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2024-05-11 16:01:00

甲斐市で2020年製の日立縦型洗濯機ビートウォッシュBW-V100Eを分解クリーニングしました。分解していくと内部に強い汚れが付着していましたが2時間30分後にはキレイな洗濯機に戻りました。

 

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 ↑乾燥機能のないビートウォッシュです。動作確認して止水。電源プラグ、アース、給水ホースを外します。

 

 

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↑型式 2020年製 BW-V100E 洗濯容量10kg

 

 

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↑後方左右の隠しボルトを7㍉ソケットドライバーで外します。ビスなどを外すとき安易に電ドラを使う業者さんがいますがビートウォッシュのロング6角ボルト頭のプラスミゾは浅く切ってあります。ミゾをナメる可能性があるので出来れば電ドラは使わない方がいいです。

 

 

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↑操作パネルの隠しビス2箇所を取り 嵌っている爪を解除し操作パネルを一旦外し 中のビス5箇所外します。

 

 

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↑パルセーター(渦を作る回転翼)を外しました。厳しく汚れています。この段階でご依頼者様に声をかけ状況を確認していただきました。

 

 

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↑パルセーター裏、洗濯槽カバー裏の汚れです。ワッシャーを無くさないように保管しておきましょう。

 

 

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↑上部パネルを後方に立ち上げしました。奥の柔軟剤投入ケースに繋がるゴムダクトのスチールバンドを緩め洗濯槽カバーと縁をきると十分に立ち上げできます。洗濯槽カバー周囲のビス6箇所取り洗濯槽カバーを外します。

 

 

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↑脱水槽ドラムを外します。専用工具(ハンマーレスフランジナット回し)で38㍉6角金具を緩め外します。

 

 

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↑脱水槽を抜き出しました。 洗濯槽は水垢、洗剤カス、カビなどで厳しく汚れています。

 

 

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↑厳しく汚れている脱水槽ドラムを屋外で洗浄します。

 

 

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↑脱水槽のクリーニング後です。ご覧のようにキレイになりステンレスの輝きがピカピカです。

 

 

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↑パルセーター、洗濯槽カバーのクリーニング後です。

 

 

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↑洗濯槽のクリーニング後です。

 

 

【あとがき】 

今日のビートウォッシュも乾燥機能のないタイプでしたので当店は14,300円の代金を頂戴しました。最近のお客様は代金の相見積もりをなさっていることが多いと感じました。作業後、代金精算のとき「⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎本舗の某店舗に確認したら3万3千円です」と言われたそうです。先日作業したお客様も同じフランチャイズの別店舗に問い合わせしたら「2万8千円です」と言われたと言っていました。あまりにも不誠実だと思われます。乾燥機能もなく他社の普通洗濯機と変わらないものをビートウォッシュという名の下、高い代金見積りする加盟店はいかがなものかと思います。こんなことをしているとこのフランチャイズからますますお客様は離れていきます。

 


2024-05-05 13:09:00

甲斐市で2015年製 日立縦型洗濯機ビートウォッシュBW-10WVを分解クリーニングしました。乾燥機能のないタイプです。9年間の使用で各所に汚れが強く付着していました。

 

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↑動作確認後 止水し電源プラグ、アース、給水ホースを外します。

 

 

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↑型式 2015年製 BW-10WV 洗濯容量10kg

 

 

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↑本体後方左右の隠しボルトを7㍉6角ソケットドライバーで外します(穴の下の方にボルトの頭があります。ミゾが浅くナメる可能性が高くプラスドライバーは極力使用しない方がいいです)

もしナメてしまったら7㍉ソケットドライバーがないと6角ロングボルトを外せません。穴の径が小さく7㍉Tレンチだと入りませんがベッセル製ソケットドライバーだと入ります。

 

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↑操作パネルの隠しビスを2箇所取り 操作パネルを爪から外し内側の固定ビス5箇所外すと上部パネルが後方に立ち上げできます。

