📖店長ブログ
2021年2月15日、中巨摩郡昭和町のご家庭で和室押入の上部にある収納(天袋)に設置してあるエアコンのクリーニングをさせていただきました。天袋の位置だと壁埋込型エアコンを取付けることが多いですがノーマル壁掛エアコンでした。
なぜこの場所に壁掛エアコンをつけたのかお客様に確認しませんでしたが 設置でそのようになっていたのかもしれません。冷房を使用した際、結露水が漏れる恐れがあるのでお勧めできません。また、暖房を使う時に風向ルーバーパネルが下向きになりますので暖気が押入の上に向かって出てしまい部屋がなかなか暖まりません。エアコン効率はとても低下します。
↑設置状況確認、動作確認して分解開始です。天袋の奥に設置されていますので作業中、水漏れさせぬよう慎重に作業する必要があります。
↑型式 パナソニックCS-224CJ 2014年製 冷房能力2.2kW 6畳用
↑養生 すぐ下が押入で平坦になっています。奥行きがあり水勾配をつけづらい状況ですのでスムーズに洗浄水が手前に流れるように注意しながらの高圧洗浄でした。
↑吹き出し口 点々と黒カビが付着していました。
↑吹き出し口、高圧洗浄して奥までキレイに。
↑アルミフィンも高圧洗浄して細部までスッキリ。 エアコン吹き出し口のすぐ下にコンセントが設置されていました。このような位置にコンセントをつけるのは避けた方がいいです。
↑組立、動作確認してOKでしたが暖房の風は部屋のほうに行かず押入に向かいます。リモコンでルーバーの角度を水平に調整しないと部屋のほうに暖気が届きません。
【あとがき】
設計図書がこのような仕様になっていたのでしょうか?不明ですがあまりお勧めできないエアコンの設置状況でした。
エアコン取付業者さんの一部に取付標準を守らないで適当に設置していることが見受けられます。壁や天井とのスペースをとらないでつけたり壁の配管穴にスリーブを通さなかったり穴塞ぎしないなど色々です。
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