📖店長ブログ
2021年2月28日、南アルプス市内のご家庭で2008年製 ナショナルのお掃除機能付きエアコンCS-63RJX2を分解クリーニングさせていただきました。
ナショナルの13年前の古いエアコンで内部はかなり汚れがありましたが高圧洗浄してキレイにさせていただきました。
↑型式 ナショナル 2008年製 CS-63RJX2 冷房能力6.3kW 20畳用
↑分解開始
動作確認後、上下風向ルーバーのアームが出たままの状態で電源プラグを抜きます(可変式上下風向ルーバーなので上下風向ルーバーのアームが引っ込んでしまうと上下風向ルーバーを外せません) 上下風向ルーバー、前面パネル、エアフィルター、サイドパネル、タービン、お掃除ロボットなどを外していきます。
フィルターそうじノズルに大量のホコリが溜まっているのをご覧いただけます。
↑お掃除ロボット フレームやアルミフィンにたくさんのホコリやカビが確認できます。
↑左側にあるタービン(換気ファン)を外しました。ナショナルやパナソニックのお掃除機能付きエアコンはダストボックス式ではなくタービンでホコリをエアコン裏の排気口から室外に排出するタイプが殆どです(一部機種にダストボックス式があります)
↑電装部 電装部カバーを外しお掃除ロボットを外すのに干渉する各配線のコネクターを外します
↑アルミフィン お掃除ロボットを外しました。アルミフィンはホコリやカビで強烈に汚れています。これほど目詰まりしているとかなりエアコン効率は低下していたと思われます。
この状態で高圧洗浄すると大量のホコリや汚れがドレンホースに詰まり 冷房を使った際に結露水がスムーズに流れず室内に水漏れする可能性があります。ブラシやハンディ掃除機である程度除去してから高圧洗浄しています。
↑吹き出し口 黒カビが強く付着しています。動作確認で吹き出される風は カビ臭いものでした。
洗浄後はこちら⇩
↑アルミフィン洗浄後 高圧洗浄して全体を覆っていた汚れはキレイに。
↑吹き出し口の洗浄後 高圧洗浄機で奥までキレイに。組立後の動作確認では カビ臭かった風は 軽井沢にいるような心地いいものに変わりました。
↑汚水 エアコンを高圧洗浄して回収した洗浄水はこのように汚れていました。
【あとがき】
2008年10月1日に松下電器がパナソニックに社名変更となりナショナルブランドも廃してパナソニックに統一されました。作業させていただいたエアコンもナショナルブランドとして最後の頃の生産品ということになります。
明日は都留市内で学生向けワンルームアパートのクリーニングを予定しています。
各種エアコンクリーニング、洗濯機クリーニングのご用命はシャインクリーンにどうぞ。感動と満足をしていただけるような仕事を心がけ 暮らしを快適にするサービスをご提供します。ありがとうございました😊
-追伸- びわ湖毎日マラソンで鈴木健吾選手が2時間4分56秒の㊗️日本新で優勝。おめでとうございます。今日の大会で2時間10分以内がなんと42人、2時間20分以内が174人、2時間30分を切ったのが302人と世界のマラソン大会史上最もレベルの高いものでした。素晴らしい。
2021年2日24日、南アルプス市内のご家庭で2011年製 日立の白くまくんお掃除機能付きエアコンRAS-S71A2を分解クリーニングさせていただきました。設置してから10年で初めてエアコンクリーニングをご依頼されたとのことで 分解するとアルミフィンや吹き出し口は厳しいカビが付着していました。
↑少し高い位置に設置されています。動作確認後、電源プラグを抜き分解スタート。フロントパネル、エアフィルター、ルーバー、ダストボックス、本体パネル、受光部パネル、お掃除ユニットなどを外していきます。
動作確認で吹き出す風はとてもカビ臭いものでした。
↑型式 白くまくん 2011年製 RAS-S71A2 冷房能力7.1kW 23畳用
↑エアフィルターはホコリで強く目詰まりしていました。
↑電装部 お掃除ユニットや受光部パネルに繋がる配線、コネクターを外します。
↑ぶら下がっているのは受光部パネル。これから電装部のコネクターを外してとります。つづいてお掃除ユニット、温度センサーなど外します。外した受光部パネルは濡らしたり踏んだりしないよう安全な場所に一時避難させます。
↑分解したパーツ 作業スペースが少し狭かったです。
↑吹き出し口 ご覧のように厳しくカビが付着しています。
↑アルミフィン 全体が強烈なカビやホコリに覆われています。顔を近づけると湿った異臭が漂います。エアコン効率は かなり低下していると思われます。
