🌻ビートウォッシュの分解実例
⭐️日立ビートウォッシュBW-D9MVの分解クリーニングの工程をご紹介します。ビートウォッシュでも型式によりそれぞれ仕様は異なります。
↑動作確認後、止水し給水管、電源プラグ、アースなどを外します。
↑上部カバーを外すためビスや隠しビス、サイドカバー、パネル、乾燥フィルターなど分解していきます。乾燥機能がついているビートウォッシュは他の縦型洗濯機に比べて格段に複雑な構造になっています。
↑パルセーター(渦を作る回転翼)を外します。
↑パルセーターを固定していた部材です。
↑パルセーター裏は厳しくカビ、洗剤カス、水垢などが付着していました。
↑フロントパネル下部のカバーを外しフロントパネルをとります。
↑右側にある数カ所のコネクターを外します。
↑上部カバーを外しました。乾燥機ユニットなど電装部が現れました
↑各種コネクター、パイプ、蛇腹ダクトなどを外して電装ユニットや乾燥機をとりました。これでようやく脱水槽ドラムを抜き出す準備ができました。
↑洗濯槽カバー兼内蓋の周囲のビスを外します。
↑分解した各種パーツやビス類です。ビスやボルトは組み立てするとき間違えないように順番に置きメモをつけておきます。
↑ビートウォッシュのパルセーターは機種により脱水槽の上部の直径より広いものがあり脱水槽の外に出せない場合があります。中に入れたまま脱水槽を抜き出す作業になります。
↑脱水槽ドラムを固定しているナットはこの機種の場合、44mmでしたので特殊アダプターを38mm用ハンマーレスフランジナット回しに取付けてから緩め外します。
↑脱水槽ドラムを抜き出した洗濯槽は このように強く汚れていました。このようなカスが洗濯中に剥がれて洗濯物に付着します。普段このような汚れの中で洗濯しているのが現実です。
↑脱水槽は屋外で高圧洗浄してキレイにします。多くの業者さんは お客様の浴室の洗い場を借りて洗浄しますので浴室が一旦汚れてしまいます。
↑脱水槽ドラムの底裏側の汚れです。裏側の汚れはこのようにドラムを抜き出してくクリーニングしないと綺麗になりません。
↑洗浄後の洗濯槽です。綺麗になりました。
↑洗浄後の脱水槽ドラムです。
↑洗浄後の脱水槽ドラムの底裏側です。分解せずに発泡済と電動ブラシでクリーニングする除菌クリーニングの場合は ここまできれいになりません。
↑パルセーター裏の汚れもこのようにスッキリと。
↑型式です。 ビートウォッシュ2011年製 BW-D9MV 型式に-Dがついているのが乾燥機能付です。
↑各種パーツを元のように組立し電源を入れ動作確認してOKです。乾燥機能付のビートウォッシュはこのように構造が複雑ですので時間も代金も多くなります。