 

 

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↑洗剤投入口に繋がるゴムダクトの端部のスチールバンドを緩め外し 後方に立ち上げます。閉まらぬよう特注ステーで固定します。洗剤投入ケース内や裏は厳しく汚れています。

 つづいて洗濯槽カバー周囲のビスを外し洗濯槽カバーを外します。

 

 

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↑パルセーターを外すのに引っ掛かりがないためCフックスクリュービスを軽くねじ込みそこに指をかけてパルセーターを持ち上げます。

 

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↑パルセーター裏の汚れ  パルセーター裏にワッシャーがあるので無くさないように保管しておきます。

 

 

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↑脱水槽固定金具をハンマーレスフランジナット回しで緩め外します。大きな金属音がするので事前にお客様へ説明しました。脱水槽は固着していて手で引き抜きできなかったのでギアプーラーを使い外しました。

 

 

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↑洗濯槽の汚れ    洗剤カス、カビ、水垢などが付着しヌメリがあります。

 

 

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↑脱水槽の汚れ  脱水槽ドラムの外側、内側全体に汚れが付着しています。

 

 

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↑脱水槽裏底の汚れ 

 

 

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↑パルセーターのクリーニング後  キレイになりました。

 

 

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↑脱水槽のクリーニング後   ステンレスの輝きがもどりピカピカです。

 

 

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 ↑脱水槽裏底のクリーニング後

 

 

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 洗濯槽のクリーニング後

 

 

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 ↑組立・動作確認

 

 

【あとがき】ビートウォッシュでも乾燥機のないタイプなので作業は他メーカーの普通洗濯機と同じようにスムーズで2時間30分でした。 お客様の話では⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎本舗の某店舗にビートウォッシュの分解クリーニングの見積りをしたところ「日立製は特殊な構造なので28,600円」と言われたそうで当店の2倍だったと呆れていました。ご覧いただいた通り今日のビートウォッシュは特別な構造ではありません。どこが特殊構造なのか? 

代金は各社それぞれの考えで決めているのでいい悪いは言えませんが⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎本舗の場合、ビートウォッシュに乾燥機能があってもなくても高い料金にしているようです。  ⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎本舗に頼まなくてよかったとのことでした。

 

 


2024-05-03 16:24:00

中央市で2014年製 長府温水熱源機付エアコンRAY-4037を分解クリーニングしました。一条工務店の床暖房連動型は室内機、室外機、床暖房の3つが連動しているのでエアコンのそばの電源プラグをすぐ抜いてしまうとシステムエラーがでる場合があります。床暖房を故障させると大変な金額負担を負うことになりますので業者さんは気をつけましょう。

室内にあるヘッダーボックス(不凍液循環ホースが集中しているボックス)の中の不凍液バルブを閉め電源プラグを抜いてからエアコンのそばの電源プラグを抜く必要があります。

 

 

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 ↑動作確認してからまずヘッダーボックスへ行き処理します。 エアコンのそばにあるコンセントに「電源プラグはすぐ抜かない」と注意が貼ってある場合がありますが今日のリビングにはありませんでした。

 

 

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↑型式 長府製作所 2014年製 RAY-4037  冷房能力4.0kw(14畳用)

 

 

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↑ヘッダーボックス お客様にヘッダーボックスの場所まで案内してもらいます。扉を開けると右端の上下に黒いネジの元栓があり それぞれ下に押しながら右に回すと閉まります。その後、上部の電源プラグを抜きます。

写真は2箇所の元栓を閉め電源プラグを抜いたところのものです。

 

 

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 ↑分解  ようやく電源プラグを抜くことができます。フロントパネル、フィルター、上下風向ルーバー、本体パネルを外します。受光部は右端に一時非難させます。左右風向ルーバー一体型ドレンパンの裏に左右風向ルーバーを動かすモーターがあるのでこのまま洗浄するとモーターが濡れ腐食して故障します。そのため左右風向ルーバー一体型ドレンパンを外すのですが左サイドのドレンホースとの接続部がとても固くスムーズに外れなかったので左右風向ルーバー一体型ドレンパンは外さずにモーターを外し一時非難させる方法にしました。

