📖店長ブログ
南都留郡富士河口湖町で2012年製 パナソニックの縦型洗濯機NA-FS90H5を分解クリーニングしました。分解していくと各所に汚れが強く付着している状況でした。
↑洗濯機周りが少し狭く作業しづらい状況でした。洗濯機クリーニングは洗濯パンから一度、持ち出して分解します。
↑型式 NA-FS90H5 2012年製 洗濯容量9.0kg
↑分解 動作確認後、止水し電源プラグとアースを抜きます。つづいて両サイドの隠しビスと背面両端のビスを取ります。右奥の電線が張っていて上部パネルが十分に立ち上がらないので電線を固定しているブッシュマウントタイを解除して少し余裕をもたせます。次に内蓋兼洗濯槽カバー周囲の固定ビスを外し内蓋を外します。この固定ビスはステンレス製の場合が多く ドライバーの磁石につかないので洗濯機の隙間に落とさないよう注意します。
↑パルセーターを外しました。裏側はカビ、洗剤カス、水垢などで強く汚れていました。
↑脱水槽を固定している6角 38㍉フランジナットを専用工具(ハンマーレスフランジナット回し)で外します。
↑脱水槽が固着していたのでギアプーラー3本爪で引き上げしようとしましたがパナソニックの脱水槽の底はギアプーラーの爪が引っかからない場合が多くこの脱水槽もダメでした。仕方なく手で持ち上げる方法にしましたので脱水槽を外すのに20分もかかってしまいました。
↑脱水槽の側面の汚れ 洗剤カス、水垢などが強く付着しています。クリーニング前の脱水槽や洗濯槽の状況をお客様に見ていただきました。
↑脱水槽裏底の汚れ 凹凸に水垢や洗剤カスなどが入り込んでいます。
↑洗濯槽の汚れ ヘドロのように厳しい汚れです。普段、この中で洗濯していたのが現実です。
↑各部品のクリーニング後です。
↑脱水槽のクリーニング後です。ステンレスがピカピカに輝いています。
↑脱水槽裏底のクリーニング後です。
↑洗濯槽のクリーニング後です。
↑元のように組立し キレイにした洗濯パンに戻し動作確認しOKでした。
【あとがき】
洗濯機クリーニングを終えたあとすぐに笛吹市に向かいお掃除機能付きエアコンを2台クリーニングしました。時間も心にもあまり余裕がない移動でした。
パナソニックの縦型洗濯機の脱水槽を引き抜く時、ギアプーラーを使えない場合が多く苦労します。他のメーカーのようにギアプーラーが使用できるように底の形状を変えて欲しいといつも思っています。