📖店長ブログ
都留市の学生アパートのクロス染色をしました。クロスの貼り替えは代金もかかるし時間もかかり廃材もでますが染色は安く、早く、廃材もでないなどいい点が多いです。
↑壁に塩素系洗剤の垂れじみがあり染色することになりました。巾木やコンセント、エアコン、サッシ枠などマスカーや養生テープで養生します。
↑床に近い位置に液だれじみがあります。この部分だけクロス染色するのではなく壁全面のクロスを染色します。
↑縦長のすじが目立ちます。
↑ここも縦長の白いスジが気になります。
↑染色後です。キレイに仕上がりました。
↑染色後です。縦長のスジは目立たなくなりました。
↑染色後です。垂れじみもわからなくなりました。
↑染色後です。
【あとがき】6畳の居室のクロス染色自体は約2時間の作業でした。部分的に染色するではなく室内全体のクロスを染色するので違和感がありません。とてもスピーディーです。表面の乾燥にあと2~3時間必要です。
都留文大の新入生向けアパート・マンションの入居前クリーニングをこの時期しています。いくつか写真を撮りましたのでアップしました。全国の大学周辺のアパートや貸部屋ではたくさんの業者さんが入居前クリーニングをしています。引越し業者さんもはもっとも忙しい時期だそうですが私たちハウスクリーニングに携わる人も忙しいですがクロスや床の貼り替えをする業者さんや塗装業者さんも最需要期だそうです。
↑キッチン
↑レンジフード底に溜まった油 ↑大量の油はあたかもチョコレートの塊のようです。
↑レンジフード清掃後
↑冷蔵庫内部品やレンジフード部品を洗浄後に乾燥させています。
↑浴室
↑洗濯パン、排水口 洗濯機もクリーニングしています。
↑玄関を入ったところ ワックス塗布後です。
【あとがき】学生アパートなのでワンルームが中心です。作業は丁寧に行いますのでだいたい6時間位かかります。今日のは一部写真だけでしたがほかにガラスサッシ、網戸、カーテンレール、エアコンフィルター、照明、スイッチプレート、ブレーカーボックス、玄関、収納庫、押入、天井、壁、巾木、ドア、トイレ、ベランダ、物干し竿、ガスレンジなどがあります。
甲府市で2017年製 日立ビートウォッシュBW-DV90Aを分解クリーニングしました。近々、引越しの予定があり洗濯機をキレイにして新居に設置したいとのことでご依頼いただきました。
↑乾燥機能付きビートウォッシュです。ガラストップデザインです。
↑乾燥機能付きなので内蓋があります。動作確認後、止水し電源プラグ、アース、給水管、お湯とりホースを外します。洗濯機本体を洗濯パンから出して分解開始。
↑本体後方左右の6角7㍉ロングボルトを7㍉6角ソケットドライバーで外します。ミゾが浅いのでプラスドライバーだとナメてしまう恐れがあるので使いません。つづいて操作パネル上、左右の隠しビスを外し操作パネル全体をズラしビスを外します。
↑上部パネルを固定している3箇所の固定ビスをとります。 乾燥フィルターの奥の隠しビスを1箇所外すと上部パネルを外せます。乾燥フィルターと洗剤ケースの間のパネルの裏側が少し引っかかって上部パネルが外しづらいことがあるのでそこのパネルを手で少し手前に押すと引っ掛かりが外れスムーズに外れます。左奥にある黒い配線が本体パネルについたままなので上部パネルは洗濯機脇の床にそっと仮置きすれば作業できます。
↑上部パネルを外しました。奥に乾燥機能機器のユニットが現われました。乾燥機、コネクター、水位センサーほかのパイプ、蛇腹ゴムダクト5箇所を外しユニットの固定ビス2箇所とると奥のユニットが外せます。ここは全てはずさなくてもユニットを奥にズラせればそのあとの分解や組立に支障はありません。
↑乾燥機を外しました。
↑乾燥機能ユニットを奥にズラしましたので洗濯槽カバーや脱水槽を外せます。左奥にアースがつながっているので外します。アースを外すと内蓋が外れる構造になっています。洗濯槽カバー周囲の固定ビスは11箇所もあります。