↑養生 エアコン周囲をマスカーと養生ポリシートで養生して高圧洗浄に入ります。
⇩クリーニング後はこちら
↑エアフィルターの洗浄前後です。
↑吹き出し口の洗浄後 高圧洗浄して奥までキレイに。
↑アルミフィンの洗浄後 アルミフィンの細部まで高圧洗浄で汚れが除去されました。
↑汚水 エアコンを高圧洗浄して出た洗浄水は このように墨汁のように真っ黒なものでした。カビ、ホコリ、雑菌などが含まれています。
↑組立・動作確認 各パーツを元のように組立して動作確認。注がれる風はカビ臭くない心地いいものに戻りました。
【あとがき】
エアコンは夏も冬も使われることが多くなりました。昭和33年にルームクーラーという名前がつき冷房機能だけついたものが広まって夏に使うものと思われていましたが昭和40年にルームエアコンという名称に統一され今は冷暖房機能のエアコンがほとんどです。
ほぼ年間を通して使われるようになった関係でエアコンクリーニングも以前は暑い時期に集中していたものが 寒い季節でもご依頼いただくように変わりました。
快適にエアコンを使うためには2年程度の定期的な分解クリーニングをお勧めします。各種エアコンクリーニング、洗濯機クリーニングのご用命はシャインクリーンにどうぞ。感動と満足をしていただけるような仕事を心がけ 暮らしを快適にするサービスをご提供します。ありがとうございました😊
2021年2月21日、南巨摩郡富士川町のご家庭で2014年製 パナソニックの洗濯機NA-FW90S1を分解クリーニングさせていただきました。2年前にクリーニングさせていただいた洗濯機ですが分解すると水垢、洗剤カス、カビなどが強く付着していました。毎日使用する洗濯機ですのでどのご家庭の洗濯機も同じように汚れてしまいます。
↑動作確認後、止水し電源プラグやアース、給水管を外し分解開始です。
↑型式 パナソニック 2014年製 NA-FW90S1 洗濯容量9kg
↑底にある渦を作る回転翼(パルセーター)を最初にとります。
↑パルセーター裏側 洗剤カスや水垢が強く付着し汚れています。
↑脱水槽底
水垢、洗剤カス、カビなどが厳しく付着しています。
↑上部パネルの立ち上げ
脱水槽を抜き出すために上部パネルを後方に立ち上げします。両サイドと背面にある固定ビスを取り 内蓋に繋がっている蛇腹ゴムダクトを外すと立ち上がります。上部パネルが閉まらぬよう特注支持ステーで固定します。内蓋兼洗濯槽カバー周囲8本のビスをとれば内蓋兼洗濯槽カバーが外せます。
↑ゴムダクト
2箇所ともスチールバンドを緩め外します。左側の白いスティック(振れ防止装置)を折らないよう慎重に分解作業を進めます。
↑脱水槽外し
脱水槽を固定している38mm6角ナットをインパクトレンチで緩め脱水槽を抜き出します。この後、脱水槽の軸がきつく固着していて手で引き揚げ出来ませんでしたので専用工具(ギヤプーラー)を使い引き揚げました。
↑38mmナットを外すためのインパクトレンチと38mmナット回しです。
↑ギヤプーラー 2本爪と3本爪があります。
↑脱水槽ドラムを固定する金具
38mm6角ナットと特殊ワッシャーです。
↑洗濯槽内部
脱水槽を抜き出したあとの洗濯槽は 洗剤カス、水垢、カビ、繊維クズなどで厳しい汚れです。普段、この中で衣類を洗濯していたのが現実です。どこのご家庭の洗濯槽も同じ状況です。
↑脱水槽ドラムはご覧のような汚れでした。
↑脱水槽底裏側
細かい凹部に汚れが入り込んでいます。
⇩洗浄後はこちらです
↑脱水槽洗浄後
ステンレスのピカピカが戻りました。駐車スペースで洗剤とブラシと高圧洗浄機を使いキレイにしました。浴室の洗い場を借りて脱水槽ドラムやその他パーツをクリーニングする業者さんが多いですが当店は 屋外で作業しますので浴室を汚しません。
↑脱水槽裏側もキレイに。
↑パルセーター他パーツの洗浄後です。
↑洗濯槽洗浄後です。
↑組立・動作確認
脱水の途中で脱水槽がかなりブレて回転し大きな音が出ました。脱水槽を固定する6角ナットの締め付け不足だと推測されました。締め付けは緩めた時と同じインパクトレンチを使いましたが締め付けトルクが甘くガッチリ締め付けできていなかったと思われます。すぐに専用工具(ハンマーレスフランジナット回し)で再締め付けしOKでしたがお客様にご心配をおかけしてしまいました。
ハンマーレスフランジナット回し 鉄製なので叩くと大きな金属音がします。
【あとがき】
