📖店長ブログ
甲州市勝沼町で2019年製 富士通のお掃除機能付きエアコンAS-M569H2の分解クリーニングをしました。吹き出し口、送風ファンにカビの付着を奥様が見つけご自分でやれるところまでやったとのことでしたが諦めて当店にご依頼いただきました。
↑リビングのエアコンです。nocriaブランドがシンプルです。少し前までの長方形の外観から角に丸みを持たせてあります。nocriaはairconをひっくり返して命名したもので富士通ゼネラルってユーモアがある会社ですね。
↑型式 AS-M569H2 2019年製 冷房能力5.6kW(18畳用)
↑分解 動作確認後、電源プラグを外しフロントパネルを外します。ダストボックス、フィルター、ルーバー、吹き出し口下パネル、電装部前カバーパネル、吹き出し口上パネル、サイドパネルなどをとりお掃除ユニットを外すのに干渉する配線、コネクターを外します。
従来の富士通のお掃除機能付きエアコンは底板を外していましたがこの機種あたりからは底板を外す必要がなくなりました。
↑お掃除ユニットを外しました。正面の基盤は外さなくてもしっかり養生すれば洗浄に支障はありません。
↑分解したパーツです。
↑吹き出し口、送風ファン 手前側はお客様が苦労して掃除なさったところです。奥と送風ファンにはカビが付着しています。
↑アルミフィンのクリーニング前
↑吹き出し口、ファンの高圧洗浄後です。
↑汚水
↑組立、動作確認 作業は1時間45分でした。
【あとがき】このエアコンのパーツはビスを取れば簡単に外れるとういうタイプではありません。いくつかのパネルは小さな爪で嵌合しているので着脱のとき「エイっ」て意外と力がいる感じです。個体差があるので一概には言えませんが。プラスチックの破損に留意する慎重さとある程度の思いきりが必要です。
エアコンをキレイにしたと思っているお客様の家のエアコンはときどきパーツが破損していることがよくあります。ご自分でキレイにしようという思いから回転している送風ファンに指とか突起物を当て送風ファンの羽根の一部を破損させてしまうことがあります。今日のお客様もそうでした。幸いファンが回転しても異音などなく使用に支障はありませんでした。