📖店長ブログ
南アルプス市で2018年製 富士通ノクリアのお掃除機能付きエアコンAS-D568KS2の室内機と室外機を分解クリーニングしました。キッチンに近く本体パネルに油が付着しそこにホコリも付着している状況で送風ファンは強くカビが付着していました。
↑キッチンが左にあるリビングに設置されています。
↑型式 2018年製 富士通ノクリア AS-D568KS2 冷房能力5.6kW(18畳用)
↑分解 動作確認後、電源プラグを抜きフロントパネル、ダストボックス、フィルター、ルーバー、吹き出し口下パネル、電装部カバーパネル、サイドパネル、お掃除ユニットなどを外します。ルーバーの中央を固定するプラスチック製の矢じりが一部欠損していました。お客様は触れたことがないそうで少し前にエアコンの調子が悪くなったときにメーカー調査を頼んだとのことです。まさかとは思いますがその作業者以外考えられません。普通に使っていて欠損するものではありませんので。メーカーの下請け業者さんなのでしょうか。
なお、基盤に繋がる配線など全く触った形跡がありませんでした。エアコンの動作がおかしいとの依頼で訪問しているのに配線やコネクターを抜き差ししないなんて考えられません。今日、私が分解した際にはメーカーから出荷したときのままの配線状況でした。その作業員は何を確認したのか疑問?です。
↑分解途中です。 お掃除ユニットを外すために邪魔になる配線、コネクターを基盤から外します。
↑外したお掃除ユニット。 天板側はベタベタ汚れです。
↑分解したその他パーツです。
↑吹き出し口、送風ファンのカビ 厳しくカビが付着しています。これではカビ臭い風と弱々しい風量になっていたと思われます。
↑アルミフィン 細部にホコリやカビが入り込んでいますのでエアコン効率は低下していたと思います。
↑吹き出し口、送風ファンのクリーニング後です
↑アルミフィンのクリーニング後です
↑仕上げに除菌、防カビコート処理しました。
↑汚水
【あとがき】少し前の富士通ノクリアは底板パネルを外さないとサイドパネルが外せない構造でしたが最近の機種は底板パネルを外さなくてもいい構造になりました。前基盤も全て外さなくてもきちんと養生すれば高圧洗浄に支障ありません。
お客様がご自分でお手入れできるのはフィルターのお掃除とダストボックスのお掃除です。2~3年毎の定期的な分解クリーニングはエアコンクリーニング業者にご依頼なさることをお勧めします。