📖店長ブログ
2021年4月30日、都留市のご家庭で1979年製 三菱霧ヶ峰のパッケージエアコンMS-2206Rと室外機を分解クリーニングさせていただきました。
42年間使用している冷房専用エアコンです。大事に長い間使われてきたようです。古いエアコンの場合、ちょっとした事で故障するリスクが高く多くの業者さんはクリーニングをしません。その旨、お客様にご説明したうえで不具合が出ないように電装部の養生や水漏れがしないよう吹き出し口の養生など普段に増してしっかり行いました。
↑居間に設置されています。動作確認してから電源プラグを抜き分解開始です。
↑型式 三菱霧ヶ峰 1979年製 MS-2206R 冷房能力2.2kW
ネットで型式から検索して1979年製と分かりました。
↑ペンダン式リモコン 昔のエアコンはスイッチを入れるとすぐに動き始めます。
↑リモコンの養生 エアコンの下壁にリモコンがありますのでキッチリ養生を。
↑本体パネルを外しました。アルミフィンは厳しく汚れ 顔を近づけると異臭が漂います。
↑受光部を外してしっかり養生。ドレンパンから溢れた洗浄水が垂れて受光部を濡らさぬようにマスカーで養生しています。
つづいて吹き出し口のルーバーパネルの固定ビス4本をとりルーバーパネルを外します。
↑養生 電装部とエアコン周囲を養生して高圧洗浄します。
洗浄後はこちら⇩
↑高圧洗浄してアルミフィンは細部までキレイに。高圧洗浄中に室外機そばのドレンホース末端を確認すると洗浄水が出ていませんでした。ドレンホース内にホコリやゴミなどが詰まっていたと思われ ドレンホースクリーナーで末端から吸込みしたらすぐに流れ出てきました。
↑吹き出し口の洗浄後 厳しく付着していたカビは一掃されました。
↑分解したパーツの洗浄後 屋外で乾燥させています。
↑汚水 エアコンを高圧洗浄した洗浄水です。真っ黒で異臭もあります。
↑組立・動作確認 元のように組立し動作確認もOKです。臭いのない心地いい冷風が注がれました。室外機と室内換気扇もクリーニングさせていただきました。
【あとがき】
40年位前のエアコンをクリーニングしたのは二度目です。古いエアコンはちょっとした事で破損したり壊れたりする可能性があり 各ハウスクリーニング会社や業者さんはクリーニングを断るケースが多いと思います。幸い今日のエアコンはキレイになって快調に動き安堵しました。
各種ハウスクリーニング、エアコン・洗濯機クリーニングのご用命はシャインクリーンにどうぞ。感動と満足をしていただけるような仕事を心がけ 暮らしを快適にするサービスをご提供します。ありがとうございました。
明日からもう5月です。甲府市と笛吹市でエアコンクリーニングを予定しています。
2021年4月29日、昭和町のご家庭で2017年製 日立白くまくんお掃除機能付きエアコンRAS-KW56G2を分解クリーニングさせていただきました。
今日から大型連休が始まりましたが昨年につづき新型コロナウイルスの蔓延でステイホームを呼びかけているものの遠出するひとは多いようです。
↑居間に設置されています。分解前の動作確認で吹き出す風はカビ臭いものでした。
↑型式 日立白くまくん 2017年製 RAS-KW56G2 冷房能力5.6kW 18畳用
↑分解 動作確認後 電源プラグを抜いて フロントパネル、ルーバーパネル、エアフィルター、ダストボックス、本体パネル、受光部、暮らしカメラ、お掃除ユニットなどを外していきます。
↑電装部 お掃除ユニットに繋がる配線・コネクター、受光部に繋がる配線・コネクター、暮らしカメラに繋がる配線・コネクターを外します。
↑分解したパーツの一部
↑吹き出し口 強くカビが付着しています。動作確認で吹き出す風のカビ臭い原因です。
