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📖店長ブログ

2024-06-04 11:16:00

南アルプスで2019年製の日立縦型洗濯機ビートウォッシュBW-V80Cを分解クリーニングしました。洗濯すると洗濯物にワカメのようなカスが付着するようになり困っていたとのことです。

 

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↑分解 動作確認して止水。電源プラグ、アース、給水管を外します。 

 

 

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↑型式 BW-V80C 2019年製

 

 

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↑後方左右の隠し蓋を開けロングボルトを外します。プラスドライバーだとミゾをナメる場合があるので7㍉6角ベクトルナットドライバーを使います。これは以外と大事で安易に電ドラを使ってしまう人が多いですが ロングボルトは穴の底にあるのでミゾをナメたらそこで作業は終わってしまいます。

 

 

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↑操作パネルの隠しビスを2箇所外し 内側の固定ビス5箇所取ります。

 

 

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 ↑柔軟剤投入ケースに繋がるゴムダクトのスチールバンドを緩め 洗濯槽カバーと縁を切ると上部パネルを後方に大きく立ち上げできます。閉まらぬよう特注支持ステーで固定しておきます。つづいて洗濯槽カバー周囲のビス6箇所取り 洗濯槽カバーを外します。

 

 

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 ↑パルセーターを外します。まず真ん中の固定ネジとギザワッシャーを取ります。パルセーターをつかむところがないのでCフックスクリューネジを穴に軽くねじ込んでそこに指を掛け引き揚げます。裏側にワッシャーがあるので無くさないよう保管します。

 

 

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 ↑脱水槽の38㍉6角フランジナットをハンマーレスフランジナット回しで緩め外します。6角フランジナットはものすごくキツく固定されています。外すときとつける時にとても高い金属音がするので 事前にお客様にお伝えしておきました。

 

 

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 ↑脱水槽ドラムが軸に固着していたのでギアプーラー(100㍉の3本爪)で引き揚げ抜き出しました。

 

 

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 ↑洗濯槽の汚れ   水垢、カビ、洗剤カスなどが付着しています。

 

 

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↑脱水槽ドラムの汚れ

 

 

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↑脱水槽ほかのクリーニング後です。分解した部品を浴室の洗い場で洗浄する業者さんが多いですが 浴室を使われることを嫌うお客様もいますので当店は屋外で洗浄しています。雨が降ったらカッパを着て屋外でクリーニングします。

 

 

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↑パルセーター裏のクリーニング後です。

 

 

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↑洗濯槽のクリーニング後です。

 

 

【あとがき】洗濯槽や脱水槽は水垢、カビ、洗剤カスなどで汚れ洗濯中にそれらが剥がれ洗濯物に付着するようになります。エアコンと同じように定期的な分解クリーニングをお勧めします。

ビートウォッシュは分解組立の簡単なタイプと複雑なタイプがあります。今日のようなVシリーズは一般の縦型洗濯機と変わらない分解組立なので当店はビートウォッシュの代金加算はしていません。2時間で作業終了しました。「日立製は特別」だと理由のつかない追加費用をとるフランチャイズがありますので騙されないよう注意しましょう。