📖店長ブログ
早いもので今日で今年も半分になりました。石和町にあるリラクゼーションサロンで早朝7時から三菱業務用壁掛エアコンMPKH-RP80KALを分解クリーニングしました。3日前にクリーニングした同じ系列の店舗で18年前の巾広エアコンです
↑動作確認では注がれる風にカビ臭がありました
↑型式 2005年製の少し古い業務用エアコンです
↑分解 フロントパネル、エアフィルター、本体パネルを外します。経年劣化でルーバーパネルのプラスチックが破損する恐れがありルーバーパネルは着けたままクリーニングすることにしました
↑本体パネルを外しました。左側のドレンパンが脱落しそうなので作業中は養生テープで仮押さえしました。右下の受光部を濡らさぬよう一旦外しビニール袋で養生し避難させます
↑養生 エアコン周囲や基盤付近をマスカーや養生ポリシートで養生し高圧洗浄の準備をします
↑アルミフィンの洗浄前と洗浄後です。洗浄前は湿ったカビ臭が漂いました
↑吹き出し口、送風ファンの洗浄前と洗浄後です。高圧洗浄後は奥までキレイに
↑汚水 エアコンを高圧洗浄して回収した洗浄水はご覧のような汚れでした
↑組立、動作確認 キレイにしたパーツを元のように組立し動作確認もOK。再び心地いい風がエアコンから店内に注がれ始めました
【あとがき】
業務用壁掛エアコンは通常の家庭用壁掛エアコンよりも幅が広く電圧も200Vです。このエアコンは過去に幾度かメンテナンスしてあるようで各所にテープ留めや接着剤留め、パテ留めしてあり本体パネルが外せないようにしてありました。パネルも変形しているところもあり慎重な作業を心がけました
甲斐市の某リラクゼーションサロンで2017年製 パナソニックエオリアCS-X567C2を分解クリーニングしました。お店が開く前の早朝6時半からの作業でした。
床から3mの高所に設置されていること、機種が複雑なタイプだったこと、エアコン下の通路が少し狭かったことなどもあり3時間かかってしまい作業効率はあまりよくありませんでした。アルミフィンや吹き出し口、送風ファンなどに厳しいカビの付着がありましたが高圧洗浄してキレイになりました
↑床上3mの高所に設置されています 。片流れの建物の場合、高所設置はよくあります。 動作確認後、電源プラグを抜きフロントパネル、エアフィルター、ルーバーパネル、電装部カバーパネル、底板パネル、サイドパネル、お掃除ロボットなどを分解していきます
↑型式 2017年製 冷房能力5.6kW(16畳用)
↑吹き出し口 左右風向ルーバーを稼働させる独特のアームバーの先を外しルーバーパネルを外します。このエアコンの分解で破損しないよう最も気を使う箇所です。厳しいカビの付着が見えます
↑外したルーバーパネルや底板パネルです。強くカビが付着しています
↑正面の電装部です。お掃除ロボットを外すのに邪魔になるたくさんの配線、コネクターを外します。基盤の右上、右下、左下方面から配線は這っています
↑外したお掃除ロボットです 。エオリアのお掃除ロボットはかなり大きくて重量があり複雑です。いつも思うことですが「ここまで複雑に造る必要があるのかなぁ、もっとシンプルな構造のお掃除機能付きエアコンはたくさんあるのに」
↑アルミフィン(熱交換器)もかなり目詰まりし汚れています。エアコン効率はかなり低下していたと思われます
↑吹き出し口、奥の送風ファンもカビの付着が厳しいです
↑エアコン周囲をマスカーや養生ポリシートで養生し高圧洗浄します。下のタンクで洗浄水を回収します。7尺の脚立を使用しました
↑吹き出し口、送風ファンの高圧洗浄後です
↑汚水 エアコンを高圧洗浄後の洗浄水です。↑元のように組立して動作確認もOKでした。心地いいエアコン風が店内に注がれています
【あとがき】
