📖店長ブログ
南アルプス市で2018年製 パナソニックエオリアCS-X683C2を分解クリーニングしました。アクティブクリーンフィルター仕様です。分解していくとエアコン内部の各所にかなりホコリが溜まっていました。ダストファンから屋外に繋がるダストホースの先が詰まっているのかもしれないと思い排気口の先を確認しました。排出口ホース先が密閉されているようになっていましたのでお客様にその旨お伝えしました。
↑リビングに設置されています。存在感のある大型エアコンです。左壁に近く 左側のサイドパネルやダストファンを外すのに少し苦戦しました。
↑型式 パナソニックエオリア 2018年製 CS-X638C2 冷房能力6.3kW(20畳用)
↑分解 動作確認して電源プラグを抜きます。フロントパネル、アクティブクリーンフィルター、エアフィルター、ルーバー、電装部カバーパネル、底板パネル、サイドパネル、お掃除ロボットなどを外します。
↑ルーバーやシロッコファンに強くカビが付着しています。お客様がご自分で苦労してお掃除した跡が残っています。
↑上下ルーバーの左右にある左右風向ルーバーを動かす稼働バーと縁を切り ストッパーを解除すると上下風向ルーバーがはずせます。
↑お掃除ロボットを外すために干渉する配線、コネクター、平端子を外しお掃除ロボットをごそっと外します。
左壁とのスペースが狭くダストファンの接続部を外すのに少し時間がかかりました。なぜもっと右側に設置しなかったのでしょうか? また天井とのスペースも少なくお掃除ロボットの奥の壁際を外すのにも苦労しました。パナソニックのお掃除ロボットの奥上部は日立白くまくんと同じように固く嵌っていて外しづらい機種が多いです。
↑分解した部品、お掃除ロボット
↑分解終了しました。 配線の端部等を養生します。アルミフィンに付着している大量のホコリや汚れをまずブラシで除去します。除去しないでこのまま高圧洗浄するとホコリや汚れがドレンホースに詰まりあとあと結露水がドレンパンから漏れる恐れがあります。
↑アルミフィンの厳しい汚れ 顔を近づけると湿った異臭が漂います。
↑吹き出し口、送風ファンの汚れ
↑養生
↑アルミフィンのクリーニング後です。室外機そばのドレンホース端部をドレンホースクリーナーで通水を確認しました。
↑吹き出し口、送風ファンのクリーニング後 キレイになりました。
↑組立、動作確認 分解した部品を元のように組立し動作確認もOKです。作業は2時間30分でした。
底板パネルの右奥がきちんと嵌っていなかったのでこのあと元に戻しました。アクティブクリーンフィルターの蛇腹のフィルターはお客様が交換部品を購入されていたので新品と交換しました。
【あとがき】エアコンの設置で壁や天井とのスペースが標準より少ない場合がよくあります。エアコン取付業者さんの技量や心構えが低レベルで後のメンテナンスを考えないで適当に取付してあり今日のエアコンも左スペースや排気口先の取付方など気になる箇所がありました。
エアコン取付業者さんもエアコンクリーニング業者さんも千差万別です。いい業者さんに当たる事を祈ります。代金の安さだけで選ぶと後悔します。
甲府市で2020年製 三菱お掃除機能付きエアコン霧ヶ峰 MSZ-FZ7120Sを分解クリーニングしました。FZシリーズは天板側にプロペラファンが2か所設置されていて下に向かって風が送られます。そのため従来のエアコンの吹き出し口の奥にあった円筒形の送風ファンはなくなりました。熱交換器(アルミフィン)もW字形になり大面積になっているのが他のエアコンと大きく異なる違いです。FZシリーズは2015年10月から発売されているようです。
↑リビングに設置されているスタイリッシュなエアコンです。
↑型式 MSZ-FZ7120S 2020年製 冷房能力7.1kW(23畳用)
↑分解 動作確認して電源プラグを抜きます。フロントパネル、ダストボックス、フィルターカセット、ルーバー、ムーブアイカバーパネル、サイドパネル、正面カバーパネル、発泡スチロールパネル、お掃除ユニットなどを外します。
↑電装部 正面カバーパネル、お掃除ユニット、プロペラファンなどに繋がる配線、コネクターを外します。
↑分解終了 吹き出し口の上部ルーバーは接続軸が固く嵌っていて破損の恐れがあり 敢えて外さずに洗浄することにしました。
↑分解した部品
↑お掃除ユニットのプロペラファンを外しました。
↑熱交換器(アルミフィン) W字型で普通のエアコンの倍くらいの面積があります。
↑養生 電装部、ムーブアイ周り、エアコン周囲をマスカーと養生ポリシートで養生し高圧洗浄に入ります。
↑熱交換器の高圧洗浄後です
↑吹き出し口のクリーニング後です
【あとがき】霧ヶ峰の最上級機種FZシリーズはたくさんある各社のエアコンと仕様が全く異なる独特なエアコンです。最近のFZシリーズのムーブアイにAI機能をつけ省エネも図っています。