↑アルミフィン 全体にホコリやカビが付着しています。エアコン効率を下げていると思います。
↑養生 エアコン周囲と周辺什器を養生し高圧洗浄します。
⇩洗浄後です
↑吹き出し口の洗浄後 奥のシロッコファンのカビもきれいに除去されています。
↑アルミフィンの洗浄後 細部までキレイに。
↑組立 元のように組立し動作確認します。
↑お掃除ブラシの動作確認中
↑汚水 エアコンを高圧洗浄して回収した洗浄水は真っ黒でした。カビ、ホコリ、雑菌、ペットの毛などが含まれています。
【あとがき】今日のエアコンはノーマルエアコンだと思い込んでいましたが 訪問し実機を見たらお掃除機能付きエアコンでした。時々このようなことはありますが 私がもう少し緻密にお客様とヒアリングすべきでした。
各種ハウスクリーニング、エアコン・洗濯機クリーニングのご依頼はシャインクリーンにどうぞ。感動と満足をしていただけるような仕事を心がけて暮らしを快適にするサービスをご提供します。ありがとうございました。
明日は都留市でエアコンクリーニングを予定しています。
2021年4月28日、笛吹市のご家庭で2016年製 日立のビートウォッシュBW-V80Aを分解クリーニングさせていただきました。分解していくと洗剤カスやカビなどが各所に付着していましたが2時間半後には脱水槽も洗濯槽もキレイに❗️
市販の洗濯槽クリーナーだけでは汚れは完全に取りきれません。脱水槽を抜き出してクリーニングする必要があります。
↑型式 日立ビートウォッシュ BW-V80A 2016年製 洗濯容量8.0kg
↑止水してから電源プラグ、アース、給水ホース、お湯取りホースを外し分解開始。
まず最初にパルセーター(渦を作る回転翼)を外します。裏側が貼りついて手では滑って上がらないのでCフックスクリューネジを軽くねじ込み指を引っ掛けて引き上げます。
↑パルセーター裏 洗剤カスや水垢で汚れていますね。でもどこのご家庭の洗濯機も分解すると同じ状況です。
↑脱水槽ドラムを抜き出すためこれから上部パネルを立ち上げします。
↑後方左右の7㍉6角ボルトを緩め外します。ボルトは狭い穴の深い位置で固定されています。
↑ビートウォッシュ専用の7㍉6角ボルト +ドライバーでも外せますが日立のミゾは浅く切ってあるので固く締め付けられているとナメてしまい外せなくなります。そのため7㍉6角レンチドライバーを使っています。
↑操作パネルを外し ビス5本外すと上部パネルを後方に立ち上げできます。
↑柔軟剤投入ケースに繋がる蛇腹ゴムダクトのスチールバンドを緩め外します。
↑上部パネルを立ち上げしました。閉まらないように特注支持ステーで固定します。
つづいて洗濯槽カバー周囲のビス6本をとり洗濯槽カバーをとります。
↑洗濯槽カバー裏の汚れ
↑ここまでに外したネジ類 左からパルセーターの固定ネジとギザワッシャー、パルセーター裏側のワッシャー、操作パネル上の隠しビス2本と蓋、上部パネル後方のボルト2本、操作パネル下のビス5本、洗濯槽カバーのビス6本
↑脱水槽外し 38mmの6角ナットを専用工具(ハンマーレスフランジナット回し)で緩め外します。とても高い金属音がするので事前にお客様にお伝えしておきます。
↑脱水槽の固定金具
↑脱水槽引き揚げ 脱水槽が軸に固着していて手で引き揚げ出来なかったため特殊工具(ギヤプーラー3本爪)を使いシフトアップして引き抜きしました。
↑洗濯槽内部の汚れ 脱水槽ドラムを抜き出しました。普段、この中で洗濯をしていたと思うと・・・。
↑脱水槽ドラム カビ、水垢、洗剤カス、繊維クズなどで厳しく汚れています。これらが洗濯中に剥がれ洗濯物に付着します。
↑脱水槽ドラムに付着した汚れ
⇩クリーニング後はこちら
↑屋外で高圧洗浄して各パーツはキレイに。ステンレスドラムもピカピカ!
