📖店長ブログ
山梨市で2018年製 パナソニックの縦型洗濯機NA-FA80H6を分解クリーニングしました。パルセーターは時々、お客様が外してクリーニングなさっていましたので汚れは軽度でした。1年位前、裏のワッシャーを洗濯槽に落としてしまったとのことで脱水槽をはずしたときに探しましたが排水口にながれてしまったようで見つかりませんでした。
↑動作確認後、止水し電源プラグ、アース、給水管を外します。
↑型式 パナソニックNA-FA80H6 2018年製 洗濯容量8.0kg
↑分解しやすいように洗濯機を手前にズラします。両サイドの隠しビス2箇所と背面のビスを2箇所外し上部パネルを後方に立上げします。手前中央に2箇所の溝に爪が嵌っているのでズラして立ち上げします。つづいて洗濯槽カバー周囲のビス5箇所と爪3箇所を外し洗濯槽カバーを取ります。
↑パルセーター(回転翼)を外したら脱水槽を固定する38㍉6角金具をハンマーレスフランジナット回しで緩め外します。
↑ 脱水槽ドラムを引き上げました。珍しくギアプーラーを使わなくても脱水槽ドラムを少しづつガタガタさせると手で引き上がりました。ギアプーラーの爪が脱水槽ドラムの底に引っかからないタイプだったので 簡単に手で引き上げ出来たのは幸運でした。パナソニックの脱水槽ドラムはギアプーラーが使えるものと使えないものがあります。
洗濯槽は脱水槽を外さないとキレイに出来ない部分です。市販のクリーナーを使ってもキレイにならない場所です。洗剤カス、水垢、カビなどが付着しヌメリがあります。
↑脱水槽の汚れ 水垢、洗剤カス、カビなどが脱水槽ドラム全体に付着しています。これらが洗濯中に剥が洗濯物に付着することになります。
↑脱水槽裏底の汚れ 除菌クリーニングという脱水槽を抜き出さずに側面をブラシで擦るやり方の業者さんの場合、汚れが残ってしまう満足の出来ないものです。
↑脱水槽のクリーニング後です。ステンレスのピカピカの輝きが戻りました。裏底の凹凸の汚れもキレイになりました。
↑パルセーターほかパーツのクリーニング後です。
↑洗濯槽のクリーニング後です。
↑組立、動作確認 洗濯機を元の位置にもどしクリーニングしたパーツを元のように組立て動作確認もOKです。作業はスムーズに進み2時間丁度で終了しました。
【あとがき】9月中旬なのに35℃近い気温でとても日差しが強い日でした。パルセーター裏のワッシャーがないとどのような不具合がでるか正確に分かりませんが パルセーターのスムーズな回転が少し劣るのかもしれません。他にパルセーターの緩みも徐々に出てくるかもしれません。非常に高速回転している部分ですのでもしご自分で分解されるお客様はパーツは無くさないよう注意しましょう。
エアコンクリーニングのご依頼のピークはすぎ落ち着きました。このブログをアップしている段階で今日の当ホームページの閲覧数が280にもなっています。普段の3倍位多いです。理由が分かりません。
明日は庭に敷き詰められたタイルの高圧洗浄のお客様を予定しています。ありがとうございました。