📖店長ブログ
甲斐市で2010年製 クリナップのお掃除機能付きレンジフード「洗エール」ZRU90AAQのクリーニングをしました。7年前にこのレンジフードクリーニングをご依頼いただいたお客様からのリピートです。シロッコファンの前に円盤型のオイルスマッシャー(フィルター)があり遠心力とお湯で付着した油をお掃除する仕組みです。
↑外観は普通のレンジフードです。
↑型式 クリナップZRU90AAQ ↑整流板を外すと奥にお湯ケースと汚水回収ケースがあります。
↑正面上の化粧パネルを外すとベルマウスやファンなどが外せます。
↑回転盤のフィルター(オイルスマッシャー)の奥にシロッコファンがあります。
↑シロッコファン前の黒い幕板パネルを外します。 この幕板パネルをつけたままでも回転盤フィルターとシロッコファンは外せますが狭くてクリーニングしづらいので外します。
↑オイルスマッシャー(フィルター)は油が付着しベタベタです。
↑分解したパーツ
↑クリーニング後のパーツです。キレイになりました。
↑ファンのある内部もキレイになりました。
↑もとのように組立していきます。
【あとがき】
クリナップのお掃除機能付きレンジフード「洗エール」はこの様式のあとモデルチェンジし回転盤フィルターがなくなりシロッコファンが大きいものになりました。あまりいい評価がされなかったからでしょうか?通常のレンジフードより分解するパーツが多く時間がかかるので作業代金は高くなります。
定期的に自動洗浄させれば10年は掃除しなくていいと取扱説明書に書かれていますが 2~3年で私たちハウスクリーナーが掃除しなくてはならないレベルの油が付着しています。
南アルプス市で2018年製 富士通のサイドファン付きお掃除機能付きエアコンAS-X71G2Wの分解クリーニングをしました。サイドファンがついている壁掛エアコンは現在、富士通のノクリアXシリーズだけでしょうか。
↑リビングのエアコンです。ロボットのようなサイドファンが特徴です。
↑型式 富士通ノクリア 2018年製 AS-X71G2W 冷房能力7.1kw(23畳用)
↑分解 フロントパネル、フィルター、ルーバー、底板、正面パネル、サイドパネル、お掃除ユニットなどを外していきます。
↑正面パネルを外し左右のサイドファンに繋がる配線、コネクターを外します。
↑基盤のカバーを外しコネクターを外します。配線は左から右、右から左と渡っていて何か仰々しい感じがします。
↑左サイドファンを取りました。爪で嵌っていてビスで固定されていないので落下させないように注意しましょう。
↑右サイドファンを外すには3芯を外す必要があります。サイドファンの汚れが軽度でしたので今回は右サイドファンは外さないでズラしお掃除ユニットを外す方法にしました。
↑分解したパーツです。
↑吹き出し口、ファン
↑アルミフィンのクリーニング後です。
↑吹き出し口、ファンのクリーニング後です。
↑組立、動作確認
【あとがき】
富士通ノクリアのXシリーズはフロントパネルを開けると基盤や配線に最初、圧倒されますが確実に配線を追いかけていけば分解は、難しくありません。お掃除ユニットもゴッソリ外せます。
過去に何台か分解組立しているのでスムーズに分解クリーニング作業は進みました。
笛吹市で2013年製 日立お掃除機能付きエアコン白くまくんRAS-MBK40C2を分解クリーニングしました。本体カバーを外すとネズミだと思われる糞が大量にあり 内部の冷媒断熱材カバーをかじって冷媒管がむき出しになっていました。コウモリもエアコンの中に入り込むことはありますが断熱材カバーをかじっているのでネズミだと思います。
↑居間に設置されているエアコンです。
↑型式 日立 RAS-MBK40C2 2013年製 冷房能力4.0kw(14畳用)
↑ 分解 フロントパネル、フィルター、本体パネルを外すとネズミの食害がありました。
↑本体パネル内側に大量の糞がありました。ここまでのものは初めてでした。
↑お掃除ユニットに繋がる配線、コネクターを外しお掃除ユニットを外します。この機種は難しい構造ではなく とてもシンプルなお掃除機能付きエアコンです。フィルターは天板側しかありません。
↑吹き出し口、ファンは強くカビが付着していました。
↑配管カバーが喰われています。壁に開けた配管穴は粘土のような配管穴ふさぎパテでふさぐ取付業者さんと配管穴を空いたままにしてある取付業者さんがいます。昨今、エアコン取付施工賃が低く抑えられていることを考えると業者さんは穴塞ぎはしないことの方が多いかもしれません。
↑配管カバーの断熱材を食べられて冷媒管が剥き出しになっています。コウモリは断熱材を食べないと思いますので多分ネズミの仕業です。