↑パルセーター 100円ショップなんかで売っているCフックスクリュービスを対角に軽く捩じ込んでそこに指を引っ掛けるとたやすくパルセーターが持ち上がります。特殊な道具は不要です。
↑脱水槽外し 38㍉の固定金具を専用工具(ハンマーレスフランジナット回し)で外します。そのままだと手で引き上げられないので専用工具(ギアプーラー)でシフトアップさせて脱水槽ドラムを抜き出します。
ギアプーラーは中央の軸に強い負荷がかかるので駆動部のモーター部を故障させてしまうことが稀にあるようですので丁寧に扱いましょう。古い洗濯機で反転する洗濯中に大きな異音がしている場合は駆動部のモーター交換が必要です。部品を買って自分でやるかメーカー対応になります。
↑パルセーター裏の汚れ ↑洗濯槽の汚れ
↑脱水槽の汚れ
↑洗濯槽のクリーニング後
↑各パーツのクリーニング後
↑洗濯槽カバー奥についている黒い細長い乾燥機能のパーツは上の蓋を外せば細長いパーツを簡単に外すことができます。この蓋をつけたまま外そうとするとL字形のプラスチックの爪をねじ切ってしまう恐れがありますのでクリーニング業者さんはこの蓋を外して分解するようにしましょう。
↑洗濯パン、排水口をクリーニングし元のように組立した洗濯機の動作確認をします。作業は3時間でした。
【あとがき】
北風が強く寒くて屋外でのパーツクリーニングは厳しいものがありました。最近はビートウォッシュのご依頼が多いです。縦型洗濯機の中でやはり人気がありたくさん売れているのでしょう。ただ、せっかく乾燥機能がついていても使っていないお客様も多いです。
明日からまたしばらく都留文大の学生アパート、マンションの入居前クリーニングが続きます。
石和町のご家庭で2022年製 日立ビートウォッシュXシリーズのBW-X120Gを分解クリーニングしました。まだ2年弱のご使用ですが分解すると各所に強く汚れが付着していました。
↑ビートウォッシュXシリーズはスタイリッシュで存在感のある外観です。Xシリーズの洗濯容量12kgのものは乾燥機能の付いていないタイプでも分解組立が少し複雑です。洗剤自動投入ケースは12kgの場合は手前にあり分解組立を複雑にしています。
↑型式 2022年製 BW-X120G 洗濯容量12kgの縦型洗濯機では最大です。
↑動作確認後、止水し電源プラグとアース、給水管を外します。本体後方両側のロングボルトをとります。つづいて自動供給洗剤ケース格納部の蓋を開けて両端の隠しビスをとります。2つの洗剤自動投入ケースも外しておきます。つぎに洗濯機本体正面のパネルを外します。床に近い位置にある3箇所のビスをとり両サイドのボタンを押してフロントパネルを下に引き下ろすと外れます。
つづいて左側にある三角形の手動洗剤ケースを外すとオレンジ色のケースがあり周囲の爪を解除して上部パネルと縁を切ります。ここも狭くて外しづらい作りになっています。そして下の蛇腹ゴムダクトのスチールバンドも緩めます。これでようやく上部パネルが外せますが自動洗剤ケースホルダーの周りにある爪が固く上部パネルに嵌っているのでとても外しづらくイライラします。スムーズに外せないときは自動洗剤ケースホルダーごと上部パネルを外すという方法もあります。
↑洗剤自動投入ケースは2種類です。 ↑フロントパネルを外しました。右ピラー内側に上部パネルに繋がる配線のコネクターが3箇所ビニール袋に入っているので外します。上の四角いケースが自動洗剤投入ケースを収納するホルダーです。配線図が貼り付けられています。
↑洗剤自動投入ケースホルダーの前の配線図をめくるとこんなふうになっています。洗剤自動投入ケースホルダーを外さずに上部パネルを外す場合はこれらのコネクターや一部パイプにマーキングして外し 縁をきり外します。
↑上部パネルを外しました。内蓋兼洗濯槽カバーを外すのに邪魔になる奥のユニットのビス4箇所とりユニットを奥にズラすと洗濯槽カバーや脱水槽が外せます。ユニットは乾燥機能付きと比べるととても簡単な構造です。奥の蛇腹ゴムダクト2本と洗濯槽カバー周囲の8箇所のビスをとれば奥にズラせます。
