📖店長ブログ
甲斐市で2015年製 日立の縦型洗濯機ビートウォッシュBW-10WVを分解クリーニングしました。今日の作業はいくつか予想外のことがあり少し手間がかかりました。
↑止水しようとしたら止水栓が固着していたのかびくともせず焦りました。なんとかして止水ハンドルを回そうとしたのですがあきらめ お客様と相談し外の止水栓を止め作業することにしました。
そのほかに困ったことがありました。洗濯機本体上部に乾燥機がありそのラックが洗濯機本体に取り付けあったためそれを外さないと上部パネルが少ししか立ち上げできず脱水槽が抜き出せない状況でした。これらの対応で1時間もかかり少し悲しい気分での作業となりました。
↑乾燥機とラックを外しました。この乾燥機は使ってないとのことでそのまま外の物置に移動しました。
↑型式 2015年製 BW-10WV 洗濯容量10.0kg
↑分解 まずパルセーター(渦を作る回転翼)を外しました。このパルセーターも固着していてスムーズに外せませんでしたがなんとか外せました。このパルセーターが外せないと脱水槽が外せないので分解クリーニングはできませんので最初にする理由です。
↑操作パネルを外し中の固定ビス5箇所取り 後部の6角ボルトを外すと上部パネルを立ち上げできます。
↑奥の洗剤投入ケースに繋がる蛇腹ゴムホースのスチールバンドを緩め外し上部パネルを立ち上げしました。洗濯槽カバー周囲のビスを外します。
↑脱水槽外し 真ん中の38㍉6角金具をハンマーレスフランジナット回しで緩め外します。とても高音の金属音がするので作業前にお客様にお話ししました。
↑脱水槽の引き上げ 固定金具を外しただけでは固着していて手で引き上げできないためギアプーラーを使い引き上げしました。
↑洗濯槽のクリーニング前 洗剤カス、水垢、カビなどが付着しヌメリがあります。
↑脱水槽の汚れ
↑脱水槽の裏底の汚れ
↑脱水槽のクリーニング後
↑パルセーター、洗濯槽カバーのクリーニング後
↑組立、動作確認 洗濯パン、排水口をクリーニングして洗濯機を戻し動作確認してOKでした。
【あとがき】洗濯機に給水したり止水したりするための止水栓のハンドルがものすごく固くて回らず困りました。これが回らなかったのは初めてのことでした。お客様にも確認してもらい水道屋さんに直してもらうようにしました。
今日の洗濯機の容量は10kgと大型ですが 洗濯機クリーニング業者によっては洗濯容量が8kg以上だと代金加算があります。8kg以上でも作業に大きな差はほとんどないのでなぜ代金加算しているのか不思議です。少しでも料金アップさせる口実なのでしょう。当店は代金加算していません。
甲府市で2015年製 日立のビートウォッシュBW-8WVを分解クリーニングしました。8年お使いですが普段のお手入れがいいのでしょう、汚れは軽度でした。
↑ビートウォッシュの乾燥機能のないタイプです。
↑型式 2015年製 BW-8WV 洗濯容量8.0kg
↑分解 止水し電源プラグ、アース、給水管を外し 本体奥の2箇所の6角ボルトを外します。
↑操作盤の隠しビスを取り 内部のビス5箇所外すと上部パネルを立ち上げできます。
↑上部パネルを後方に立ち上げし閉まらぬよう支持ステーで固定します。奥の洗剤投入ケースに繋がる蛇腹ゴムホースが断裂し液体洗剤が周囲に漏れていました。組立の時、ブチルテープで応急処置しました。つづいて洗濯槽カバー周囲のビスを6箇所外し洗濯槽カバーを取ります。
↑パルセーター外し 底にある渦を作る回転翼(パルセーター)の中心のビスを取ります。固着していることが多く持ち上げしにくいのでCフックスクリューネジを対角に軽く穴にねじ込み指をかけると簡単に引き上げ出来ます。普段はこのパルセーターを作業の最初に行っています。
↑脱水槽外し 脱水槽を固定する38㍉6角金具を専用工具(ハンマーレスフランジナット回し)で緩め外します。
↑脱水槽引き上げ 脱水槽の固定金具を外しただけでは簡単に手で引き上げできません。ギアプーラーを使いシフトアップして外します。
↑パルセーター裏の汚れ
↑脱水槽ドラムの汚れ
↑脱水槽ドラム裏底の汚れ
↑脱水槽のクリーニング後
↑脱水槽ドラム裏底のクリーニング後
↑その他パーツのクリーニング後
↑洗濯槽のクリーニング後
【あとがき】洗濯パンと排水口を最後にキレイにして作業終了しました。作業時間は2時間30分でした。洗濯機の前にノーマルエアコンクリーニングをしましたので全体では4時間程度です。
明日は中央市でレンジフード、浴室、トイレ2か所のクリーニングを予定しています。
