
↑型式 MPLZ-RP40BA
↑本体パネルに繋がる配線のコネクターを基盤から外します。
↑本体パネルを外しました。基盤に繋がる配線、コネクターを外し 基盤をケースごと天井裏に一時避難させます。
↑基盤を避難させファンカバーを外しました。つづいてドレンパンを外します。
↑ドレンパンを外しました。心の中で「うわー」という気持ちでした。アルミフィンに強くカビが付着しています。つづいてシロッコファンを外します。
↑アルミフィンは驚くほど汚れています。吹き出す風がカビ臭い原因です。
↑分解したパーツ ドレンパンもご覧のように汚れています。
↑マスカーと洗浄シートで養生し高圧洗浄します。
↑アルミフィンの高圧洗浄後です。
↑汚水
【あとがき】今日のエアコンは2台とも久しぶりに強烈なカビ汚れでした。宿泊した複数のお客様からカビ臭いという苦情をもらったとのことで当店にクリーニング依頼をいただきました。宿泊者のみなさんに気持ちよく過ごしていただくために 数年ごとの定期的な分解クリーニングを支配人にお勧めしました。
都留市で2010年製 ダイキンの天井埋込型エアコン2方向 S50KGVを分解クリーニングしました。
↑リビングに設置されています。動作確認してブレーカーを落とします。吸込みグリル、フィルターを外します。
↑型式 S50KGV 2010年製
↑電装部 本体パネルを外すのに干渉する配線、コネクターを5箇所外します。
↑本体パネルを外しました。つづいて結露水をこぼさないように水平を保ちながらドレンパンを外します。
↑アルミフィンのクリーニング後です
↑吹き出し口、送風ファンのクリーニング後です
【あとがき】少し古い天井埋込型エアコンの場合は 普通に高圧洗浄して冷媒管に水圧で亀裂がはいることがありますので注意が必要です。冷房のスイッチを入れても冷えないのでメーカーに依頼して熱交換器を丸ごと交換しなければならないです。過去に一度ありました。
南アルプス市で2014年製 ダイキンお掃除機能付きエアコンうるさら7 F28STRXSを分解クリーニングしました。加湿・除湿機能がついたエアコンです。
↑リビングに設置されています。
↑型式 ダイキン F28STRXS 2014年製
↑分解 動作確認して電源プラグを抜きます。フロントパネル、ダストボックス、フィルター、上ルーバー、サイドパネル、受光部、下ルーバー、お掃除ユニットなどを外します。下ルーバーはサイドパネルを外した後でないと外せない構造です。
↑分解終了しました。
↑吹き出し口、送風ファンのカビ汚れ
↑アルミフィンの汚れ
↑養生
↑吹き出し口、送風ファンのクリーニング後
↑アルミフィンのクリーニング後
↑組立・動作確認 作業は2時間で終わりました。
【あとがき】
甲斐市で2020年製 日立のお掃除機能付きエアコン白くまくんRAS-X28Kを分解クリーニングしました。
↑寝室に設置されています。
↑型式 RAS-X28K 2020年製 冷房能力2.8kW(8畳用)
↑壁とのスペースがゼロです。設置の仕方が悪い例です。 動作確認後、電源プラグを抜きます。フロントパネル、フィルター、ダストボックス、ルーバー、正面内部パネル、サイドパネル、受光部パネル、お掃除ユニットなどを外します。
↑右正面に基盤があります。 お掃除ユニットまで外し終えました。
↑吹き出し口、送風ファンのカビ汚れ
↑養生 配線の端部やエアコン周囲をマスカーや養生ポリシートで養生し高圧洗浄します。
↑吹き出し口、送風ファンの高圧洗浄後
↑組立、動作確認
↑お掃除ユニットブラシが正常に動くことも確認します。
【あとがき】作業時間は2時間でした。左壁とのスペースが全くなく少し分解・組立・養生などしづらい点がありましたが付着していたカビは除去されキレイになりました。
南アルプス市のご家庭で2022年製 パナソニックエオリアお掃除機能付きエアコンCS-X402D2を分解クリーニングしました。エオリアのXシリーズでアクティブクリーンフィルターのある仕様とない仕様の区別を知らないのですが今日のエアコンはアクティブクリーンフィルターのないものでした。
↑2階に設置されています。大きく堂々とした存在感のあるエアコンです。エアコンの両サイドともスペースが十分あり分解組立に全く支障がない設置状況です。どちらかの壁にピッタリ設置してあるエアコンがよくありますが設置基準を知らない施工業者が多いことに悲しくなります。今日は私にとって最高の設置状況で楽しく作業できました。
↑型式 CS-X402D2 2022年製 冷房能力4.0kW(14畳用)
↑分解 動作確認してから電源プラグを抜きます。 フロントパネル、フィルター、ルーバー、基盤前カバーパネル、コーナーパネル、底板パネル、サイドパネル、お掃除ロボットなどを外します。
↑吹き出し口の上下ルーバー 左右のピンロックを解除し 右サイドにある左右風向ルーバーに繋がる稼働バーと縁を切り外します。 年式・機種により左右風向ルーバーを稼働させるバーが左右にあるものもあります。
↑吹き出し口、送風ファンのカビ
↑エオリアXシリーズのお掃除ロボットは大きくて圧倒されます。お掃除ロボットを外すため干渉する基盤の配線、コネクター、平端子を外します。
↑分解終了
↑養生して高圧洗浄します。
↑アルミフィンのクリーニング後
↑吹き出し口、送風ファンのクリーニング後
↑クリーニング後の各部品
↑汚水
↑組立、動作確認
【あとがき】作業は約2時間でスムーズに終わりました。ここのところパナソニックのXシリーズの分解クリーニングをよくします。高級機種なのに売れているようです。空気清浄機で売れているAirdogと同じですね。