↑パルセーター裏の汚れ ↑パルセーターを固定する14㍉6角ナットやワッシャーです。これがとてもキツく締まっていて緩め外すのに苦労しました。一時、分解不能になるかもと途方に暮れました。
↑12kgの脱水槽固定金具は特殊な44㍉の6角金具です。ハンマーレスフランジナット回しに特殊アダプターをつけて緩め外します。着脱のとき大きな金属音がするので事前にお客様にお伝えしておくと不安を与えずにすみます。
↑38㍉用ハンマーレスフランジナット回しと44㍉用アダプター(トクナハズシという名前で3,000円位で日立の代理店で入手できます)
↑脱水槽ドラムを固定している44㍉6角金具や波打った平ワッシャーとハット型特殊ワッシャー
↑脱水槽の汚れ 2年弱でもここまで汚れるんです。
↑洗濯槽の汚れ 洗剤カスや水垢、カビなどでヌメリがあります。
↑パルセーター、洗濯槽カバーなどのクリーニング後 キレイです。
↑脱水槽ドラムのクリーニング後です。ステンレスの輝きが美しいです。
↑洗濯槽の洗浄後です。洗剤カス、カビ、ヌメリなどが除去され清潔に。洗剤でクリーニングしたあと洗濯機専用蛇口に散水ホースをワンタッチで接続できる洗濯機用蛇口ニップル(タカギ GWA44)を接続し散水ホースを繋げシャワー水で洗濯槽内をすすぐのでとてもキレイになります。
↑洗濯機用蛇口ニップル 散水ホースリールが繋げ便利です。
↑組立、動作確認 元のように組立し動作確認もOKです。作業時間は3時間半でした。
【あとがき】組立の時、オレンジ色の洗剤ケース下の蛇腹ゴムダクトを取付けるのに大変苦労しました。オレンジ色の洗剤ケースを上部パネルに嵌め込んでから蛇腹ゴムダクトのスチールバンドを取付しようとしたら蛇腹ゴムダクトの長さが短くて上手く取付出来ませんでした。作業順番が反対でした。まず蛇腹ゴムダクトをオレンジ色洗剤ケースに嵌めてからオレンジ色の洗剤ケースを上部パネルに嵌めれば簡単にできます。作業する方は注意してください。
この洗濯機の自動投入洗剤は洗剤の量を少し多めとか少し少なめというように自動設定ができるようになっています。洗剤は標準を守ることをお勧めします。多く使うと溶けきらずに洗濯機の中に残り 異臭やカビの生える原因になります。
今度の週末は乾燥機能付きビートウォッシュのBW-DV90Aの分解クリーニングを予定しています。
南巨摩郡南部町でトクラス社の2015年製のレンジフードをクリーニングをしました。トクラスの以前の社名はヤマハリビングテックでオシャレな形のレンジフードを生産しています。
↑動作確認後、周辺をマスカーで養生します。このレンジフードはフィルターがとても小さく写真に写っている四角い小さなものが2つです。
レンジフード本体の上部パネルは天井際をコーキングしてあり外せないようになっていました。施工業者さんが良かれと思い隙間がないようコーキングしたのでしょうがここはコーキングしてはダメな部分です。メンテナンスのとき上部パネルを簡単に外せませんので。開ける場合はコーキングをカッターで切る以外方法がありません。コーキングを切るとあとで見映えが悪くなります。
↑型式 トクラス社 2015年製 CFA902
↑フィルターとオイルパンを外してからシロッコファンがある前面の案内板(フロントパネル)を外しました。つづいてベルマウスを取りシロッコファンを抜き出します。
↑シロッコファンを抜き出したファンハウジング内はシロッコファンが回転したときについた油で汚れています。
↑ファンの汚れです
↑油が付着していた跡が変色していますがこれ以上キレイにはなりません。 ファンもキレイになりました。
↑クリーニング後のベルマウス、フィルターです。
↑クリーニングしたパーツを元のように組立し動作確認しOK
【あとがき】
仕様が少し変わっていましたのでブログアップしました。特に分解クリーニングで難しい点はありません。明日は都留文大の学生アパートクリーニングで少し遠方の都留市に行きます。毎年3月末まで都留文大学生アパート、マンションの空室クリーニングで忙しいです。