📖店長ブログ
甲斐市で2006年製の三菱洗濯機MAW-62Xを分解クリーニングしました。17年前の洗濯機ですが三菱は2008年に洗濯機の生産から撤退していますので三菱製の洗濯機は珍しいです。
↑外観も少し年代物という感じがします。電源もボタン式で懐かしいです。大事に使っているのでしょう。
↑型式 三菱 MAW-62X 洗濯容量6.2kg
↑パルセーター 中央のキャプを外し8㍉の固定ボルトを外しパルセーターを取ります。
↑操作盤の右上の隠しビスをとり操作盤を左にスライドすると操作盤を開けられます。操作盤下の左右のビスを外し洗濯機背面の左右のビスを外すと上部パネルを立ち上げできます。
↑上部パネルを立ち上げしました。洗濯槽カバー周囲の固定ビスを4箇所外すと洗濯槽カバーを外せます。
↑脱水槽を固定する38㍉の6角金具をハンマーレスフランジナット回しで緩め外します。
↑脱水槽が中央の軸に固着していたのでギアプーラー3本爪で引き上げ外しました。
↑洗濯槽の汚れ 洗剤カス、水垢、カビなどでヌメリがあります。
↑脱水槽の汚れ 側面や裏底に厳しく洗剤カス、水垢、カビなどが付着しています。
↑パルセーター裏の汚れ 洗剤カス、水垢などが付着しています。
↑脱水槽のクリーニング後 裏底の凹凸に入り込んでいた洗剤カスや水垢も除去し 側面のステンレスも輝きが戻りピカピカです。
↑パルセーター、洗濯槽カバーのクリーニング後 付着していたよごれが一掃されました。
↑洗濯槽のクリーニング後 厳しい汚れやヌメリはキレイに。
【あとがき】三菱は洗濯機の生産をやめてしまって15年になりますので滅多にクリーニング依頼はありません。特に特殊な構造をしているわけではなく分解クリーニングで難しいところはありません。ただ、パルセーター裏に普通あるワッシャーがありませんでした。モーターの音が最近の洗濯機と比べて少し五月蝿いと感じました。
Googleなどで当店のホームページの店長ブログなどから文書や写真を勝手に使い エアコンや洗濯機など家電製品を格安で売るというサイトがあります。これは詐欺サイトですね。注意してください。
甲府市で2011年製 三菱霧ヶ峰のノーマルエアコンをくしました。賃貸アパートですがおそらく一度もクリーニングしたことがなかったと思われます。
↑型式 三菱霧ヶ峰 2011年製 MSZ-GV251
↑アルミフィン カビやホコリが入り込んで変色しています。
↑吹き出し口、送風ファンのクリーニング前 手前はお客様が手の届く範囲をお手入れしてありましたが奥の送風ファンは厳しくカビが付着しています。
↑吹き出し口、送風ファンのクリーニング後 固く塊になっていたカビはキレイに除去されました。
【あとがき】入居されて1ヶ月も満たないのにエアコンは厳しい状況でした。アパートの管理会社さんにより入居前にエアコンクリーニングをするところとしないところがあります。出来れば入居前にエアコン内部も分解クリーニングしてあるアパートに入居なさることをお勧めします。
甲府市で2008年製 日立のお掃除機能付きエアコン白くまくんRAS-SX25Xを分解クリーニングしました。サイドパネルを外す時にパネルの角が天井に当たって奥の爪が外しづらい状況でした。エアコンクリーニングの仕事を始めた頃、数多くこのSシリーズ機種を分解洗浄したのを懐かしく思いながら作業しました。
↑寝室に設置されているエアコンです。天井とのスペースが少し狭くサイドパネルを外すのに難儀しました。
↑型式 RAS-SX25X 2008年モデル 冷房能力2.5kW(8畳用)
↑分解 動作確認後にフロントパネル、フィルター、ダストボックス、ホコリキャッチャー、ルーバー、サイドパネル、正面配線カバーパネル、電気集塵機電極、お掃除ユニットなどを外します。お掃除ユニットの右下内側に温度センサーが銅管に嵌っているのでそれを外すのを忘れないようにしましょう。
↑電装部 お掃除ユニットに繋がる配線、コネクターを外し4箇所の固定ビスを取るとお掃除ユニットが外せます。上部奥が固く嵌っているので少しの力と勇気を持って「エイッ」と手前に引き抜きます。
↑お掃除ユニットを外し終えました。
↑分解したパーツです。
↑養生 電装部とエアコン周囲を養生し高圧洗浄に備えます。
↑吹き出し口、送風ファンのクリーニング前です。
↑アルミフィンのクリーニング前です。中央部分のアルミフィンが変色しているので市販のエアコンクリーナー類を噴霧したことがあるのかもしれません。
↑吹き出し口、送風ファンの高圧洗浄後です。
↑アルミフィンの高圧洗浄後です。
↑汚水 エアコンを高圧洗浄して出た洗浄水は強く汚れていました。
↑組立、動作確認し終了です。作業時間は1時間30分でした。このあとノーマルエアコンを1台クリーニングしました。
