一概に何年ということは言えませんが エアコンには設計上の「標準使用期間」という安全に使える期間の目安が決められています。目安10年です。 さらに故障した時の部品について「補修部品の最低保有期間」がメーカー毎に決められていてシャープは9年、それ以外は10年です。そのため古いエアコンが故障したら補修できなくなってしまう理由です。古くなれば故障しやすくなるのは当然です。エアコンクリーニングのときにコネクターの抜き差しをしただけで基盤が壊れてしまうこともあるのでリスクを承知の上で作業ご依頼なさってください。
ただ、標準使用期間を過ぎたからと言ってすぐに壊れるというわけではありません。古いエアコンを使っているご家庭や店舗もあります。ただ、現在のものに比べて省エネになっていないので電気代が少し高くかかってしまいます。
エアコンは室内機と室外機のペアで機能するものです。室内機が大丈夫でも室外機が壊れるとエアコンは動きません。室外機だけ交換すればいいというものではなく片方が壊れたら室内機と室外機の両方を交換しなければなりません。
・2021年4月30日に当時42年前の三菱霧ヶ峰のエアコンを分解クリーニングしました。丁寧に使用すれば長く持つ事例です。