📖店長ブログ
2021年3月6日、南アルプス市のご家庭で2015年製 シャープの洗濯機ES-TX840を分解クリーニングさせていただきました。
↑型式 シャープ 2015年製 ES-TX840 洗濯容量8.0kg
↑分解スタート。 動作確認後、止水し電源プラグ、アース、給水ホース、風呂水吸水ホース、洗剤ケース、フィルター、排水ホースなどを外します。
↑パルセーターを外します。 真ん中のネジと湾曲ギザワッシャーをとってパルセーターを引き揚げます。パルセーターは裏側が密着していることが多いのでCフックスクリューネジを2個使うと簡単に持ち上がります。
↑脱水槽の固定ボルト 10㍉の6角ボルト4本で脱水槽は固定されています。パルセーターの裏側にワッシャーが貼り付いていることがあるので無くさないよう注意します。
↑蛇腹ゴムカバー この洗濯機は脱水槽カバーと上部パネルの間は蛇腹ゴムで繋がっています。脱水槽カバーに固定されている7箇所の隠しビスをとり上部パネルと脱水槽カバーの縁を切ります。
↑背面の亜鉛鉄板カバーと亜鉛鉄板カバーの上にある電装ボックスカバーを外します。これを外さないで上部パネルを後方に立ち上げると電装ボックスカバーの上に食い込んでプラスチックが割れてしまいます。
もしカバーを破損させて交換する場合は パーツは販売しておらずメーカー対応になります(シャープのお客様担当窓口に連絡してサービスマンが補修しに来るというスタイルですので自分で簡単に交換できるにもかかわらず部品だけの販売はしてくれません)
↑上部パネル立ち上げ 上部パネルを固定しているビス4本を外し上部パネルを後方に立ち上げします。上部パネルが閉まらぬよう特注支持ステーで固定します。
↑脱水槽カバーを外しました。脱水槽の固定ボルト4本をTレンチで緩め外します。
↑外した脱水槽固定ボルトとTレンチ
↑6角の10㍉ボルト スチール製のためかなり錆びています。
↑洗濯槽の汚れです。
↑脱水槽内部の汚れ 上部のバランスリングの縁は厳しく汚れが付着しています。満水にしてもこの位置まで水が溜まらないので汚れやすい部位です。
↑糸くずフィルターの装着パーツを外すとご覧のような状態でした。
↑脱水槽底裏 水垢や洗剤カスなどでヌメリがあります。
↑脱水槽側面 穴なし脱水槽に水垢、洗剤カス、カビなどが付着してくすんでいます。
クリーニング後は こちら⇩
↑パーツ洗浄後 屋外でキレイにしました。ステンレス脱水槽もピカピカに。
↑脱水槽、パルセーターなどの洗浄後 キレイになりました。
↑洗濯槽洗浄後です。明日からまた楽しく洗濯していただけます。
↑組立・動作確認
最後に洗濯パン、排水ホース、排水口も清掃しました。分解したパーツを元のように組立し動作確認もOK。2時間30分の作業でした。
【あとがき】
脱水槽に穴があいてないのはシャープだけの特徴です。ただ、穴があってもなくても同じように汚れてしまいます。エアコンやレンジフードと同じように定期的な分解クリーニングをお勧めします。
エアコンクリーニング、洗濯機クリーニングほか各種ハウスクリーニングのご依頼はシャインクリーンにどうぞ。感動と満足をしていただけるような仕事を心がけ 暮らしを快適にするサービスをご提供します。ありがとうございました。