毎年12月にご依頼いただいている富士川町の某歯科医院の窓ガラスクリーニングとフロアワックスをしました。
治療の精密機器がたくさんあるので触れないよう注意しながらの作業です。
↑ 大きな窓もたくさんあります。
↑小窓もたくさんあります。
↑医院内の一部です。治療台から大きなガラス窓越しに中庭が見え心落ち着きます。
↑受付脇に有名人の書がかかっている素敵な歯科医院です。
【あとがき】12月は年末大掃除をするというのが昔からの日本の文化でしょうか? そんな関係でハウスクリーニングに携わっている人はこの時期レンジフード、浴室、キッチンなど水まわりのクリーニングが多くなります。
甲府市の来週は最低気温が氷点下5度になる日が数日つづく予報が出ていて水を使う仕事には厳しいです。手が冷たくなるのはもちろんのこと、厳しい寒さだとエアコンの高圧洗浄機内に残った水が凍結し高圧洗浄機がすぐに使えないことが過去に何回かありました。
甲州市勝沼町で2019年製 富士通のお掃除機能付きエアコンAS-M569H2の分解クリーニングをしました。吹き出し口、送風ファンにカビの付着を奥様が見つけご自分でやれるところまでやったとのことでしたが諦めて当店にご依頼いただきました。
↑リビングのエアコンです。nocriaブランドがシンプルです。少し前までの長方形の外観から角に丸みを持たせてあります。nocriaはairconをひっくり返して命名したもので富士通ゼネラルってユーモアがある会社ですね。
↑型式 AS-M569H2 2019年製 冷房能力5.6kW(18畳用)
↑分解 動作確認後、電源プラグを外しフロントパネルを外します。ダストボックス、フィルター、ルーバー、吹き出し口下パネル、電装部前カバーパネル、吹き出し口上パネル、サイドパネルなどをとりお掃除ユニットを外すのに干渉する配線、コネクターを外します。
従来の富士通のお掃除機能付きエアコンは底板を外していましたがこの機種あたりからは底板を外す必要がなくなりました。
↑お掃除ユニットを外しました。正面の基盤は外さなくてもしっかり養生すれば洗浄に支障はありません。
↑分解したパーツです。
↑吹き出し口、送風ファン 手前側はお客様が苦労して掃除なさったところです。奥と送風ファンにはカビが付着しています。
↑アルミフィンのクリーニング前
↑吹き出し口、ファンの高圧洗浄後です。
↑汚水
↑組立、動作確認 作業は1時間45分でした。
【あとがき】このエアコンのパーツはビスを取れば簡単に外れるとういうタイプではありません。いくつかのパネルは小さな爪で嵌合しているので着脱のとき「エイっ」て意外と力がいる感じです。個体差があるので一概には言えませんが。プラスチックの破損に留意する慎重さとある程度の思いきりが必要です。
エアコンをキレイにしたと思っているお客様の家のエアコンはときどきパーツが破損していることがよくあります。ご自分でキレイにしようという思いから回転している送風ファンに指とか突起物を当て送風ファンの羽根の一部を破損させてしまうことがあります。今日のお客様もそうでした。幸いファンが回転しても異音などなく使用に支障はありませんでした。
10月16日に甲府市で2012年製パナソニックのお掃除機能付きエアコンCS-X633C2を分解クリーニングしましたが お客様からタイマーが点滅しているとの連絡があり朝一で訪問対応しました。リモコンの「お知らせ」ボタンを押すと液晶に診断コードH051が表示されましたのでお掃除ユニットブラシノズルの不具合だとわかりました。
フロントパネルを開けるとお掃除ユニットブラシノズルが真ん中付近で止まっていましたのでフロントパネルを閉じ リモコンの「手動おそうじ」ボタンを5秒長押ししノズルを右端の所定の位置に戻しました。
再度「手動おそうじ」ボタンを押してお掃除ユニットブラシノズルを稼働させたところ中央付近でストップしてしまいました。その付近を確認したところ エアフィルターのプラスチックの端の1箇所にクラックが入っていてそこがほんのわずか突起してお掃除ユニットブラシノズルがそこに引っ掛かりエラー表示(タイマー点滅)していたことがわかりました。セロハンテープで補修して無事エラー解消となりました。作業時間は30分でした。
このH051のエラー表示でそのほかによくある原因は お掃除ユニットブラシノズルが右端に戻った際に感知するバネのようなスイッチが本来の位置からズレたりしている場合です。これもそのバネスイッチを所定の位置に直すことで簡単に直ります。