📖店長ブログ
富士吉田市で2018年製 東芝製ですがジャパネットオリジナルの洗濯機AW-95JDを分解クリーニングさせていただきました。購入して5年弱ですが分解すると各所にカビ、洗剤カス、ホコリ、水垢などが強く付着していました。分解高圧洗浄で細部までキレイに。クリーニング状況をご覧ください。
↑分解 動作確認して止水し電源プラグ、給水ホースを外します。作業スペースが狭くて少し苦労しました。
↑型式 AW-95JD 2018年製 洗濯容量9.5kg ジャパネットオリジナルモデル
↑背面のビスを2箇所外し後部のパネルをとり 内側左右のビス2箇所を外します。片方のビスにはアースが繋がっています。つづいて操作パネルの手前左右の引っ掛かりを手前側にズラせば上部パネルを後方に立ち上げ出来ます。ただ、奥の左右にある配線とパイプに余裕がないので45度位しか立ち上げできません。背面の亜鉛鉄板パネルを外して配線や水位センサーパイプの固定を緩め余裕をもたせる必要があります
↑背面 右側の茶色の本体パネルの内側に這っている配線に余裕を持たせるためプラスチックの配線カバーや亜鉛鉄板製の配線クランプやビスを一時的に外します。左側の水位センサーパイプにも余裕を持たせます
↑上部パネル立ち上げ 閉まらぬように特注支持ステーで固定します。洗濯槽カバー周囲の引っ掛かりをずらして洗濯槽カバーを外します。洗剤投入ケースも外します。
↑洗剤投入ケース内側 洗剤投入ケースを外したら洗剤カスにカビが付着しヘドロ状態でした。
↑パルセーター裏と洗濯槽カバー 渦を作る回転翼(パルセーター)の裏側は洗剤カス、カビ、水垢などで汚れています。洗濯槽カバーも洗剤カスやカビ、ホコリなど付着しています。
↑脱水槽ドラム外し 脱水槽ドラムを固定している4本の10㍉6角ボルトをTレンチで緩め外します
↑10㍉6角ボルト 頭はかなり錆びついていました
↑洗濯槽の汚れ 洗濯カス、水垢、カビなど強く付着しています
↑脱水槽ドラム 全体に洗剤カス、水垢、カビなどが付着し変色しています
↑脱水槽ドラム裏底 凹凸になっているので汚れが入り込んでいます
↑脱水槽ドラムのクリーニング後 ステンレスが輝いてピカピカです。バランサーや糸くずフィルター固定部も外してキレイになっています。
↑脱水槽ドラム裏底のクリーニング後 ご覧のようにキレイに。黒い金属板も外してクリーニングしてあります
↑パルセータークリーニング後 あれほど汚れていたパルセーターはスッキリと。
↑その他パーツのクリーニング後
↑洗濯槽のクリーニング後 ヌメリが除去されキレイに。防カビ処理もし各パーツを元のように組立し外装や排水口、床などもクリーニングし動作確認して終了
【あとがき】
洗濯容量9.5kgの大型洗濯機でした。東芝の洗濯機は配線やパイプに余裕がなく取付されていますので必ず背板を外します。配線カバーやインシュロックを取り本体から離して余裕をもたせることで本体パネルが垂直近くまで立ち上げ可能になります。