動作確認でエアコンのリモコンを見たら風量は最大に設定されてありました。天井が高いので室内が冷えにくいのは仕方ないかもしれません。高圧洗浄しましたので今までのように風量最大にしなくても大丈夫だと思います。ずっと風量最大で動かすとエアコンに負荷がかかり故障の恐れもでてきます。風量は自動設定をお勧めします
甲府市で2016年製 日立の洗濯機ビートウォッシュBW-V90Aを分解クリーニングしました。2年前に分解クリーニングさせていただいた洗濯機です。たった2年で脱水槽、洗濯槽、パルセーターに強く汚れが付着していました
↑止水し電源プラグ、アース、給水管を外します
↑後方左右の固定ロングボルトを外します。日立の特徴のある6角ロングボルトです
↑操作パネルを外し隠し固定ビス5箇所とります
↑奥の蛇腹ゴムダクトのスチールバンドを緩め洗濯槽カバーと縁を切ると上部パネルを後方に立ち上げ出来ます。閉まらぬよう特注支持ステーで固定し洗濯槽カバー周囲のビス6本外し洗濯槽カバーをとります
↑パルセーター 中央の固定ビスをとりCフックスクリュービスを使い引き上げます。パルセーター裏は厳しく水垢、洗剤カス、カビなどで汚れています
↑38㍉6角の脱水槽固定金具をハンマーレスフランジナット回しで緩め外します
↑洗濯槽の汚れ 脱水槽ドラムを引き上げると洗濯槽はご覧のような汚れでした。この中で洗濯をしていたのです
↑脱水槽の汚れ 水垢、洗剤カス、カビなどで厳しく汚れています
↑脱水槽、パルセーターのクリーニング後です
↑洗濯槽のクリーニング後です
【あとがき】
洗剤や柔軟剤などの使用量が標準より多いのかもしれません。水に溶け切らないものが残り汚れます。1日に三回使っているとのことでしたので使用頻度も影響しているのでしょうか?
甲府市で2006年製 三菱霧ヶ峰のノーマルエアコンMSZ-ZXV36Tを分解クリーニングしました。吹き出し口やファンは強くカビが付着していました
↑リビングのエアコンです。 17年前のエアコンで内部に空気清浄機や受光部があり分解組立が少し手間がかかります。ただ、上下風向ルーバーはピンロックタイプなので容易に外せます。奥の左右風向ルーバーは観音開きになるので他の機種に比べてお手入れし易い構造のエアコンです
↑型式 2006年製 冷房能力3.6kW (12畳用)
↑吹き出し口、ファン カビが強く付着しています。カビが硬い塊になっています
↑アルミフィン 汚れて茶色く変色しています。顔を近づけると湿った異臭がします
↑フィルターのクリーニング前後 目詰まりしているとエアコン効率を落とします
↑吹き出し口、ファンの高圧洗浄後です
↑アルミフィンの洗浄後です
↑汚水 エアコンを高圧洗浄し回収した洗浄水は墨汁のような色の汚水です
【あとがき】
こちらのお宅では室外機2台、室外機2台をクリーニングさせていただきました。ここのところ吹き出し口や送風ファンに強くカビが付着しているエアコンのクリーニング作業がつづいています。カビのつかないエアコンはありませんので定期的な分解クリーニングをなさってください。
明日はビートウォッシュのクリーニングを予定しています。5月~8月はエアコンクリーニングの需要ピークですので当店も今からのお申込は7月下旬が一番早い作業となっています
北杜市大泉町のレストランでパナソニックのノーマルエアコンのクリーニングをしました。このエアコンも吹き出し口や送風ファンに強くカビが付着していました
↑イタリアンレストランに設置された2011年製のノーマルエアコンです
↑吹き出し口や送風ファン とても厳しい状態のエアコンです
↑エアフィルターのクリーニング前後です
↑ルーバーパネルに付着していたカビの様子です
↑養生 これから高圧洗浄します
↑クリーニング後のパーツです
↑吹き出し口のクリーニング後です
↑汚水
【あとがき】
普通のエアコンもお掃除機能付きエアコンも同じように吹き出し口やアルミフィンは汚れカビが付着します。定期的な分解クリーニングをお勧めします