📖店長ブログ
南アルプス市で2020年製パナソニックのお掃除機能付きエアコン エオリアXシリーズ CS-X400D2を分解クリーニングしました。PP樹脂製で蛇腹のアクティブクリーンフィルターが内蔵されている高機能エアコンです。
↑リビングと和室で使っているエアコンです。
↑型式 CS-X400D2 2020年製 冷房能力4.0kW(14畳用)
↑フロントパネルを上げ、エアフィルターを取るためアクティブクリーンフィルターを上部に稼働させてからオレンジの固定パーツ3箇所解除して通常のエアフィルターを外します。
リモコンの「手動おそうじ」ボタンを5秒押し続けるとアクティブクリーンフィルターが上部に移動します。エアフィルターを外したら停止ボタンを押しアクティブクリーンフィルターを元の位置に戻しPP樹脂製のアクティブクリーンフィルターを外します。このアクティブクリーンフィルターは水濡れ厳禁です。
↑アクティブクリーンフィルター(ポリプロピレン樹脂製)の交換目安は約2年と表記されています。税込4,400円ですが2年ごとにお客様に負担させるメーカーの考え方はいかがなものかと思います。
↑アクティブクリーンフィルター
↑電装部のカバーパネルを外します。 このカバーパネルは組立するとき下端がお掃除ロボットの下端の隙間に入れづらいです。
↑ルーバーパネルを外します。一番下のルーバーパネルは左右のストッパーを解除し 左右風向ルーバーを稼働させるアームの端部を離して外します。
↑底板と左右のコーナーパネルを先に外さないとサイドパネルは外せません。お掃除ロボットやモーターなどに繋がる配線、コネクターや平端子などを外しお掃除ロボットを外します。不慣れなひとは配線の通りを写真に撮っておくと組立の時、迷いません。
↑お掃除ロボットを外し終えました。配線端部や電装部、エアコン周囲を養生して高圧洗浄に備えます。
↑お掃除ロボットほか分解したパーツです。このXシリーズのお掃除ロボットはとても大きくて重いです。
↑吹き出し口、送風ファン カビが付着していますが重篤ではありません。
↑アルミフィン 汚れは軽度です。
↑吹き出し口、送風ファンのクリーニング後 高圧洗浄でカビは一掃されました。
↑アルミフィンのクリーニング後
↑汚水 エアコンを高圧洗浄して回収した洗浄水は黒く汚れていました。カビ、ホコリ、雑菌などが含まれています。
↑組立、動作確認 キレイにしたパーツを元のように組立し動作確認も正常でした。少し複雑なエアコンですが作業はとても順調で2時間で終了しました。
【あとがき】パナソニックのエオリアXシリーズのアクティブクリーンフィルターはどの程度の効果があるのかはっきり分りませんが 個人的には無くてもいいかなぁと思います。メーカーの製品開発部門は常に何か新しい機能を考えていると思いますがもっとお客様がお金や手間をかけないでメンテナンスできる仕様を第一に考えてもらいたいと思います。
不慣れな人がこのXシリーズを分解すると機種の大きさや混み入った電装部に圧倒されますが 慣れてしまえば難しくなく楽しく作業できます。明日は山梨市で作業を予定しています。