📖店長ブログ
甲府市で2018年製 三菱の天井埋込型エアコン4方向PL-ERP63EA6を分解クリーニングしました。お客様の仕事の関係だと思いますがカビの付着以外に細かい粉塵が大量に付着していました。
↑自宅に併設された仕事場に設置されています。
↑型式 三菱PL-ERP63EA6 2018年製
↑分解 動作確認後、ブレーカーを落とし作業を進めます。吸込みグリルを取り基盤カバーを開け 本体パネルに繋がる配線のコネクターを最初に外します。コーナーパネルを外し4隅の固定ボルトを緩め本体パネルを外します。
本体パネルはルーバーパネルを動かすための配線やモーターなどが設置されていて水濡れ厳禁です。高圧洗浄できないので外してから手作業で地道にクリーニングします。
風向ルーバーは内側にペプ貼りしてありそこにホコリやカビが大量に付着していました。
↑基盤 外から繋がっている配線のコネクターを外します。組立するときに間違えないようコネクターにナンバリングしたテープを貼っておきます。
↑本体パネルを外しました。基盤は天井裏に一時避難させファンカバーを外します。吹き出し口の発報スチーロール部分に黒カビの付着が見えます。
↑ドレンパンを外しました。結露水が溜まっているのでこぼさぬよう水平を保ち床に降ろします。つづいて大きなシロッコファンを外します。
↑シロッコファンを外しました。モーターは外さないでマスカーで養生します。モーターを外すと取付したときの微妙なズレで異音が出ることがあり敢えて外さない方法をとりました。
↑アルミフィンの汚れ アルミフィンの細部にまで厳しくカビが付着しています。顔を近づけると湿った異臭が漂います。ここまで汚れているとエアコン効率の低下とエアコン風のカビ臭は明らかです。
↑ドレンパンの汚れ ご覧のようにヘドロのような汚れやカビが溜まっていました。
↑養生 マスカーと4方向用洗浄シートで養生し高圧洗浄に備えます。
↑アルミフィンの高圧洗浄後です。カビが一掃され細部までキレイに。仕上げに除菌・防カビコートしました。
↑クリーニング後のドレンパンです。屋外で高圧洗浄しご覧のように溜まっていた汚れはキレイに除去されました。
↑汚水 高圧洗浄した洗浄水を回収したものです。カビ、ホコリ、雑菌、粉塵などが含まれ黒く汚れています。
↑組立、動作確認 元のように組立し動作確認もOK。作業は3時間でした。
【あとがき】夏季のエアコンクリーニングは少し辛いです。エアコンが使えないので蒸して全身ビッショリになってしまいます。水分補給が欠かせません。今日の現場はエアコン下の作業スペースが狭くて作業性が悪い状況でした。
甲府市でヤマダホールディングス(旧ヤマダ電機)のお掃除機能付きエアコン リエラYHA-M22N 2023年製を分解クリーニングしました。賃貸アパートに住むお客様が1年前に設置したエアコンですが エアコン風の臭いが気になるとのことで今回、分解クリーニングのご依頼をいただきました。
お客様がエアコンを設置してあるすぐ近くの戸袋に鳥が巣を作ってあるのを発見しすでに撤去してありましたがエアコン風から鳥の臭いを感じるとのことでエアコンクリーニングをした次第です。
↑ヤマダホールディングス製のお掃除機能付きエアコンです。フィルターお掃除機能以外に室内機・室外機のフリーズクリーン機能、内部クリーン機能、ルーバーの着脱ピンロック機能、大容量のダストボックスなどが付いています。
↑型式 ヤマダホールディングス 2023年製 リエラ YHA-M22N 冷房能力2.2kW(6畳用)
↑分解 動作確認後、電源プラグとアースを抜きフロントパネル、ダストボックス、フィルターカセット、ルーバー、本体パネルを外します。
↑本体パネルのお掃除機能に繋がる配線2本のコネクターを2箇所外します。コネクターにはピンロックがありそれを外さないとコネクターを外せません。