三菱のエアコンはエアコンクリーニングするわたしたちにも分解組立しやすい構造、仕様になっています。
南アルプス市のペットショップで2022年製のダイキンお掃除機能付きエアコンうるさらX F56ZTRXPの分解クリーニングをしました。
ペットの毛がエアコンの内外に大量に付着していてエアコン効率はかなり低下していたと思われます。
↑ペットショップなのでどうしても猫や犬の長い毛が付着してしまいます。まず動作確認します。
↑型式 F56ZTRXP 2020年製
↑分解 電源プラグを抜きフロントパネル、ダストボックス、フィルター、ルーバー、サイドパネル、受光部パネル、お掃除ユニットなどを外します。
↑アルミフィンの汚れ このまま高圧洗浄してしまうとペットの毛がドレンホース内に詰まり結露水がドレンパンから漏れる可能性があるのでブラシである程度きれいにする必要があります。
↑分解したパーツ
↑吹き出し口、送風ファン
↑フィルターのクリーニング前後
↑養生 電装部やエアコン周囲をマスカーや養生ポリシートで養生して高圧洗浄します。
↑吹き出し口、送風ファンのクリーニング後
↑アルミフィンのクリーニング後
↑クリーニング後のパーツ モーターなどがあるお掃除ユニットは手で丁寧にクリーニングします。
↑汚水
↑組立、動作確認
【あとがき】作業は2時間30分でした。ダイキンのお掃除ユニットは奥側が厚いので天井とのスペースが少し狭いと天井にぶつかって外しづらい設置状況でしたがなんとか外し安堵しました。
このエアコンのドレンホースの配管の設置が水平方向に長く9mもありました。建物の構造上そうなったのかもしれませんがこのままでは室内に水漏れする可能性が高いです。
南アルプス市のご家庭で2012年製 日立白くまくんのお掃除機能付きエアコンRAS-SX63B2を分解クリーニングしました。
4年前に大手フランチャイズ店お⚫︎⚫︎⚫︎本舗にクリーニングを頼んだとのことでしたがそのときの作業がイマイチだったとのことでリピート依頼はしなかったとのことでした。
↑リビングに設置されています
↑型式 RAS-SX63B2 2012年製 冷房能力6.3kW(20畳用)
↑分解 動作確認後、電源プラグを抜きます。フロントパネル、フィルター、ダストボックス、ルーバー、受光部パネル、本体パネル、お掃除ユニットなどを外します。
↑電装部 受光部パネルやお掃除ユニットに繋がる配線、コネクターを外します。前回クリーニングした業者は乱雑な配線の戻し方でした。アース線もつけ忘れているところもあり当時経験不足だった作業者のようです。
↑分解したパーツ
↑分解終了 タバコのヤニの付着がありました。
↑吹き出し口、送風ファンの汚れ 白くまくんはステンレス製の送風ファンでカビが付きづらいという謳い文句ですがたくさんのカビが付着しています。
↑アルミフィン お客様が市販のエアコンスプレーを使ったような跡があります。
↑吹き出し口、送風ファンのクリーニング後
↑アルミフィンのクリーニング後
↑組立、動作確認 お掃除ユニットのブラシが正常に稼働しているか確認しOKです。
↑汚水
【あとがき】作業は1時間50分でスムーズにおわりました。2年程度の定期的な分解クリーニングをお勧めします。
富士河口湖町で2022年製 三菱霧ヶ峰のノーマルエアコンMSZ-KXV4023Sを分解クリーニングしました。霧ヶ峰のノーマルエアコンは2020年モデルから吹き出し口下のパネルが底板と一体化して 少し分解・組立しづらくなっています。
↑リビングに設置されています。左壁に近くコーナーパネルが外しづらいです。分解は動作確認後、電源プラグを抜きます。フロントパネル、フィルター、ルーバー、コーナーパネル左右を外し 吹き出し口下の隠しビスを2箇所取り底板を外します。この底板が本体パネルの端部に嵌っていてとても外しづらいです。組立するときもこの部分がとても嵌めづらいです。メーカーはどうしてこんな仕様にしたのでしょう。2019年以前の仕様に戻してほしいと願っているエアコンクリーニング業者は多いと思います。
ただ、エアコン取付業者さんにとっては従来よりも施工性がよくなったらしいです。
↑型式 MSZ-KXV4023S 2022年製
↑吹き出し口、送風ファン 1ヶ月前に見たときはほとんどカビの付着はなく最近急に黒カビが付着しているのを発見したとのことでした。
↑フィルター
↑吹き出し口、送風ファンの高圧洗浄後です
↑アルミフィンの高圧洗浄後です
【あとがき】三菱霧ヶ峰のノーマルエアコンが分解や組立がしづらくなったと他のエアコンクリーニング業者も話しています。2020年モデルからそうなっているようです。元に戻してほしいとの思いから不満をアップしてしまいました。