📖店長ブログ
南アルプス市で2014年製 アクアの縦型洗濯機AQW-VZ10Bを分解クリーニングしました。後方のビスやボルトと手前左右のビスを外すだけで上部パネルを立ち上げできる仕様ではないため分解組立に少し手間がかかります。
↑2014年製 AQW-VZ10B 洗濯容量10kg 動作確認してから止水し電源プラグ、アース、給水管を外します。作業しやすいように洗濯パンから出します。
↑後方のパネルのビス2箇所外しマイナスドライバーなどでパネルの爪を解除しパカッと外します。つづいて内側の固定ビスを2箇所取ります。
↑本体両サイドのビスをとり 操作パネル右上の台形のコーナーパネルをケレンやマイナスドライバーなどで開け 隠しビスを外します。操作パネルを右に少しスライドして外します。この台形コーナーパネル開けるのを知らないとそのあとの分解が進みません。
↑操作パネルを外しました。内側手前の凹部に白いプラスチックのストッパーが嵌っているのでマイナスドライバーなどで外すと上部パネルを後方に立ち上げできます。このストッパーを外すために操作パネルを外す必要があります。
↑奥の蛇腹ゴムダクトのホースクリップを解除します。洗濯槽カバー周囲のビス4箇所と爪を解除すると洗濯槽カバーを外せ上部パネルを立ち上げできます。上部パネルが閉まらぬように特注支持ステーで固定します。
↑パルセーター(渦をつくる回転翼)の固定ビスを取ります。穴に対角にCフックスクリュービスを軽く捩じ込むとパルセーターを簡単に引き上げできます。パルセーター裏側にワッシャーがあるので無くさないように保管します。
↑脱水槽固定ボルト(10㍉6角)をTレンチで緩め外し 脱水槽を引き抜きます。
↑洗濯槽の汚れ 水垢、洗剤カス、カビなどが付着しています。
↑脱水槽外側の汚れ
↑洗濯槽のクリーニング後です。
↑脱水槽のクリーニング後です。ステンレスの輝きがピカピカです。
↑脱水槽内側のクリーニング後です。
↑脱水槽裏底、パルセーター裏のクリーニング後です。
↑組立、動作確認 作業時間は2時間15分でした。
【あとがき】天気予報よりも雨が降るのが早まって 9時には降り出しました。分解したパーツの洗浄はカッパを着ての作業となりました。当店はパーツの洗浄に浴室の洗い場はお借りせず屋外で洗浄しています。お湯やシャワーを使えるのは業者には好都合ですが 浴室を使われることを不快に思うお客様も多く 私は昔から屋外で洗浄しています。
賃貸アパートに設置されている2004年製のダイキンノーマルエアコン室内機F22ETDSと室外機F22EDSのクリーニングをしました。ベランダに設置されている室外機が一般的なものと少し異なっていましたのでアップしました。
正面のグリルを外すとモーターがあり ファンが奥のアルミフィンの方を向いています。普通のものと正反対を向いています。
ファンを固定しているナットもアルミフィン側から外します。どうしてこんな仕様になっているのかは不明です。
明日の夜から日曜日の朝にかけて南岸低気圧の影響で雪が降る予報になっています。注意しましょう。明日は午前中、縦型洗濯機の分解クリーニングを予定しています。
大月市で2017年製の日立縦型洗濯機 白い約束NW-70Aを分解クリーニングしました。
↑動作確認して止水、電源プラグ、アース、給水管を外します。
↑型式 2017年製 NW-70A 洗濯容量7.0kg
↑パルセーター(渦をつくる回転翼)をまず外します。
↑上部パネルを立ち上げるため手前両側の隠しビスを外し後部2箇所の隠しボルトを外します。
↑上部パネルの後方を固定しているロングボルトです。左は6角ソケットドライバー(ロングボルトの頭は6角でプラスですがミゾが浅くプラスドライバーを使うとナメる恐れがあります)
↑上部パネルを後方に立ち上げました。閉まらないよう特注支持ステーで固定します。
↑脱水槽外し ハンマーレスフランジナット回しで38㍉6角金具を外してからギアプラーを使い引き上げます。
↑洗濯槽の汚れ 洗剤カス、水垢、カビなどが付着しています。
↑パルセーター裏と洗濯槽カバーの汚れ
↑脱水槽外側の汚れ
↑脱水槽裏底の汚れ
↑洗濯槽のクリーニング後です。
↑脱水槽のクリーニング後です。
↑脱水槽内側のクリーニング後
↑脱水槽裏底のクリーニング後です。
↑組立、動作確認 動作確認で洗濯機の下に水漏れが発生しました。排水管や水位センサーパイプなどを確認しましたが異常はなく再度洗濯機を30分程稼働させました。最後まで確認し水漏れの不具合は発生しませんでした。なぜ最初水漏れしたのか不明ですがとりあえず使用していただき不具合が発生したらすぐ連絡をいただくこととしました。
