📖店長ブログ
北杜市のご家庭で2018年製 パナソニックお掃除機能付きエアコンCS-X808C2 (アクティブクリーン)を分解クリーニングしました。
お客様の話では3年くらい前にどこかのクリーニング業者にクリーニングを頼んだとのことでしたがお掃除ロボットの配線などはメーカー出荷時のままでしたのでクリーニングするのにお掃除ロボットは外さなかったと思われます。いい加減な業者はどんな職種でもいます。
↑リビングに設置されています。 動作確認後、電源プラグを抜き分解開始。フロントパネル、アクティブクリーンフィルター、エアフィルター、ルーバー、底板、基盤前パネル、サイドパネル、お掃除ロボットなどを外します。
↑型式 CS-X808C2 2018年製 冷房能力8.0kW(26畳用)
↑左右風向ルーバーパネルを稼働させるためのL型のバーが左右にあるので折らないよう慎重に接続部を分離します。シリコンスプレーを接続部に噴霧すると破損のリスクが落ち外しやすいです。
↑吹き出し口、送風ファンの汚れです。
↑お掃除ロボットを外すために干渉する配線、コネクター、ヒラ端子などを外します。左サイドにあるダストファンの接続部を外すと威圧感のあるお掃除ロボットはごそっと外れます。
↑お掃除ロボットを外しました。アルミフィンは厳しく汚れています。顔を近づけると強く湿った異臭が漂います。
↑エアコン左側に回収したホコリを屋外に排出するダクトがありますがホコリが目詰まりしていました。こんなに詰まったホコリを屋外に排出できるほどパナソニックのダストファンに馬力があるのかは不明です。
↑分解した部品 写真一番上のアクティブクリーンフィルターは2年程度で交換することになるとメーカーの取説に書かれています。2年毎にお客様負担で買い替えさせるような仕様はいかがなものかと思います。メーカーが言うほどの効果があるのか自分はわかりません。
↑お掃除ロボットはとても大きくて重量もあります。ビスを外し終えたあと 天板側の奥がかなり固く嵌っているので少し外しづらいかもしれません。日立の白くまくんのお掃除ユニットも天板奥側が固く嵌っています。
↑養生 エアコン周囲を養生し高圧洗浄に入ります。当店は市販の洗浄シートは使わず現場ごとにマスカーと養生ポリシートで手養生しています。養生ポリシート正面に開口スペースがとれここで分解した部品の高圧洗浄もできるので作業はより速くキレイになり効率的です。
↑吹き出し口、送風ファンの高圧洗浄後です。
↑アルミフィンの高圧洗浄後です。
【あとがき】パナソニックエオリアのXシリーズの分解クリーニングのポイントは アクティブクリーンフィルターとルーバーの稼働バーの着脱です。見た目、お掃除ロボットが大きくて威圧感がありますが分解組立は意外と難しくはないです。
今日は午前中、北杜市で作業して午後は都留市での作業で山梨県の西部から東部までの長距離となりました。週明けの台風10号の動きが心配です。