↑分解終了 まだ購入して1年未満なのでカビ汚れは見あたりません。
↑吹き出し口、送風ファン 通常ではまだクリーニングする状況ではないと思いますがお客様の嗅覚が敏感なので高圧洗浄をします。
↑アルミフィン
↑養生
↑分解したパーツ お掃除機能付きエアコンですが本体パネルにお掃除機能が一体化されているのでとてもシンプルで分解組立は容易です。
↑吹き出し口、送風ファンのクリーニング後です。仕上げに除菌、消臭スプレーコートしました。作業後の動作確認では異臭は感じられませんでした。 作業は1時間30分で終わりました。
【あとがき】ヤマダ電機(ヤマダホールディングス)のお掃除機能付きエアコンを初めて分解クリーニングしました。とてもシンプルな構造ですが 凍結洗浄やピンロック式ルーバーなど各メーカーのいいところを採用してある印象です。大容量のダストボックスは10年分溜まるとの謳い文句ですがその前にエアコンの分解クリーニングが必要になるはずです。
甲府市で2007年製 三洋電機の壁掛エアコンSAP-EX45U2を分解洗浄しました。エアコンを使うと家族全員が咳をするとのことで当店にクリーニング依頼がありました。17年前のエアコンですので破損や不具合などないように慎重に作業をすすめました。吹き出し口、送風ファンには長期の使用で付着したカビが現認されました。
↑エアコンの吹き出し口の側に梁があり 設置場所としてあまりお勧めしません。クリーニング作業でも少し邪魔になりました。フロントパネルはせりあがるタイプです。お掃除機能付きエアコンではありませんが各種機能があるので当時としてはかなり高級なエアコンだったと思います。
↑型式 三洋電機 2007年製 SAP-EX45U2 冷房能力4.5kW
↑分解 動作確認して電源プラグを抜きます。フロントパネル、フィルター、ルーバー、本体パネル、受光部など外します。アルミフィンにカビが付着し酸っぱい異臭がしました。
↑吹き出し口、送風ファン これほど強くカビが付着していますので室内にカビが放出されていたことは間違いないです。
↑養生 電装部とエアコン周囲をマスカーと養生ポリシートで養生し高圧洗浄します。
↑アルミフィンの高圧洗浄後です。
↑吹き出し口、送風ファンの高圧洗浄後です。
↑組立・動作確認 元のように組立し動作確認しました。清々しいエアコン風が室内に注がれ気持ちいいです。1時間30分の作業でした。
【あとがき】連日、37~38℃になりとても暑いです。熱中症に注意しましょう。ここのところエアコンクリーニングしているエアコンはかなり厳しくカビが付着していました。ここまでになる前に分解クリーニングのご依頼をいただければと思います。
中央市のご家庭で2010年製 パナソニックのお掃除機能付きエアコンCS-400CSX2を分解洗浄しました。吹き出す風が弱くなってきたとのことでご依頼いただきました。分解していくと吹き出し口、送風ファン、アルミフィンなどに強くカビが付着していましたが高圧洗浄でキレイに。
↑リビングに設置されているエアコンです。11日にも南アルプス市内で同じ機種のエアコンクリーニングをしています。
↑型式 パナソニック 2010年製 CS-400CSX2 冷房能力4.0kW(14畳用)
↑分解 動作確認後、電源プラグを抜きフロントパネル、フィルター、ルーバー、サイドパネル、お掃除ロボットなどを外します。このルーバーは反転式で着脱の際、破損させないよう慎重さが必要です。フロントパネルは可動式のため右サイドのコネクターを外す必要があります。
↑左基盤と右基盤 左のダストファン側にある基盤のコネクターとお掃除ロボットに繋がる右基盤の配線・コネクターを外します。
↑分解した部品類です。
