📖店長ブログ
甲斐市の某リラクゼーションサロンで2017年製 パナソニックエオリアCS-X567C2を分解クリーニングしました。お店が開く前の早朝6時半からの作業でした。
床から3mの高所に設置されていること、機種が複雑なタイプだったこと、エアコン下の通路が少し狭かったことなどもあり3時間かかってしまい作業効率はあまりよくありませんでした。アルミフィンや吹き出し口、送風ファンなどに厳しいカビの付着がありましたが高圧洗浄してキレイになりました
↑床上3mの高所に設置されています 。片流れの建物の場合、高所設置はよくあります。 動作確認後、電源プラグを抜きフロントパネル、エアフィルター、ルーバーパネル、電装部カバーパネル、底板パネル、サイドパネル、お掃除ロボットなどを分解していきます
↑型式 2017年製 冷房能力5.6kW(16畳用)
↑吹き出し口 左右風向ルーバーを稼働させる独特のアームバーの先を外しルーバーパネルを外します。このエアコンの分解で破損しないよう最も気を使う箇所です。厳しいカビの付着が見えます
↑外したルーバーパネルや底板パネルです。強くカビが付着しています
↑正面の電装部です。お掃除ロボットを外すのに邪魔になるたくさんの配線、コネクターを外します。基盤の右上、右下、左下方面から配線は這っています
↑外したお掃除ロボットです 。エオリアのお掃除ロボットはかなり大きくて重量があり複雑です。いつも思うことですが「ここまで複雑に造る必要があるのかなぁ、もっとシンプルな構造のお掃除機能付きエアコンはたくさんあるのに」
↑アルミフィン(熱交換器)もかなり目詰まりし汚れています。エアコン効率はかなり低下していたと思われます
↑吹き出し口、奥の送風ファンもカビの付着が厳しいです
↑エアコン周囲をマスカーや養生ポリシートで養生し高圧洗浄します。下のタンクで洗浄水を回収します。7尺の脚立を使用しました
↑吹き出し口、送風ファンの高圧洗浄後です
↑汚水 エアコンを高圧洗浄後の洗浄水です。↑元のように組立して動作確認もOKでした。心地いいエアコン風が店内に注がれています
【あとがき】
動作確認でエアコンのリモコンを見たら風量は最大に設定されてありました。天井が高いので室内が冷えにくいのは仕方ないかもしれません。高圧洗浄しましたので今までのように風量最大にしなくても大丈夫だと思います。ずっと風量最大で動かすとエアコンに負荷がかかり故障の恐れもでてきます。風量は自動設定をお勧めします