【あとがき】
作業後に水漏れが生じたことはほとんどなく 裏板を外し洗濯機本体を45度位傾けて排水パイプや水位センサーパイプなどを確認してみましたが亀裂や外れなどは見つかりませんでした。
水位センサーに不具合があると給水された水が脱水槽から溢れる状況になるのでこの異常ではないです。排水管に亀裂が入っていたり外れていると床に水漏れしますが亀裂や穴開き、外れは確認できませんでした。給水管の端部ユニオンナットを洗濯機上部の給水口から外し再度締付けしました。
北杜市で2015年製の三菱霧ヶ峰お掃除機能付きエアコンMSZ-ZD7116Sを分解クリーニングしました。日頃のお手入れがいいのでしょう、汚れは軽度でした。
↑リビングの吹き抜けの高い位置に設置されています。 2015年製 MSZ-ZD7116S 冷房能力7.1kW(23畳用)
↑分解 動作確認してからフロントパネル、ダストボックス、フィルター、ルーバー、基盤カバーパネル、サイドパネルを外し基盤カバーをとりお掃除ユニットに繋がる配線のコネクターを2箇所とるとお掃除ユニットが外せます。このタイプは前基盤を外さなくてもキチンと養生すれば洗浄が可能です。基盤カバーパネルは固定ビスを取ったあと周囲に爪が嵌っているので外しづらくなっています。
↑アルミフィン(熱交換器) 全体にカビやホコリが付着しています。
↑吹き出し口、送風ファン ファンにカビが付着しています。
↑養生 高圧洗浄するためエアコン周囲や周辺をマスカーや養生ポリシートで養生します。脚立は6尺に1尺延長できる仕様のものを使いました。
↑アルミフィンの高圧洗浄後です。
↑吹き出し口の高圧洗浄後です。汚れが一掃されキレイに。
↑組立、動作確認 分解したパーツをキレイにして元のように組立し動作してOK。作業時間は2時間です。
【あとがき】このご家庭は日頃のお掃除やお手入れなどをしっかりやっているのでエアコンはお掃除機能付きじゃなくてもいいのではないかと思います。お掃除機能付きエアコンはフィルターについたホコリだけ自動でお掃除する機能のついたエアコンです。もし新たにエアコンを買う予定があればその部屋の畳数より少し大きい能力の普通エアコンがお勧めです。高価なお掃除機能付きエアコンは不要です。
家電量販店のエアコン売り場に行くと約8割はお掃除機能付きエアコンが占めています。普通のエアコンは隅に少ししか置いてありません。販売員も高い機種が売れた方がいいので高機能のお掃除機能付きエアコンを勧めますが普通エアコンで十分なご家庭もあるのです。
甲府市内の美容院でダイキンの2014年製 天井埋込型エアコン4方向を分解クリーニングしました。エアコンの効きが悪くなったとのことでのクリーニング依頼で 設置して10年で初めてのクリーニングとのことでした。
↑コーナーパネルに人検知センサーがあります。型式はFHCP112CB 2014年製 4馬力
↑動作確認後、エアコンの動力を落とし分解開始。まず吸込みグリル・フィルターを外します。
↑電装ボックスを開け本体パネルのルーバーに繋がる配線のコネクターを外します。つづいてコーナーパネルを外します。1箇所は人検知センサーの配線が繋がっているのでそのコネクターを外します。コーナーにある4箇所の本体パネルを吊り下げているフックのボルトを緩め本体パネルを降ろします。
↑本体パネルを外しました。基盤ボックスを外すのに干渉する配線のコネクターや主電源を外し 基盤とファンカバーパネルを外しました。
↑ドレンパンを固定するボルト4箇所外しドレンパンを外しました。
↑シロッコファンを外しました。 製造から10年経ったエアコンなのでモーターを外すと異音やその他の不具合がでる可能性があるのでモーターは外さないで養生しました。
↑養生 天カセ4方向用の洗浄シートで養生して高圧洗浄に備えます。この時点で作業開始して50分です。
↑シロッコファン 強く汚れています。
↑ドレンパンの汚れ ↑吸込みグリル、ファンカバー
↑クリーニング後の各部品です。
↑クリーニング後のアルミフィンです。
↑汚水 高圧洗浄した洗浄水を回収するとご覧のような汚れです。
【あとがき】美容室ですので油汚れなどの付着はなくカビやホコリの付着でした。作業時間はひとり作業で3時間でした。
明日は北杜市でお掃除機能付きエアコンやノーマルエアコンのクリーニングを予定しています。