📖店長ブログ
笛吹市四日市場で2011年製 パナソニックのお掃除機能付きエアコンCS-501CXR2とCS-EX281Cを分解クリーニングしました。愛犬がいるのでエアコンは1年を通して使用しているとのことで熱交換器や吹き出し口、送風ファンなどは厳しくカビが付着する重篤な状況でした。 リビングのエアコンクリーニングの様子をご覧いただきます。
↑リビングのエアコン
↑型式 2011年製 冷房能力5.0kW(16畳用)
↑分解 フロントパネル、フィルター、サイドパネル、ルーバー、受光部パネル、ダストファン、お掃除ロボットを順に外します。受光部パネルとお掃除ロボットとダストファンを外すため 電装部に繋がる混み入った配線とコネクターをたくさん外す必要があります。ルーバーはサイドパネルを外した後でないと外すことができない機種です。
↑アルミフィン(熱交換器)全体がカビとホコリで覆われていて真っ黒です。顔を近づけると湿った異臭が漂います。このまま高圧洗浄するとドレンホースがカビやホコリで詰まり 結露水が室内に漏れる可能性があるので一旦エアコン洗浄剤とブラシで汚れを除去しました。
↑吹き出し口、送風ファン 強くカビが付着して固まっています。カビ菌を室内に放出している状況で人やペットちゃんの健康によくありません。この状態では設定温度を最低にしてもあまり冷えませんしエアコンに余計な負荷をかけてしまっています。
↑養生 エアコン周囲と電装部周囲をマスカーや養生ポリシートで養生し高圧洗浄に備えます。当店は市販の洗浄カバーは使わず都度、養生ポリシートとマスカーを使い手養生しています。
↑アルミフィンの高圧洗浄後です。真っ黒だったのがアルミ色に戻りました。エアコン効率もアップすることでしょう。
↑吹き出し口、送風ファンの高圧洗浄後です。付着していたカビは一掃され心地いいエアコンの風が注がれるように戻りました。
↑汚水 エアコンを高圧洗浄した洗浄水はご覧のように墨汁のように真っ黒でした。カビ、ホコリ、雑菌などが含まれています。
↑組立、動作確認 動作確認でタイマー点滅のエラーが表示されました。リモコンでエラー内容を確認するとダストファンに関するエラーでしたので再分解しました。電装部の配線をチェックしコネクターを着脱し再確認しましたがタイマー点滅はなおりませんでした。再び分解しお掃除ロボット、ダストファンを外し再取付したところようやくタイマー点滅は治りました。ダストファンの嵌合部がきちんと奥まではまっていなかったようでした。お客様にご迷惑をおかけしました。
2~3年毎の定期的なエアコンクリーニングをおすすめします。
明日は甲府市で洗濯機クリーニングを予定しています。ありがとうございました。