↑アルミフィン アルミフィン全体にカビ、ホコリが強く付着しています。顔を近づけると湿った異臭があります。市販のエアコンスプレーを過去に使用したような形跡があります。市販のエアコンスプレーはお勧めしません。頭髪にシャンプー液をつけ すすがないでいるのと同じ状態と思ってください。
↑吹き出し口、送風ファン 厳しくカビが付着し固着しています。カビの付着は最大レベルです。この状況では注がれる風は弱くカビ臭もあります。
↑養生 基盤周りとエアコン周囲をマスカーと養生ポリシートで養生し高圧洗浄に備えます。
↑アルミフィンの高圧洗浄後です。
↑吹き出し口、送風ファンの高圧洗浄後です。固着していたカビは一掃されキレイに。注がれる風も心地いいものに戻りました。
↑クリーニング後の部品です。
↑汚水 エアコンを高圧洗浄した洗浄水を回収すると真っ黒です。カビ、ホコリ、雑菌などの汚れです。
↑組立・動作確認 キレイにした部品を元のように組立し動作確認もOK。2時間の作業でした。
【あとがき】パナソニックのお掃除機能付きエアコンはホコリを屋外排出するタイプがほとんどです。パナソニック以外のメーカーはダストボックスタイプです。稀にエアコン取付業者さんが屋外排出口を開かないようにしてあることがありました。過去に2件ありました。業者さんも千差万別で 有名だから、大手だからといってもいい業者さんだとは限りません。
笛吹市で2013年製 パナソニックのお掃除機能付きエアコンCS-EX283CとCS-EX253Cを分解クリーニングしました。設置して初めての分解クリーニングとのことでかなりホコリやカビが付着しているエアコンでした。CS-EX283Cのクリーニング状況をアップします。
↑和室の居間に設置されています。動作確認では強いカビ臭が感じられました。
↑型式 パナソニック CS-EX283C 冷房能力2.8kW(8畳用)
↑分解 動作確認してから電源プラグ、アースを抜きフロントパネル、フィルター、ルーバー、本体パネル、お掃除ロボットなどを外します。
↑本体パネルを外すと大量の綿ホコリが各所に溜まっていました。写真は右基盤とお掃除ノズル付近です。
↑左基盤と右基盤 お掃除ロボットを外すのに干渉する配線・コネクターを外します。パナソニックは配線がたくさんあり狭いところを通っていて少し外しづらくなっています。
↑分解した各パーツ お掃除ロボット全体にホコリやカビがあります。
↑吹き出し口、送風ファン 厳しくカビが付着しています。
↑アルミフィン アルミフィン全体が強烈なカビ、ホコリで覆われ目詰まりしています。
↑養生 電装部やエアコン周囲をウエス、マスカー、養生ポリシートで養生し高圧洗浄します。当店はエアコン洗浄シートは使わず 都度養生ポリシートで養生しています。そのため分解したフロントパネル、フィルター、本体パネル、ルーバーなどもここで高圧洗浄しますので浴室をお借りせずより短時間でキレイに仕上がります。
↑吹き出し口、送風ファンの高圧洗浄機後です。付着していたカビが除去されキレイに。
↑アルミフィンの高圧洗浄後です。カビやホコリで覆われていたアルミフィンはご覧のように。低下していたと思われるエアコン効率はかなりアップすると思います。 仕上げに防カビ・除菌コート処理をし室外機もクリーニングしました。
↑汚水 高圧洗浄で使った洗浄水を回収したものです。カビ、ホコリ、雑菌などで黒く汚れています。
↑組立・動作確認 元のように組立し動作確認もOK。清々しいエアコン風が室内に注がれ ご依頼者のお母様も凄く涼しくなったとお喜びでした。作業時間は2時間でした。この後、2Fのエアコンをクリーニングしました。
【あとがき】いよいよ関東甲信・東海地方も梅雨明けし暑い一日となりました。この時期はエアコンを1台クリーニングするとシャツがびしょ濡れになります。エアコンクリーニングのピークはお盆位までなのでもうひと頑張りです。