↑脱水槽ドラム裏底もご覧のように。
↑洗濯槽もキレイになりました。
↑組立 キレイになったパーツを元のように組立します。
↑動作確認 スイッチを入れ動作確認してOK。作業時間は予定通り2時間30分でした。
【あとがき】
洗濯機もエアコンと同様にカビは付着してしまいます。洗剤や柔軟剤は所定量を使い過度に使わない方がいいです。残った洗剤はカビの餌になります。また、洗濯を終えたら洗濯機の蓋は開けておき密閉しないことです。
洗濯機もエアコンと同じように定期的な分解クリーニングをお勧めします。各種ハウスクリーニング、エアコン・洗濯機クリーニングのご用命はシャインクリーンにどうぞ。感動と満足をしていただけるような仕事を心がけて暮らしを快適にするサービスをご提供します。ありがとうございました。
2021年4月26日、甲府市で2017年製 パナソニックのお掃除機能付きエアコン エオリアCS-XS408C2とCS-287CEXを分解クリーニングさせていただきました。築4年のお住まいのですがエアコンの吹き出し口などに強くカビが付着していました。
↑室内で存在感のあるエアコンです
↑型式 パナソニック エオリアXシリーズ 2018年モデル(2017年製) CS-XS408C2 冷房能力4.0kW
↑分解開始
正面パネルを取ると通常のエアフィルターの前にアクティブクリーンフィルターという自動で動く空気清浄紙フィルターが現れます(2018年モデルから搭載されました) 通常のエアフィルターを外すにはリモコンを使ってこのアクティブクリーンフィルターを天面に稼働させる必要があります。使い方はクリーンフィルター下のパネルに説明シールが貼ってあります。
このアクティブクリーンフィルター、細かい凹凸をつけてあるので従来のエアフィルターの67倍の表面積があるそうで高い集塵性能を実現できそうです。
↑アクティブクリーンフィルターを上部に移動させている途中です。
↑オレンジのロックを解除してエアフィルターを外します。つづいて電装部カバーパネルの左右のビスをとり 手前に傾けて引き抜きます。
↑電装部カバーパネルを外すと大きな基盤が現れます。左右から多くの配線が這っています。つづいて3段ある上下風向ルーバーパネルのうち真ん中の段の上下風向ルーバーパネルを外してから下段の上下風向ルーバーパネルを外します。
パナソニックのルーバーパネルの端部軸に嵌っているシルバー色の丸管が外れやすいので 分解途中や洗浄中に紛失しないように取付まで保管しておきます。過去に何度か一時紛失して探す羽目になったことがあります。見つかるまで焦りました。
↑一番下段の上下風向ルーバーパネル外し
左右風向ルーバーパネルを動かすためのモーターに繋がるL形バーを外します(左右2箇所) つづいて左端のロックを解除すると一番下段の上下風向ルーバーパネルが外れます。黒カビが付着しているのが見えます。
↑吹き出し口 厳しくカビが付着していますね。
↑一番上段の上下風向ルーバーパネル 真ん中の軸が固いので外しづらく 破損させる可能性があり無理しないで外さずに洗浄することにしました。
↑上下風向ルーバーパネルの中段と下段を外し終え 底板パネルを外しました。次はサイドパネルを外します。
↑右側基盤カバーをとりました。お掃除ロボットをはずすために干渉する各配線、コネクター、平端子など基盤から外します。写真は基盤の右側の一部しか写っていませんが左側にも基盤があります。
↑お掃除ロボットの右側上部奥 ここは何故かメーカー出荷された時からビス固定されていません。他のXシリーズもみな同じでした。エアコンクリーニングをする皆さん、ここにビス固定はしなくていいんですよ。
↑分解したパーツです。
↑外したお掃除ロボット 大きくて重いお掃除ロボットはごそっと外れます。アクティブクリーンフィルターが天板側に移動している様子が分かりやすいです。
↑養生 エアコン周囲と周辺什器を養生して高圧洗浄に入ります。私は洗浄シートやホッパーは使用しません。現場ごとに養生ポリシートで手養生しています。分解したエアフィルターやルーバーパネル、本体カバーなどもここで高圧洗浄しますので浴室も借りなくて済み 短時間によりキレイにできるからです。
⇩クリーニング後です
↑吹き出し口の洗浄後 エアコン洗剤と高圧洗浄機で奥までキレイに。