↑フィルターのクリーニング前後とアルミフィンのクリーニング後です。
↑吹き出し口、ファンのクリーニング後です。
↑パーツのクリーニング後です。清潔になりました。 組立、動作確認しお掃除ブラシの稼働も正常です。
↑汚水 エアコンを高圧洗浄した洗浄水は黒く汚れています。
【あとがき】
壁の配管穴からエアコン内部に出入りしていたようです。お客様もエアコンを使わない時に音がしていたので何かがいるということはご存知でした。冷媒カバーが喰われたままではまずいので 「すぐにでもエアコン取付業者さんに補修してもらった方がいい」とお客様にお話しました。
配線の被覆をかじられたら出火する可能性があるので何か異音や異変を感じたお客様は 早目に電気屋さんやエアコンクリーニング業者さんにご相談なさってください。
甲斐市のご家庭で庭のコンクリートタイルを高圧洗浄しました。1年に一度ご依頼いただいています。
↑クリーニング前 全体が黒ずんでいます。
↑クリーニング後です。高圧洗浄機を使いキレイに。
↑クリーニング途中です。 ビフォーアフターがよく分かります。
↑玄関前のクリーニング前 コンクリートが黒ずんでいます。
↑玄関前クリーニング後です。駐車スペースのコンクリートも洗浄しました。
【あとがき】
今日もお暑うございました。35℃位になったようです。高圧洗浄機は疲れないような気がしますが2時間位使っていると腰が痛くなってきます。泥がはねるのでガラスサッシ、壁、草木、お隣りの壁などを汚さぬように注意しながらの作業です。雨具や長靴で自分へのハネも防ぎます。2時間弱の作業でした。
山梨市で2018年製 パナソニックの縦型洗濯機NA-FA80H6を分解クリーニングしました。パルセーターは時々、お客様が外してクリーニングなさっていましたので汚れは軽度でした。1年位前、裏のワッシャーを洗濯槽に落としてしまったとのことで脱水槽をはずしたときに探しましたが排水口にながれてしまったようで見つかりませんでした。
↑動作確認後、止水し電源プラグ、アース、給水管を外します。
↑型式 パナソニックNA-FA80H6 2018年製 洗濯容量8.0kg
↑分解しやすいように洗濯機を手前にズラします。両サイドの隠しビス2箇所と背面のビスを2箇所外し上部パネルを後方に立上げします。手前中央に2箇所の溝に爪が嵌っているのでズラして立ち上げします。つづいて洗濯槽カバー周囲のビス5箇所と爪3箇所を外し洗濯槽カバーを取ります。
↑パルセーター(回転翼)を外したら脱水槽を固定する38㍉6角金具をハンマーレスフランジナット回しで緩め外します。
↑ 脱水槽ドラムを引き上げました。珍しくギアプーラーを使わなくても脱水槽ドラムを少しづつガタガタさせると手で引き上がりました。ギアプーラーの爪が脱水槽ドラムの底に引っかからないタイプだったので 簡単に手で引き上げ出来たのは幸運でした。パナソニックの脱水槽ドラムはギアプーラーが使えるものと使えないものがあります。
洗濯槽は脱水槽を外さないとキレイに出来ない部分です。市販のクリーナーを使ってもキレイにならない場所です。洗剤カス、水垢、カビなどが付着しヌメリがあります。
↑脱水槽の汚れ 水垢、洗剤カス、カビなどが脱水槽ドラム全体に付着しています。これらが洗濯中に剥が洗濯物に付着することになります。
↑脱水槽裏底の汚れ 除菌クリーニングという脱水槽を抜き出さずに側面をブラシで擦るやり方の業者さんの場合、汚れが残ってしまう満足の出来ないものです。
↑脱水槽のクリーニング後です。ステンレスのピカピカの輝きが戻りました。裏底の凹凸の汚れもキレイになりました。
↑パルセーターほかパーツのクリーニング後です。
↑洗濯槽のクリーニング後です。
↑組立、動作確認 洗濯機を元の位置にもどしクリーニングしたパーツを元のように組立て動作確認もOKです。作業はスムーズに進み2時間丁度で終了しました。
【あとがき】9月中旬なのに35℃近い気温でとても日差しが強い日でした。パルセーター裏のワッシャーがないとどのような不具合がでるか正確に分かりませんが パルセーターのスムーズな回転が少し劣るのかもしれません。他にパルセーターの緩みも徐々に出てくるかもしれません。非常に高速回転している部分ですのでもしご自分で分解されるお客様はパーツは無くさないよう注意しましょう。
エアコンクリーニングのご依頼のピークはすぎ落ち着きました。このブログをアップしている段階で今日の当ホームページの閲覧数が280にもなっています。普段の3倍位多いです。理由が分かりません。
明日は庭に敷き詰められたタイルの高圧洗浄のお客様を予定しています。ありがとうございました。