市販の洗濯槽クリーナーを使用していても洗濯槽や脱水槽に付着した汚れは完全にはとれません。洗濯槽や脱水槽に付着したカビや洗剤カスなどをそのままにしていると洗濯中に剥がれ 洗濯物についてしまいます。やはり2年程度ごとの定期的な分解クリーニングをお勧めします。
洗濯機クリーニング、エアコンクリーニングほか各種ハウスクリーニングなどのお見積もりおよびご用命はシャインクリーンにどうぞ。感動と満足をしていただけるような仕事を心がけ 暮らしを快適にするサービスをご提供します。ありがとうございました😊
↑2021年2月18日、甲斐市のご家庭でヤマハリビングテック(2013年にトクラスに社名変更)のレンジフードCF902WSを分解クリーニングさせていただきました。流線型のお洒落なデザインです。
↑型式 ヤマハ 2011年製 CF902WS
↑両サイドにサイクロンフードがあり丸いフィルターがあります。動作確認して分解開始。内側の案内板(ヤマハはフード内側の正面パネルを案内板と呼んでいます)から外します。
↑左側の丸いフィルターを外しました。
↑外したフィルターです。付着した油にホコリがついて目詰まりしています。
↑左サイドパネルやオイルパンを外しました。内側は油ベトベトです。
↑左サイドパネルを外したあとです。フード内は油がベタベタです。
↑右サイドパネルです。
↑ベルマウスとシロッコファンを外しました。ファンハウジング内部も油がベットリついています。
↑外したパーツです。シロッコファン、ベルマウス、フィルター、固定ネジなど油が付着しています。
↑シロッコファンは投げ込み式ヒーターで50℃にした洗剤に浸け置きし 油を柔らかくしてから除去します。
⇩クリーニング後はこちら
↑フード内側の洗浄後です。
↑洗浄後のパーツです。魚焼きグリルも一緒にクリーニングしました。
↑洗浄後のパーツ
↑もとのように組立し動作確認OK。レンジフード周りの壁もすべすべに。
【あとがき】
レンジフードは時々、変わったデザインや仕様のものに出くわします。お掃除機能付きエアコンと同じく初めて分解するものだと少し不安もありますが何かしら楽しくて好きです。
各種ハウスクリーニング、エアコン・洗濯機クリーニングのご依頼はシャインクリーンにどうぞ。感動と満足をしていただけるような仕事を心がけています。ありがとうございました。
2021年2月17日、甲府市内のご家庭で浴室クリーニングをさせていただきました。築10年のお住まいですが水垢、石鹸カス、カビなどが徐々に付着してしまったようです。
↑入口のレール部にホコリやカビが強く付着しています。手前の脱衣場の床が濡れないように防水シートを敷きマスカーテープで養生して作業に入ります。
↑ドアのアクリル板や桟に厳しくカビや水垢が付着し汚れが目立ちます。
↑浴室にはいるとまず目に入るのが床の凹部にある皮脂汚れによる黒ずみです。ひとの足裏の皮脂で床が汚れていきます。
↑つづいて鏡を見るとウロコが付着し自分の姿が映りません。
↑カウンターは水垢やカビ、ヘアピンの貰いサビが付着しています。
↑棚板は水垢や石鹸カスで白く汚れ、ハンドルの根本付近の隙間にカビが入り込んでいます。
↑壁は水垢が付着し水切れが悪くなっています。反射している窓もハッキリ映りません。
↑エプロン全体に水垢や石鹸カスが付着してくすんでいます。
↑排水口のカバーを開けたら このような状態でした。カビ、水垢、石鹸カス、髪の毛、ゴミなどが溜まっています。
⇩クリーニング後はこちら。
↑何かスッキリしていませんか。アクリル板、レールなど付着していたカビや水垢汚れは一掃!
↑黒ずんでいた床もキレイに。
↑鏡もこのようにピカピカで反対側がハッキリ映るようになりました。
↑棚板、シャンプー台の汚れもキレイに。
↑壁もすべすべに。
↑浴槽縁やエプロンの水垢を除去してツルツル、スベスベに。
↑排水口部品もこんなに清潔になりました。汚れが溜まると排水管が詰まったり異臭が漂ったりしますのでこまめなお手入れをお勧めします。
↑浴室全体、爽やかになりました。今日からリラックスしてバスタイムを過ごしてください。
【あとがき】
今日のお客様はご夫妻とも著名な音楽家です。毎日お忙しいのでお風呂のお手入れまでは手がまわらないのかもしれません。それよりも大事な指や手を痛めたりしたら一大事ですのであまりなさらない方がいいと思います。お掃除は私たちのようなハウスクリーナーにお任せください。
各種ハウスクリーニングほかエアコンクリーニング、洗濯機クリーニングのご用命はシャインクリーンにどうぞ。感動と満足をしていただけるような仕事を心がけています。ありがとうございました。