📖店長ブログ
2021年5月8日、富士吉田市で2004年製 東芝洗濯機AW-42SAを分解クリーニングさせていただきました。17年前の洗濯機ですので 脱水槽を外すときボルトの錆びつきや洗剤による固着でかなり苦労しました。
↑電源プラグ、給水ホースを外し分解開始です。
最初に渦を作る回転翼(パルセーター)を外します。パルセーター裏のワッシャーを無くさないよう注意します。
↑型式 東芝 2004年製 AW-42SA 洗濯容量4.2kg
↑上部パネルの立ち上げ 後方のビス2本と手前の爪2箇所解除すると上部パネルを後方に立ち上げできるシンプルな構造です。手前の爪2箇所は操作パネルを外すと外しやすくなります。操作パネルは右上の隠しビスをとり右側にスライドさせるとパカっと外せます。
つづいて脱水槽カバーを外し脱水槽固定ボルトを緩め外します。
↑外したパルセーター、脱水槽カバー 予想していたよりもパルセーター裏側に汚れはありませんでした。
↑脱水槽固定ボルトを外しました。 スチール製の10mm6角ボルト4本が錆び付いてTレンチで回らなくお客様に脱水槽を押さえつけてもらいようやく外せました。古くて錆び付いている場合、強い力で外そうとすると6角ボルトが折れてしまうこともあるので電動工具は使いませんでした。
更にその後が大変でした。脱水槽の軸付近が洗剤カスや汚れで固着していたため抜き出せませんでした。この脱水槽は引き揚げ専用工具(ギヤプーラー)を使えない構造です。潤滑油をスプレーしたりドライヤーで温めたりしてからお客様に洗濯槽を押さえていただき 引っ張ったり回したり傾けてたりしてやっとのこと外せました。脱水槽を外すのに30分もかかってしまいました。
↑固定ビス 10㍉6角ボルト 錆びて腐食しかけている部分もあります。
↑脱水槽を抜き出しました。洗濯槽はカビ、洗剤カス、水垢などでヌメリがあります。汚れは上部と底に集中しています。
↑洗濯槽上部の汚れ 水垢、カビ、洗剤カスなどが厳しく付着しています。
↑脱水槽底の裏側 凹凸部に厳しくカビ、洗剤カス、水垢が付着しています。
↑脱水槽外側の汚れ 上部と底部が特に汚れています。
↑脱水槽外側の縁周り この脱水槽はステンレス製ではなくプラスチック製です。洗剤カスや水垢汚れが強く付着しています。
クリーニング後はこちら⇩
↑脱水槽内側の洗浄後です。キレイになりましたね。
↑脱水槽底裏側の洗浄後です。 屋外で洗剤、ブラシ、高圧洗浄機を使いキレイにしました。
↑脱水槽外側の洗浄後です。 脱水槽は凸凹している部分が多いので掃除しづらい構造です。
↑洗濯槽の洗浄後 汚れを除去してキレイに! 明日からまた楽しくお洗濯していただけると思います。
↑組立 脱水槽を元のように戻しボルトで固定します。
↑パルセーターの洗浄後です。
【あとがき】
最近作業したエアコンや洗濯機はかなり古いものがつづいています。今日は17年間使用している洗濯機でしたので思わぬことが起りました。脱水槽の固定ボルトが錆びついていてスムーズに取れなかったり脱水槽が固着して外れなかったりと予想以上でした。今日はお客様の手をお借りして本当に助かりました。
各種ハウスクリーニング、エアコン・洗濯機クリーニングのご依頼はシャインクリーンにどうぞ。感動と満足をしていただけるような仕事を心がけ暮らしを快適にするサービスをご提供します。ありがとうございました。
明日は新型コロナウイルスのワクチン接種のためお休みです。