📖店長ブログ
笛吹市で2016年製 東芝の縦型洗濯機AW-10SD3Mを分解クリーニングしました。洗濯物に黒いカスが付着するようになったり洗濯槽クリーナーを使うと黒いカスが大量に浮いてくるとのことでのクリーニング依頼でした。
↑止水し給水管、電源プラグ、アースを外します
↑型式 2016年製 AW-10SD3M 洗濯容量10kg
↑パルセーター(渦を作る回転翼)を最初に外します。 裏側に水垢、洗剤カス、カビなどが付着してきます。
↑操作パネルの隠しビスを2箇所外し 操作パネル周囲の爪を解除して外します。この操作パネルを外す理由は 上部パネルが嵌っている爪の状況がよく見え外し易いためです。
↑上部パネルを固定している洗濯機の背面左右のビスを取ります。つづいて亜鉛鉄板の背面カバーを外し配線を固定しているインシュロックを緩め配線に余裕を持たせます。
↑上部パネルを後方に立ち上げし 閉じないよう特注支持ステーで固定します。上部パネルの操作パネル手前に爪が2箇所嵌っているのでそこを解除すると上部パネルが立ち上がります。パナソニックの洗濯機と同じ仕様です。つづいて洗濯槽カバー周囲の爪を解除しビスを1本外すと洗濯槽カバーが取れます。
↑脱水槽を固定する10㍉の6角ボルト4本をTレンチで緩め外します
↑4本の固定ボルト。 鉄製なので錆びています
↑洗濯槽の汚れ。 洗剤カス、水垢、カビなどでヌメリがあります。
↑柔軟剤投入ケース奥のカビ汚れ
↑脱水槽の汚れ。厳しく汚れが付着しています。
↑脱水槽裏底の強い汚れ
↑脱水槽のクリーニング後です。当店は分解したパーツは屋外で洗浄し浴室はお借りしません。
↑脱水槽裏底のクリーニング後です
↑洗濯槽のクリーニング後です
↑柔軟剤投入ケース奥のクリーニング後です
↑組立、動作確認 2時間30分の作業でした。
【あとがき】東芝の縦型洗濯機は上部パネルを後方に立ち上げするとき、奥の配線が突っ張ってしまい十分に立ち上げできません。裏板を外し配線を固定しているインシュロックを解除して配線に余裕を持たせる必要があります。無理に立ち上げると断線する恐れがあります。
中央市で2014年製 富士通のノーマルエアコンAS-A564H2の室内機と室外機を分解クリーニングしました。
↑リビングのエアコンです
↑型式 富士通 2014年製 AS-A564H2 冷房能力5.6kW(18畳用)
↑吹き出し口と送風ファン 強くカビとホコリが付着しています
↑アルミフィン(熱交換器) ホコリやカビが入り込んで変色しています
↑養生 エアコン周囲をマスカーや養生ポリシートで養生し高圧洗浄に入ります
↑吹き出し口、送風ファンの高圧洗浄後です
↑アルミフィンの高圧洗浄後です
↑汚水 エアコンを高圧洗浄して回収した洗浄水です
【あとがき】
設置して10年目になるエアコンでした。前面パネルを開けるとフィルター全体が目詰まりしており 吹き出し口、送風ファンも厳しくホコリやカビが付着している状況でした。高圧洗浄で汚れは一掃され心地いい暖気が注がれるように戻りました。エアコンは2~3年程度の定期的な分解クリーニングをお勧めします。
甲州市塩山で2021年製 東芝のお掃除機能付きエアコンRAS-H562Rを分解クリーニングしました。オモウマい店に登場してもいいような地元に人気の低価格で超大盛りの食堂です。
厨房に近い小上がりに設置されているためとても強く油が付着しそこにホコリが付着するという悪状況でした。今日、暖房が突然動かなくなったらしく電気屋さんではなくエアコンクリーニングの当店にクリーニング依頼がありました。連絡をいただいた時にはエアコンが動かないことは知らされず訪問して知りました。夕方から貸切のお客様があるので15時から18時の間に作業して欲しいと当日依頼の当日作業でした。
作業前の動作確認では弱々しくファンが回りましたので完全に壊れていたわけではありませんでした。分解開始したところ内部も厳しい油汚れなどのため途中から写真を撮る余裕がなく作業スタートしたときの写真しかありません。
↑本体全体がかなり汚れているのがわかります。
↑型式 東芝 2021年製 RAS-H562R 冷房能力5.6kW(18畳用)
