📖店長ブログ
南アルプス市で2021年製パナソニックのお掃除機能付きエアコンエオリアCS-X561D2を分解洗浄しました。第二子の出産を控えた奥様とお子様のためにとご主人からエアコンクリーニングのご依頼をいただきました。パナソニックの高機能エアコンエオリアのXシリーズです。
↑リビングのエアコンです。左壁とのスペースがなくて左サイドにあるダストファンの接続部の着脱で少し苦戦しました。
↑型式 パナソニック 2021年製 CS-X561D2 冷房能力5.6kW(18畳用)
↑分解 動作確認後電源プラグを抜きフロントパネル、アクティブクリーンフィルター、フィルター、ルーバー、基盤カバーパネル、コーナーパネル、サイドパネル、お掃除ロボットなどを外します。
↑ルーバーの左右のピンロックを解除し 左右風向ルーバーを稼働させるフレームの接続部を解除させ いちばん下のルーバーを外します。
↑正面電装部 お掃除ロボットを外すのに干渉する配線、コネクターを基盤から外しお掃除ロボットを外します。左から右から多くの配線が横断しています。
↑外したお掃除ロボットはとても大きく重量もあります。普通のエアフィルター以外にポリプロピレン樹脂製の蛇腹フィルターが設置されています。2年使ったら交換するようにとエアコンにシールが貼られていますがたった2年しかもたないようなものをお客様に負担させるような仕様を考えたこのメーカーの開発部門はどうかしてます。
↑分解したパーツです。 このうち小さなルーバーはかなり湾曲させないと着脱できないです。年月が経つとプラスチックが硬化して湾曲に耐えられずに折れる可能性が高いと感じました。
↑吹き出し口、ファン カビが付着して汚れています。
↑お掃除ロボットを外しました。
↑養生 配線端部、電装部、エアコン周囲をマスカーや養生ポリシートで養生し高圧洗浄します。ルーバーのモーターなども濡らさないよう養生テープで覆います。
↑吹き出し口、ファンの高圧洗浄後です。 ご覧のようにキレイに。
↑アルミフィンの高圧洗浄後です。
↑汚水
↑組立、動作確認 元のように組立し動作確認をしてOKでした。丁度2時間の作業でした。
【あとがき】
パナソニックのXシリーズも初期のものはアクティブクリーンフィルターのない仕様でした。これがどの程度の効果を持っているかは明確には分かりませんが お客様やクリーニング業者がメンテナンスしやすいものを開発、販売して欲しいと思います。各メーカーとも新機種はますます複雑な構造になっていると感じます。