📖店長ブログ
南アルプス市で日立の洗濯機ビートウォッシュ BW-DV90Bを分解クリーニングさせていただきました。乾燥機能付きですので作業時間は3時間40分かかりました。
↑動作確認後、止水、電源プラグや給水ホースなどを外し分解開始
↑型式 BW-DV90B 2018年製 洗濯容量9.0kg
↑操作パネルを外しビス5本を抜きます。後方左右の6角ボルトを抜き乾燥フィルターのところの隠しビスを取ると上部パネルを外すことができます。ただ、奥の配線のコネクターを外さないと本体と完全に縁は切れません
↑上部カバーを外しました。内蓋も外してあります。奥に乾燥機やくみあげ装置などが現れました。これらを外すのが乾燥機能付きビートウォッシュは手間がかかる理由です。コネクターなど寸法や形状が同じものがあり組立の際、間違わないようにマーキングしたり写真を撮っておきます
↑くみあげ装置や乾燥ユニット ゴムダクト、コネクター、パイプ、ビスなど外すものがとても多いです
↑乾燥機能ユニットをごっそり外しました。つづいて脱水槽カバーやパルセーターを外します
↑脱水槽カバーの裏側 強くカビが付着しています
↑パルセーター裏 カビや水垢などで汚れています。パルセーター裏のワッシャーを無くさないようにします
↑脱水槽外し 38mmの6角の固定金具を専用工具(ハンマーレスフランジナット回し)で緩め外します。金属製工具のため緩めるときと締め付けするときに高い金属音がします
↑脱水槽が固着していたのでギアプーラー3本爪を使い脱水槽ドラムを引き上げます
↑洗濯槽の汚れ 脱水槽ドラムを抜き出すとカビ、水垢、洗剤カスなどで汚れていました
↑脱水槽ドラムの汚れ 水垢、カビ、洗剤カスなどが付着しています
↑洗濯槽の洗浄後 キレイになり気持ちいいです
↑洗浄後の脱水槽ドラム、パルセーター、洗濯槽カバーなど 脱水槽ドラムはピカピカに
↑組立・動作確認 洗濯パン、排水口も清掃します。キレイにしたパーツを元のように組立して動作確認OK
【あとがき】
今日のお客様も普段、市販の洗濯槽クリーナーを使用しているとのことでしたが 洗濯機はご覧いただいたように汚れます。エアコンと同じように定期的な分解クリーニングをお勧めします。
甲州市にて天井埋込エアコン1方向 F63RCVの分解洗浄をさせていただきました。フィルターお掃除機能付きパネルがあり自動昇降式です
↑作業開始 動作確認後、専用リモコンでフィルターお掃除機能付きパネルを下げてからブレーカーを落とします
↑ダストボックス付きフィルター洗浄機パネルを下げて外します。昇降用ワイヤーは小さく束ねて本体に養生テープで仮止めしておきます
↑型式 F63RCV 2017年製 6.3kW(20畳用) ↑リモコン フィルター洗浄機の専用リモコンがあります
↑分解 本体パネルを外すのに邪魔な配線、コネクターを外します
↑本体パネル かなり重量があるので慎重に扱います
↑エアフィルター 自動洗浄機能付きですが目詰まりしています
↑フレーム スチール製の重いフレームを外さないとドレンパンが外せません。ドレンパンの写真は撮り忘れました
↑アルミフィンを高圧洗浄してスッキリと
↑シロッコファンも高圧洗浄してキレイに
↑組立 分解し洗浄したパーツを元のように組立し最後にフィルター自動掃除機能付きパネルをワイヤーに取付してからリモコンで戻します
【あとがき】
お掃除機能付きの天井埋込型エアコンでした。カビの付着は軽度でしたがホコリ臭が強く漂っていました。高圧洗浄で臭いは感じなくなりお客様もお喜びでした。
甲府市の焼肉店でダイキンの天吊型1方向エアコンFHYJ40Fの分解クリーニングを2台させていただきました。エアコン内部のアルミフィンやドレンパンは強烈なカビや油が付着していました。
↑天吊型は本体パネルがスチール製なので少し重いです。モーターもかなりの重量があり天吊型エアコンの時は2人作業だったらいいなぁと思います