↑フロントパネルに受光部に繋がる配線があるので電装部内のコネクターをまずはずさないとフロントパネルは外せません。
↑エアフィルターは外れ 奥の方がくしゃくしゃになっていてお掃除機能は長期間稼働していなかったようです。油とホコリで真っ黒でした。正面電装で左右から繋がる配線やコネクターをたくさん外す必要があります。コネクターもロックカバーがついている箇所がありかなり面倒な仕様で少し前の東芝のお掃除機能付きに比べこの機種は作業に手間がかかります。
【あとがき】
18時半に貸切予約のお客様たちが18時過ぎに入店してきましたが 少し待機していただきなんとかご迷惑かけずに作業終了しました。作業後の動作確認で快調に暖房が動き安堵しました。
「早くしないとお客さんが来ちゃう」「いやぁー、この油汚れなかなか落ちないよー」というように焦りながら限られた時間とハードな汚れのため心の余裕がない作業となってしまいました。
南アルプス市で2014年製 アクアの縦型洗濯機AQW-VZ10Bを分解クリーニングしました。後方のビスやボルトと手前左右のビスを外すだけで上部パネルを立ち上げできる仕様ではないため分解組立に少し手間がかかります。
↑2014年製 AQW-VZ10B 洗濯容量10kg 動作確認してから止水し電源プラグ、アース、給水管を外します。作業しやすいように洗濯パンから出します。
↑後方のパネルのビス2箇所外しマイナスドライバーなどでパネルの爪を解除しパカッと外します。つづいて内側の固定ビスを2箇所取ります。
↑本体両サイドのビスをとり 操作パネル右上の台形のコーナーパネルをケレンやマイナスドライバーなどで開け 隠しビスを外します。操作パネルを右に少しスライドして外します。この台形コーナーパネル開けるのを知らないとそのあとの分解が進みません。
↑操作パネルを外しました。内側手前の凹部に白いプラスチックのストッパーが嵌っているのでマイナスドライバーなどで外すと上部パネルを後方に立ち上げできます。このストッパーを外すために操作パネルを外す必要があります。
↑奥の蛇腹ゴムダクトのホースクリップを解除します。洗濯槽カバー周囲のビス4箇所と爪を解除すると洗濯槽カバーを外せ上部パネルを立ち上げできます。上部パネルが閉まらぬように特注支持ステーで固定します。
↑パルセーター(渦をつくる回転翼)の固定ビスを取ります。穴に対角にCフックスクリュービスを軽く捩じ込むとパルセーターを簡単に引き上げできます。パルセーター裏側にワッシャーがあるので無くさないように保管します。
↑脱水槽固定ボルト(10㍉6角)をTレンチで緩め外し 脱水槽を引き抜きます。
↑洗濯槽の汚れ 水垢、洗剤カス、カビなどが付着しています。
↑脱水槽外側の汚れ
↑洗濯槽のクリーニング後です。
↑脱水槽のクリーニング後です。ステンレスの輝きがピカピカです。
↑脱水槽内側のクリーニング後です。
↑脱水槽裏底、パルセーター裏のクリーニング後です。
↑組立、動作確認 作業時間は2時間15分でした。
【あとがき】天気予報よりも雨が降るのが早まって 9時には降り出しました。分解したパーツの洗浄はカッパを着ての作業となりました。当店はパーツの洗浄に浴室の洗い場はお借りせず屋外で洗浄しています。お湯やシャワーを使えるのは業者には好都合ですが 浴室を使われることを不快に思うお客様も多く 私は昔から屋外で洗浄しています。
賃貸アパートに設置されている2004年製のダイキンノーマルエアコン室内機F22ETDSと室外機F22EDSのクリーニングをしました。ベランダに設置されている室外機が一般的なものと少し異なっていましたのでアップしました。
正面のグリルを外すとモーターがあり ファンが奥のアルミフィンの方を向いています。普通のものと正反対を向いています。
ファンを固定しているナットもアルミフィン側から外します。どうしてこんな仕様になっているのかは不明です。
明日の夜から日曜日の朝にかけて南岸低気圧の影響で雪が降る予報になっています。注意しましょう。明日は午前中、縦型洗濯機の分解クリーニングを予定しています。