📖店長ブログ
2021年4月28日、笛吹市のご家庭で2016年製 日立のビートウォッシュBW-V80Aを分解クリーニングさせていただきました。分解していくと洗剤カスやカビなどが各所に付着していましたが2時間半後には脱水槽も洗濯槽もキレイに❗️
市販の洗濯槽クリーナーだけでは汚れは完全に取りきれません。脱水槽を抜き出してクリーニングする必要があります。
↑型式 日立ビートウォッシュ BW-V80A 2016年製 洗濯容量8.0kg
↑止水してから電源プラグ、アース、給水ホース、お湯取りホースを外し分解開始。
まず最初にパルセーター(渦を作る回転翼)を外します。裏側が貼りついて手では滑って上がらないのでCフックスクリューネジを軽くねじ込み指を引っ掛けて引き上げます。
↑パルセーター裏 洗剤カスや水垢で汚れていますね。でもどこのご家庭の洗濯機も分解すると同じ状況です。
↑脱水槽ドラムを抜き出すためこれから上部パネルを立ち上げします。
↑後方左右の7㍉6角ボルトを緩め外します。ボルトは狭い穴の深い位置で固定されています。
↑ビートウォッシュ専用の7㍉6角ボルト +ドライバーでも外せますが日立のミゾは浅く切ってあるので固く締め付けられているとナメてしまい外せなくなります。そのため7㍉6角レンチドライバーを使っています。
↑操作パネルを外し ビス5本外すと上部パネルを後方に立ち上げできます。
↑柔軟剤投入ケースに繋がる蛇腹ゴムダクトのスチールバンドを緩め外します。
↑上部パネルを立ち上げしました。閉まらないように特注支持ステーで固定します。
つづいて洗濯槽カバー周囲のビス6本をとり洗濯槽カバーをとります。
↑洗濯槽カバー裏の汚れ
↑ここまでに外したネジ類 左からパルセーターの固定ネジとギザワッシャー、パルセーター裏側のワッシャー、操作パネル上の隠しビス2本と蓋、上部パネル後方のボルト2本、操作パネル下のビス5本、洗濯槽カバーのビス6本
↑脱水槽外し 38mmの6角ナットを専用工具(ハンマーレスフランジナット回し)で緩め外します。とても高い金属音がするので事前にお客様にお伝えしておきます。
↑脱水槽の固定金具
↑脱水槽引き揚げ 脱水槽が軸に固着していて手で引き揚げ出来なかったため特殊工具(ギヤプーラー3本爪)を使いシフトアップして引き抜きしました。
↑洗濯槽内部の汚れ 脱水槽ドラムを抜き出しました。普段、この中で洗濯をしていたと思うと・・・。
↑脱水槽ドラム カビ、水垢、洗剤カス、繊維クズなどで厳しく汚れています。これらが洗濯中に剥がれ洗濯物に付着します。
↑脱水槽ドラムに付着した汚れ
⇩クリーニング後はこちら
↑屋外で高圧洗浄して各パーツはキレイに。ステンレスドラムもピカピカ!
↑脱水槽ドラム裏底もご覧のように。
↑洗濯槽もキレイになりました。
↑組立 キレイになったパーツを元のように組立します。
↑動作確認 スイッチを入れ動作確認してOK。作業時間は予定通り2時間30分でした。
【あとがき】
洗濯機もエアコンと同様にカビは付着してしまいます。洗剤や柔軟剤は所定量を使い過度に使わない方がいいです。残った洗剤はカビの餌になります。また、洗濯を終えたら洗濯機の蓋は開けておき密閉しないことです。
洗濯機もエアコンと同じように定期的な分解クリーニングをお勧めします。各種ハウスクリーニング、エアコン・洗濯機クリーニングのご用命はシャインクリーンにどうぞ。感動と満足をしていただけるような仕事を心がけて暮らしを快適にするサービスをご提供します。ありがとうございました。