当店のエアコンクリーニングの方法について概略をご説明します。
①エアコンの下に傷防止マットを敷き 防水シートを敷きます(作業スペースとして畳2枚程度あると作業し易いです)
②エアコン周辺の什器が濡れたり汚れたりしないよう養生ポリシートで養生します
③分解前に動作確認をします
④電源プラグをコンセントから抜きます(天井埋込型はブレーカーを落とします)
⑤高圧洗浄できるように分解できるパーツ(本体カバー、エアフィルター、ダストボックス、ルーバーパネル、お掃除ユニットなど)を外します
⑥電装部やエアコン周囲および周辺什器を養生しエアコン付近のカーテンを横にズラします
⑦高圧洗浄するための機器や養生ポリシートをセットして高圧洗浄します(少し高い音がしますがご容赦ください)
⑧分解したパーツ(エアフィルター、ルーバー、本体カバーなど)をその場で高圧洗浄します。多くの業者さんは浴室の洗い場を使いますが当店は浴室はお借りしませんので普段通りのままで大丈夫です。お掃除ユニットなど濡らしてはいけないものは手作業で丁寧にクリーニングします
⑨各パーツを拭き上げ乾燥させてから元のように組立し動作確認します
⑩機材を片付け作業場所を清掃し作業終了
◎高圧洗浄で回収した汚水は 強アルカリ性です。ポリタンクに入れ持ち帰り中和させて廃棄します
◎ご許可いただければ各作業の途中やビフォーアフターなど記録するためにipadで写真を撮らせていただきます
◎エアコン下に大きなベッドがある場合、ベッドに乗り作業はしません。ほとんどのベッドはマットレスを外すと下に2分割のスノコがありますのでスノコを外し防水シートを敷き脚立をたて作業しています。
エアコンの完全分解洗浄について・・・ここ数年、ドレンパンとシロッコファンまで外して高圧洗浄クリーニングする方法がPRされています。昨今、エアコンクリーニングの受注競争が激しくなり他社と違うもので集客を図ろうと危機感を抱いた某フランチャイズの戦略です。ドレンパンとシロッコファンを分解するのでその分時間と代金がかかります。通常の方法に比べたら少しきれいになることは確かですが作業する人のスキル不足で故障・不具合・破損などが起きています。なお、東芝、ダイキンと古いシャープのエアコンのドレンパンは外せない構造になっていますのでこの完全分解は出来ません。
某有名フランチャイズは「従来のエアコンクリーニング方法では汚れが1/3も残っている」と今までそのフランチャイズが長年やってきたエアコンクリーニングを自ら否定しています。今までのエアコンクリーニングはダメだとむやみに不安を煽るのはいかがなものかと業者で話題になっています。当店もご依頼いただけば完全分解もしますが従来の方法でかなりキレイにできるのでそれで十分だと思っています。完全分解クリーニングしたとしても2年程度使っていれば 完全分解してもカビは同じように付着します。作業代金をアップさせるための口車にのらないよう注意してください。