【あとがき】時々、エアコンが右壁にピッタリくっ付いている場合があります。正面電装の場合は問題ないですが右電装の場合は困ります。最低右壁とのスペースが100㍉欲しいです。お掃除ロボットを外すのに電装部のコネクターを外すことができないためです。取付屋と言われるエアコンを設置する下請け業者さんの中には設置台数を数多くこなさなければならない業者さんも多く 後のメンテナンスを考えず設置してしまう業者さんがいます。
明日は甲府市内でノーマルエアコンクリーニングを2台とレンジフードのクリーニングを予定しています。ありがとうございました。
都留市で2016年製 三菱霧ヶ峰のお掃除機能付きエアコンMSZ-AH225とノーマルエアコンの分解クリーニングをしました。
↑ご主人の仕事部屋に設置されています。三菱のルーバーはロックピン留めタイプが多く着脱し易く好きです。
↑型式 霧ヶ峰2016年製 冷房能力2.2kW(6畳用)
↑フロントパネル、ダストボックス、フィルター、ルーバー、受光部カバーパネル、受光部、サイドパネル、お掃除ユニットを外します。このエアコンの分解ポイントは正面の受光部カバーパネルです。3箇所のビスを外したあとパネルの内側にある爪が固く嵌っているのでケレンなどで隙間に入れ ズラしてこじ開ける感じで外します。
↑電装部 受光部パネルやお掃除ユニットと繋がる配線、コネクターを外します。
↑分解したパーツです。お掃除ユニットは他の場所に一時避難させてあります。
↑吹き出し口、ファン。軽度のカビの付着が見られますがお客様がときどきお手入れしているそうです。
↑アルミフィン
↑養生 エアコン周囲を養生し高圧洗浄に入ります。
↑アルミフィンの高圧洗浄後
↑吹き出し口、ファンの高圧洗浄後
↑防カビ・抗菌剤を仕上げに噴霧しました。
【あとがき】今度の日曜日は4年振りに地区の運動会が開催されます。今回は午前中で終わる短縮スケジュールになりましたが出場者の選定に意外と時間がかかってしまいました。都合が悪いとか膝が痛い、親戚の結婚式、保育園の運動会と重なっている、歳だからなどとみんな参加したくないのでなどといい返事をもらえないです。でもなんとか協力していただける人のおかげで人数を確保し少しホッとしています。若いひとの参加が少なくケガの心配をしなけりゃいけない高齢者中心の運動会なんて時代に合わなくなってきたかもしれません。
明日は甲府市内でお掃除機能付きエアコンとノーマルエアコンのクリーニングを予定しています。ありがとうございました。
北杜市で2011年製 シャープの壁掛エアコンAY-A40SDを分解クリーニングしました。送風ファンに強くカビが付着していることに気づいたお客様がエアコンを動かしたまま送風ファンを掃除しようとした際に 送風ファンの一部の羽根を破損させてしまったとのことです。風量をmaxにするとルーバーが振動でブレていました。
↑ログハウスに設置されています。動作確認してから電源プラグ、アースを外しフロントパネル、フィルター、サイドパネル、プラズマクラスター発生装置を外します。両サイドパネルは内側下部の嵌合爪が固く嵌っているので外しづらいです。ルーバーパネルは経年劣化で破損する可能性があり外さずにクリーニングすることにしました。
↑型式 シャープ 2011年製 冷房能力4.0kW(14畳用)
↑吹き出し口、送風ファン カビが固い塊になって送風ファンの羽根に付着しています。吹き出す風は弱く室内にカビの胞子が放出されている状況です。
↑送風ファンの羽根が5枚欠損しポッカリ空洞になっています。このカビの付着は最大級です。羽根が一部欠損していてもエアコン風は室内にスムーズに注がれていますのでこのままご使用いただけると思います。
↑吹き出し口、送風ファンの高圧洗浄後です。付着していたカビが一掃されキレイに。送風ファンも軽快に回転するようになり心地いいエアコン風が室内に注がれるように戻りました。
↑汚水 エアコンを高圧洗浄した洗浄水はこのように真っ黒です。カビ、ホコリ、雑菌などによる汚れです。
↑組立、動作確認 キレイにしたパーツを元のように組立し動作確認もOKです。風量は強にしなくても十分効くと思います。
【あとがき】
エアコンは冷房を使うと熱交換器(アルミフィン)が結露するのでエアコン内部が濡れ カビがつきます。カビの付着を少なくする機能として「内部洗浄」や「内部クリーン」があります。冷房を止めた後、「内部洗浄」や「内部クリーン」機能が自動で働く設定とリモコンの「内部洗浄」や「内部クリーン」ボタンを都度押す手動設定があります。「内部洗浄」や「内部クリーン」機能がある場合はカビの発生を抑制するので使っ方がいいです。