↑アルミフィンの洗浄後 エアコン専用洗剤と高圧洗浄で細部までキレイになりました。
↑パーツの洗浄後です。乾燥させてから元のように組立します。
↑汚水 ご覧のように汚れた洗浄水です。作業時間はとてもスムーズで2時間15分で終了しました。ご依頼者もリビングで作業の様子をご覧になっていましたので時々お話をしながら楽しく仕事させていただきました。
↑室外機クリーニング
室外機も2台分解クリーニングしました。Xシリーズの室外機はこんなに大きいのかと思うくらい大きいです。右側は通常のエオリアの室外機なのでその差がよく分かりますね。
寝室のエアコン↓
↑寝室のお掃除機能付きエアコン エオリア CS-287CEXもクリーニングさせていただきました。流線形のオシャレなデザインです。
【あとがき】当然ですがメーカーの開発者は次々にマイナーチェンジを考えているのでしょう。2018年モデルからエオリアXシリーズは紙製のアクティブクリーンフィルターを付けています。AIが部屋の空気が汚れていると判断した時や運転開始時に天面に移動して空気清浄をさせるものだそうです。
エアコンクリーニングをする立場からするとますます分解組立が面倒になっていいくのかなぁと感じます。この紙フィルターも2年位経ったら交換するのを標準としているようで4,000円位するんですよ。なお、2019年モデルからは交換時期をリモコンで確認できるようになっているようです。
各種ハウスクリーニング、エアコン・洗濯機クリーニングのご依頼はシャインクリーンにどうぞ。感動と満足をしていただけるような仕事を心がけて暮らしを快適にするサービスをご提供します。ありがとうございました。
2021年4月24日、甲斐市のご家庭で2013年製 パナソニックのお掃除機能付きエアコンCS-713CXR2を分解クリーニングさせていただきました。
↑動作確認後、分解開始します。電源プラグ、前面パネル、エアフィルター、サイドパネル、受光部パネル、上下風向ルーバーパネル、お掃除ロボットなどを外します。
ルーバーパネルなどの軸が固く嵌っているので プラスチック部品を破損しないよう注意し作業を進めました。
↑型式 パナソニック 2013年製 CS-713CXR2 冷房能力7.1kW 23畳用 壁掛エアコンでは高能力です。現在、主要メーカーの壁掛エアコンの最大冷房能力は9.0kWのものが発売されています。
↑正面電装部 右から左からたくさんの配線が這っています。配線、コネクターを外して基盤を外します。
↑左横の基盤とタービン 受光部パネルに繋がる配線・コネクターを基盤から外し タービン、お掃除ロボットを外していきます。
↑養生 お掃除ロボットを外し終え 配線・コネクターなど電装部品を養生、エアコン周囲と周辺をマスカーテープと養生ポリシートで養生し高圧洗浄に備えます。
↑吹き出し口 カビが奥のシロッコファンに厳しく付着しています。
↑アルミフィン カビやホコリが付着しています。
↑吹き出し口の洗浄後 奥のシロッコファンのカビも一掃されました。
↑アルミフィン洗浄後 高圧洗浄で細部まで汚れを除去しました。
↑組立・動作確認 キレイにしたパーツを元のように組立して動作確認しOK。作業時間は2時間30分でした。
↑汚水 エアコンを高圧洗浄して回収した洗浄水はご覧のように汚れていました。カビ、ホコリ、雑菌などによる汚れです。
【あとがき】エアコンをつけた途端にくしゃみや咳が出る場合、送風ファンにカビが付着しているのが原因かと思います。エアコンからカビやハウスダストが室内に吹き出されるからです。お掃除機能付きエアコンはエアフィルターについたホコリをとる機能が付いているだけでエアコン内部のクリーニングはしないので普通のエアコンと同様に汚れます。エアコンは2~3年程度の定期的な分解クリーニングをお勧めします。
各種ハウスクリーニングほかエアコン・洗濯機などのクリーニングのご用命はシャインクリーンにどうぞ。感動と満足をしていただけるような仕事を心がけ暮らしを快適にするサービスをご提供します。ありがとうございました。
明日は富士川町でお掃除機能付きエアコン、ノーマルエアコン、室外機、浴室、キッチンクリーニングを予定しています。ひとり作業なので約10時間かかる見込みですが明日も楽しくクリーニングさせていただきます。