↑型式 ダイキン FHYJ40F 冷房能力4.0kW 天吊型としては少し小ぶりです
↑分解 動作確認後 ブレーカーを落としてフィルター、サイドパネル、前面パネル、ドレンパン、ファン、モーターなどを外していきます
↑ドレンパン外し ドレンホースをドレンパンから離しウエスで止水しました。
↑ドレンパン 厳しい汚れと異臭があります。冬でも冷房を使うことがあるそうで結露水が溜まっていました。
↑アルミフィン 厳しいカビ、ホコリ、油汚れに覆われています。かなりエアコン効率は低下していたと思います
↑アルミフィン洗浄後 目詰まりしていたアルミフィンはスッキリ、鉄製のパーツの一部は腐食しているところもあります
↑ドレンパン洗浄後 高圧洗浄してあれほど汚れていたドレンパンもご覧のように
↑組立 動作確認 分解したパーツをキレイにして元のように組立。動作確認もOK 心地いい風が注がれました
【あとがき】
焼肉店のエアコンはいつもカビをとるというよりは油汚れをキレイにするというイメージです。どの焼肉屋さんに行っても設定は温度最低、風量最強になっています。毎日使っているうちに汚れてエアコンが効かなくなってしまうのでしょう。焼肉店ですので1年に一度は分解高圧洗浄をお勧めします。
南アルプス市のご家庭で三菱の天井埋込型2方向の分解クリーニングをさせていただきました。多くは事務所や会議室など業務用に使われていますが築3年の戸建てのリビングに設置されていました。
↑本体カバーはスチール製ですのでかなり重くてひとり作業なので慎重に行いました。動作確認後 ブレーカーを落として分解開始
↑本体パネル、ドレンパン、シロッコファン、電装部など外しました。モーターは外さずに養生して作業することにしました。
↑ドレンパン 内側はカビの付着が見えます
↑シロッコファン 全体にカビが付着しています。カビ臭い匂いがした原因です
↑本体パネル スチール製なのでそれなりの重量があります。脚立に乗りながらなのでバランスが必要です
↑アルミフィン 高圧洗浄してとてもスッキリです
↑組立 分解してキレイにしたパーツを元のように組立し動作確認してOK
【あとがき】
三菱の天カセ2方向のファンは4方向に使われているものと同じ丸いシロッコファンです。設置されてまだ3年でしたので全体的な汚れは軽度でした。
甲府市のご家庭で2017年製のパナソニック CS-X407C2の分解クリーニングをさせていただきました。下から見ると大きく堂々とした存在感があります。吹き出し口の左右風向ルーバーは左右に稼働軸があり慎重に外す必要があります。
↑パナソニックのXシリーズはその存在感に少し圧倒されます
↑型式 CS-X407C2 2017年製
↑分解 フロントパネル、前パネル、エアフィルターを外しその他各パーツを外します。3段あるルーバーパネルの一番上のルーバーは真ん中の軸が破損し易いのでつけたまま洗浄しました。
↑正面基盤 外すコネクターや左右に這う配線がたくさんあります
↑外したお掃除ロボットやその他パーツです。お掃除ロボットはとても大きいです
↑左右風向ルーバーにも大量のカビが付着しています
↑養生 マスカーテープや養生ポリシートで養生し高圧洗浄した汚水を下のポリタンクで回収します
↑吹き出し口 洗浄前 厳しいカビの付着です
↑吹き出し口の洗浄後 高圧洗浄でキレイに
↑組立 動作確認 分解しキレイにしたパーツを元のように組立し動作確認も完了です
【あとがき】
各メーカーとも自社の製品に特徴をもたせたい為か より複雑な構造になっている気がします。いろいろなメンテナンスを考慮したらお客様がもっと簡単にお手入れしやすくするべきだと思います。メーカーの開発者はより良いものをと考えコンピュータ化するので構造や配線が複雑になってしまうのでしょう。