なお、長府製作所のドレンパンは高さがあまりなくキチンと奥まで差し込み水平を保って取り付けないと 冷房を使い始めた時に結露水がドレンパンから漏れることがありますので業者さんは注意しましょう。

 

 

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↑吹き出し口 強くカビが付着しています。

 

 

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↑アルミフィン 隙間にホコリやカビが入り込んでいます。 受光部は外し 濡らさぬよう養生をして右端に一時非難させました。

 

 

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↑養生  マスカーと養生ポリシートで養生し高圧洗浄します。

 

 

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↑吹き出し口、ファンの高圧洗浄後です。カビは一掃されキレイです。

 

 

 

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↑アルミフィンの高圧洗浄後です。

 

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↑組立・動作確認  動作確認の前にヘッダーボックスに行き電源プラグを差し込み、元栓2箇所を開栓し元に戻します(黒いネジを左に回し上に引き上げると開栓になります)         作業時間は1時間40分でした。 

 

 

【あとがき】一条工務店/長府製作所のRAYエアコンはお任せモードに設定すると床暖房が暖まるまで自動でエアコンが部屋を暖めてくれるようになっています。床暖房が暖まるとだんだんエアコンの風力が弱まり最後は停止する仕組みになっています。

ヘッダーボックスでの閉栓と開栓、左右風向ルーバー一体型ドレンパンを外すまたはモーターを外すことがこの長府製作所のRAYエアコンクリーニングのポイントです。特徴のあるエアコンや洗濯機の分解クリーニングはとても楽しいです。

 


2024-05-02 14:33:00

甲斐市で2018年製 パナソニックのお掃除機能付きエアコンXシリーズ CS-X637C2を分解クリーニングしました。とても大きくリビングで堂々とした存在感があります。黒カビがあるのを奥様が発見しご自分で掃除しようとチャレンジしたそうですが 無理だと諦めご依頼いただきました。

 

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↑動作確認後、電源プラグを抜きフロントパネル、フィルター、電装部カバーパネル、ルーバー、底板パネル、サイドパネル、お掃除ロボットを外すのに干渉する配線・コネクターなどを外し最後にお掃除ロボットを外します。

 

 

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↑型式 パナソニック 2018年製 CS-X637C2 冷房能力6.3kw(20畳用)

 

 

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↑左右風向ルーバーの両サイドにあるアームを解除し左端の着脱用爪を解除するとルーバーを外せます。強くカビが付着しているのが見えます。

 

 

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↑左右風向ルーバーに黒カビが厳しく付着しています。

 

 

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↑吹き出し口、シロッコファンに強くカビが付着しています。

 

 

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↑電装部の配線やコネクター、平端子などを外します。

 

 

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↑分解したパーツです。お掃除ロボットはとても大きく重量があります。電装部と一緒にごそっと外せます。

 

 

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 ↑お掃除ロボットを外しました。配線端部を始末しエアコンを養生します。

 

 

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↑養生  マスカーや養生ポリシートで養生し高圧洗浄に入ります。

 

 

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↑アルミフィンの高圧洗浄後です。

 

 

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 ↑吹き出し口の高圧洗浄後です。

 

 

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↑パーツの洗浄後             ↑組立・動作確認して終了

 

 

【あとがき】

パナソニックのXシリーズは左右風向ルーバーを稼働用させるアームを外すのがポイントでしょうか。電装部に繋がる配線は左右からたくさん這っていてコネクターの色がほとんど黒色のものが多く組立の時は少し迷うかもしれません。

明日は一条工務店 床暖房一体型の長府製作所RAYエアコンの分解クリーニングを2台予定しています。大型連休後半の4日間は気温が高くなる予報が出ているので熱中症に注意しましょう。


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