📖店長ブログ
2021年2月9日、日立のお掃除機能付きエアコンRAS-MBK40C2のクリーニングにお邪魔した笛吹市内のご家庭で パーツを分解したところ大変な状態になっていました。お客様は「以前からエアコンの中でネズミか何かが動いている音が聞こえるんです」ということでしたので慎重にエアコンを分解していきました。
↑動作確認で吹き出し口にカビの付着が確認でき カビ臭い風が吹き出してきました。電源プラグを抜き前面パネル、ルーバーパネル、エアフィルター、本体パネル、お掃除ユニットなどを外します。
↑型式 日立白くまくん 2013年製 RAS-MBK40C2 冷房能力4.0kW
↑本体パネルを外そうと手前にずらしたらネズミの糞が大量に落下してきました。
↑本体パネル内側の底板にご覧のようなネズミの糞が大量に溜まっていました。これほどの糞が溜まっていたのは初めてです。
↑大変です。配管カバーや断熱材が食いちぎられてしまい配管が剥き出しになっています。お客様にすぐにでもエアコン工事業者さんに連絡して補修してもらった方がいいとご説明しました。
↑ドレンホースや冷媒管を通すため開けた壁穴にスリーブを通してなかったり穴を塞いでなかっためにネズミがこの隙間からエアコン内部に行き来していたようです。
↑糞尿のシミがクロスに垂れ 配管カバーは無惨な姿になっています。電源ケーブルカバーをかじられていたら火災になる可能性がありとても危険です。
↑エアフィルターの洗浄前と洗浄後です。目詰まりして真っ黒でした。
↑吹き出し口の洗浄前です。左右風向ルーバーやシロッコファンにカビが強く付着しています。
↑吹き出し口を高圧洗浄した後です。
↑本体パネル内側の洗浄後です。キレイになりました。
↑高圧洗浄した洗浄水は 真っ黒に汚れていました。
【あとがき】
エアコン取付工事する際、配管を通すため壁に穴を開けますが スリーブを入れなかったりパテで穴塞ぎしない工事業者さんは意外と多いです。配管穴は本体パネルの中に隠してしまう場合が多いので気がつきません。配管穴以外にドレンホースの先から室内にゴキブリやムカデなど不快害虫が入ることもあります。
以前、「エアコン内部にコオロギがいて夜中じゅう鳴いていて五月蠅くて眠れない」というお客様からエアコンクリーニングのご依頼をいただいたことがあります。エアコン内部に住み着いていたコオロギは無事捕獲してお客様は一安心でした。
各種エアコンクリーニング、洗濯機クリーニングのご依頼は専門店のシャインクリーンにどうぞ。感動と満足をしていただけるような仕事を心がけています。ありがとうございました。