📖店長ブログ
2021年4月16日、富士吉田市のご家庭で2011年製 パナソニックの洗濯機NA-FR80S3を分解クリーニングさせていただきました。
定期的に洗濯槽専用洗剤でお手入れなさっていること、洗濯洗剤や柔軟剤は必要以上に使用せず定量を守っていることなどの理由で 10年間の使用なのに汚れは厳しいものではありませんでした。
↑型式 パナソニック 2011年製 NA-FR80S3 洗濯容量8.0kg
↑パルセーター 止水し電源プラグ、アース、給水管を外します。最初にパルセーター(渦を作る回転翼)を外します。
↑パルセーター裏 ひっくり返すと水垢、洗剤カス、カビなどで汚れています。
↑上部パネルの立ち上げ 固定ビスを外し上部パネルを後方に立ち上げ、奥の3箇所の蛇腹ゴムダクトのスチールクリップを緩め脱水槽カバーと縁を切ります。上部パネルが閉じないように特注支持ステーで固定し作業を進めます。
内蓋兼脱水槽カバー周囲のビス10箇所と爪2箇所を外し 内蓋兼脱水槽カバーをとります。
↑脱水槽ドラム外し 脱水槽ドラムを固定している強固な金具を専用工具(ハンマーレスフランジナット回し)で緩め外します。大きな金属音がするので事前にお客様にお伝えしました。
↑脱水槽固定金具 2種類の固定金具です。
↑脱水槽引き抜き金具 脱水槽固定金具を外しても軸に洗剤カスや汚れで固着していて手で引き上げできませんでした。このような時に使用する専用工具(ギヤプーラー)がありこれを使い抜き出しました。
↑脱水槽ドラム 底の裏側は洗剤カス、カビ、水垢などが強く付着していました。 この部分は除菌クリーニングというような分解しない方法だとキレイにできません。
↑洗濯槽内部 想像していたより汚れは軽度でした。定期的な専用洗剤での洗浄をしていた成果でしょうか。
洗浄後はこちらです。⇩
↑脱水槽ドラムの洗浄後 底の凹凸に入り込んでいた汚れも高圧洗浄でスッキリと。
↑洗濯槽洗浄後 洗剤カス、カビ、ヌメリなどを除去してキレイに。
↑パルセーター洗浄後 ご覧のようになりました。
↑内蓋兼脱水槽カバー内側の洗浄後 付着していたカビやヌメリを除去してキレイです。
↑洗濯パン洗浄後 洗濯パンや排水口もキレイに。
↑組立・動作確認 分解したパーツを元のように組立し動作確認してOK。作業時間は2時間45分でした。
【あとがき】
現在、洗濯機クリーニングの方法は大きく2種類あります。ひとつは当店が行なっている脱水槽ドラムを抜き出してキレイにする方法と脱水槽ドラムを抜き出さないで発泡洗剤を入れ電動ブラシで脱水槽と洗濯槽の隙間を擦るという方法です。後者は除菌クリーニングという名前がついています。
以前、この2つの方法を自分がやってみましたが後者の除菌クリーニングは電動ブラシが脱水槽底の裏側は全く届かないので汚れが残ってしまいます。中途半端な洗濯機クリーニングなので自分は除菌クリーニングは行っていません。
各種ハウスクリーニング、エアコン・洗濯機クリーニングなどのご依頼はシャインクリーンにどうぞ。感動と満足をしていただけるような仕事を心がけ 暮らしを快適にするサービスをご提供します。ありがとうございました。